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2009年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

さくらんぼ情報いろいろ

No. 20 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは、根っからの食いしんぼう かなちゃんです。

今日は十文字地域の「さくらんぼ前線」をお伝えしようとしたのですが、その前に、どうしても気になることがあるのです。

さくらんぼの「んぼ」って何?

気になって調べてみました。そしたら、

「んぼ」は「ん坊」の短称です。
坊ちゃんの「坊」。親しみのあるものに付ける、愛称です。


なるほどー!
「んぼ」がつく仲間に「つくしんぼ」や「暴れんぼ」、「甘えんぼ」などが挙げられますが、「坊」がつくと何だかかわいらしいですもんね。

つまり、「さくらんぼ」は、「さくらの坊」、さくらの坊ちゃんと言うことですね!

さくらんぼのことを正式には「桜桃(おうとう)」というそうです。そうだ、そう言えばあるところから上の世代の方たちが「おうとっこ」って言ってますよ。

「さくら」と「おうとう」は御先祖様が一緒です。
「さくら」をおいしい果実がなるように品種改良したものが「おうとう」です。

と書いてあるページを見つけました。

そうなると、「おうとう」の坊やだから「おうとん坊」になるはず。
でも、ここからは超仮説ですが「おうとんぼ」より響きがかわいらしい「さくらんぼ」になったのでは?

ふぅ、すっきりした。

・・・・・。だから何?!そんな声がそこかしこから聞こえてくるような・・・。

すみません。ここからはちゃんと「十文字さくらんぼ前線」をお伝えします。
6月中旬頃から収穫されるさくらんぼの今はこんな感じ!

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まだ青くって、「坊」真っ盛りって感じですね。

別の木を見るとちょっぴり赤くなっている実もありました。坊ちゃんが初恋した段階でしょうか。

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「十文字さくらんぼまつり」は6月15日から7月15日まで開催されます。
期間中「さくらんぼタネ飛ばし大会」も行われます。楽しそう!
「さくらんぼ祭り」に関する総合案内所は道の駅十文字になります。

「さくら」は見て楽しむもの。
「さくらんぼ」は見ても楽しい、食べても楽しい、二度楽しいWチャンス!

見てばかりじゃだめですよ。「うめっ!」さくらんぼをたっくさん食べてくださいね!

〔 906文字 〕

2009年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

お米食べましょう!

No. 19 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
炭水化物ダイエットが絶対できない、お米大好きかなちゃんです。

雄物川地域里見に向かう農道沿いに豊前集落があります。
そこの田んぼが大変賑わっていたので、物好きかなちゃんは突撃取材!

田んぼには見慣れない若者がたくさんいて、田植え機を運転したり、機械が入れないところは手で植えたりしていました。

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この方たちは、中部・東海地方にあるハンバーグレストランの若手店長さんです。
自分のお店に出すお米が、どんなところで、どのように作られているのか実際に目で見て、体験することで、お客様に自信を持ってご飯をお出しできるとのことでした。

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こちらのお店はご飯がおいしいと評判のお店。
「ハンバーグにはパンという方もいるかも知れませんが、当店メニューにパンはありません。とにかくおいしい米を食べていただかないと!」と熱く語る会社役員さん。

拍手~!!!やっぱり米でしょ!日本人なら!
この一番手前の店長さん、いかにもご飯食べそうな日本男児スマイルですね。

一仕事終えた後のご飯は、また格別!

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豊前のお母さん方が作ってくれるご飯がおいしくって、毎年来ているという方も中にはいました。
豊前の川で獲れた「ドジョウのから揚げ」が大好きという、先ほども登場した「ご飯大好きそうなスマイル店長さん」はどんぶりいっぱいドジョウを頬張っていました。

ドジョウが獲れるということは、水や川の環境がよいこと。田んぼの脇に咲くいろんな草花。それら全てが、ここの田んぼは安全だよ、安心だよと言っているようです。

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そして私たちもひとこと!
「まもなくデビューします。まだひよこだけどいい仕事します!うめっお米作ります!ぴよっ!

〔 725文字 〕

2度目の青旬

No. 18 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
私の旬はいつだったのかしら・・・。 そんなことを思う今日この頃のかなちゃんです。

このブログの第1回目を飾った「陽みつぱ」
陽みつぱは5月初旬まで収穫され、出荷を終えました。
陽みつぱの収穫後、畑にはまたまたみつぱ」が生えてきます。陽みつぱは茎が太くて白いのが特徴。でも、2回目に生えてくるのは私たちに染みある茎が緑色のいわゆる「三つ葉」

「みつぱ」であって「陽みつぱ」ではない。

ゆえに「陽みつぱ」としては出荷できないのです・・・、陽が当たらないのです、悲しいことに。

しかも、一度収穫した後に生えてくることをここら辺では「二番ボケ」と言います。
「二番ボケ」 
「ボケ」の語源は何でしょう。いわゆる「ボケ」呆けるのボケ、そして方言で「飛び出す、成長する」を意味するホケる。
私はずっと前者の意味としてとらえていたので、なんてかわいそうな言い方をするんだろうと思っていました。でも、調べてみたら後者の方が有力みたいです。

いずれにしても、せっかく勢いよくか、もしくはボケボケのタイミング?で出てきたのに、二番煎じには陽は当たらない・・・。

でも、そんな「みつぱ」に陽を当てたい!
二番ボケでも十分おいしそうではないですか!

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おひたしにして食べてみました。見た目はほうれん草のようです。
しゃきしゃきした食感、まんず「うめっ!」

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そしてこちらは「みつぱの麹漬け」。みつぱの漬物は初めて食べました。
漬物にも良く合うねぇ~。大雄産ホップを使ったビールのおつまみに最高なのでは!

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「もったいねぇ。」
こんなにおいしいものを使わない手はない。

「2度目の青旬」を迎えさせてあげたい!
只今かなちゃん、妄想中!

〔 729文字 〕

固める文化

No. 17 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
先日某テレビ番組で、「秋田県民は、マヨネーズで和えた野菜サラダを寒天で固めて食べる!?」 というのが取り上げられていました。

秋田県人以外のゲストのみんなが「うぇ~っ!」と顔をしかめていましたが、食べたら一様に「思ってたよりおいしい!これは、ありですね。」などと言っていました。

「んだべ~、うめんだって」とテレビに向かって私は言いました。

でも、こうやって特別に取り上げられて初めて、地域の食の特性がわかったりするものなんですね。

考えてみると横手のご婦人方は寒天を作るのが好きですよね。サラダに限らずいろんなものを固めてますよ。くるみ、黒ゴマ、しいたけやにんじんのきんぴら、たまご、フルーツ、そうめんなどなど、そのまま食べてもおいしいのに、わざわざ固めるっていうか、寒天にする。そして、ここがポイント!その寒天には想像を絶する大量の砂糖が投入されます。

寒天にする理由は何か・・・。私なりに考えてみました。

1.固めることにより、冷やして食べると喉ごしもよくおいしいから。
2.砂糖をたくさん入れることで甘くなり、疲れがとれるから。
3.寒天は海藻なので栄養価が高く健康に良いから。
4.保存しやすくなるから。
5.勝負品になるから。

実は5番の理由は大きいと思います。寒天は家でのお茶っこ飲みの時食べたりしますが、運動会、町内会、旅行、仏事の時など漬物と並んで必携の品。
寒天が上手に作れる人は一目置かれる存在になり、女っぷりがグンと上がります。
もし「寒天選手権」を開催したら結構白熱すると思うなぁ。

たまご寒天の白身と黄身のバランスが絶妙な人
奇想天外な材料を使い、食べるものの度肝を抜くようなもの作る人
色の魔術師のごとく芸術的な色使い、レインボー寒天を作る人

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くるみで表面がぎっしり覆われた「くるみ寒天」
これは、横手でよく見るベーシックな寒天です。十文字道の駅で購入。

横手の生活に馴染んでいる「寒天」。
道の駅では、普通に他のお土産品と並んで売られてました。
寒天の素だけじゃなく、いろいろ工夫された寒天料理も並んでいます。

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寒天料理は私たちの生活の中に溶け込んでいて、ごくごく普通に日常から食べられているもの。しかも季節を選ばず一年中おいしく食べることができます。かなちゃん的にはこの機会に横手の郷土料理に認定したいな!

〔 992文字 〕

鰯と田植えとわらび採り

No. 16 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
家の裏の田んぼでは、あいにくの小雨の中「田植え」真っ盛り。
そして、かなちゃんの休日は「わらび採り」真っ盛り。

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さて、この時期わりとどこでも目にする花があります。
みなさんこのお花の名前知ってますか?

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「イワシ花」ここら辺ではそう呼びます。

イワシってあのお魚の鰯?
形が鰯っぽいとか???
鰯って結構大量にとれそうだし、この花もうじゃうじゃ群れている鰯っぽいから???
それとも、匂いが鰯のように生くさいとか???

調べてみたら諸説あり、秋田では「鰯がとれる時期に咲く花」だから「イワシ花」って呼ばれているとか。正式名称は「タニウツギ」
田植えの時期に咲くから「田植え花」とも呼ばれているらしいです。
わらびが採れる時期に咲くから「ワラビ花」・・・とは言いません。

子どもの頃わらび採りに行った時、このピンクの小さなお花が可愛くってとっても気に入っていました。採っていって仏壇にお供えしようとしたけど、親からイワシ花は仏壇に供えてはいけない花だと言われてました。鰯は生もの。仏様に生ものはお供えしてはいけないからだとか。
「花よりもわらびをいっぱいとってお供えしたほうがご先祖様も喜ぶど」と父が言う。
そりゃそうだ。今日も脇目も振らず一心不乱にわらびを採るぞ!

今日のわらび採りは、鰯漁ぐらい大量!

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雨に濡れた「イワシ花」がきらきら輝いて、私の大漁を喜んでくれているようでした。

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〔 620文字 〕

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