2009年11月の投稿11件]

2009年11月29日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

う~myキムチ作り

No. 103 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
食のアカデミーでは「う~myキムチ作り」と題して、11月26日・27日の2日間、韓国出身のお二方の先生をお迎えし、本格キムチ作りに挑戦しました。

横手市実験農場では、キムチ専用白菜「オモニ」の栽培をしていて、今回はそのオモニと、韓国白菜を使ってのキムチ作りです。韓国白菜は日本のものに比べ小ぶりで、葉っぱが柔らかく甘みがあるそうです。どれ・・・、ちょっとちぎって食べてみよっと。うめっ!これはかなりう~myキムチができると期待できます!

1日目は先生からのお話と、下漬けです。
韓国では一度に大量のキムチを各家庭で作るため、スーパーで買うことはほとんどないそうです。そして、キムチ専用の冷蔵庫が各家庭にあって、それに保存しておくと長持ちし、一年中食べることができるそうです。さすがはキムチの国ですね。

かなちゃんも以前韓国に行ったことがありますが、とにかく行く先々でキムチが出てきたのを覚えています。こっちで言う10時、3時のお茶の時間、朝夕のごはん時に必ずがっこ(漬物)が出てくるのと同じ感覚かな。そしてそのキムチが本当においしかったのも鮮明に覚えています。辛いだけじゃない、甘さもあるし深みもある、とにかく日本にはない味だなと思いました。
今日はその味が再現できるのでとてもわくわくしています。

では、さっそくオモニ(白菜)を洗うことから始まるのかな・・・。えっ!?違うの?はい。白菜は洗わずにそのまま葉っぱと葉っぱの間に塩をふっていきます。

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この塩が韓国のもので、日本の家庭で使われている塩に比べて粒がかなり大きくて甘い。ミネラルたっぷり含んでますって感じ。

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袋に塩をふった白菜を入れ、12~16時間ほど置きます。

さて、次の日の朝、袋の様子を見に行くと・・・!
うぉーっ!!!大洪水じゃぁー。白菜から出た水分が袋の中にたっぷりたまっていて、どこから漏れたのかあたりは水浸し・・・。トホホ。。。

気を取り直して白菜の水洗いです。塩に漬かった白菜を3回水洗いします。とてもしんなり柔らかくなっていて、この段階でもかなりうめっ!

いよいよ、キムチの餡作りに入ります。
大根、ニンジン、ネギ、ニラを切っていきます。

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ニンニク、玉ねぎ、りんごをミキサーにかけます。

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これらの材料、辛みの決め手となる真っ赤な唐辛子、そして味に複雑な深みと旨みをもたらすいわしのエキス、えびの塩辛などを大きなたらいに集めて練ります。

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ぬぉーっ!辛そう!見てるだけで体中ヒリヒリしてきそう。

いよいよ出来上がった餡を白菜にぬっていきます。

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これは、たっぷり塗ればいいというものでもなく、まんべんなく色がつく程度に塗るのがポイントだそうです。
2週間ぐらい置くと食べごろになるそうです。

餡をぬった白菜をちょっと味見。
はじめ辛~いがやってきて、その次にいろんな旨みが出てきて、最後に額から汗が出てきます。

キムチはビタミン、ミネラル、たんぱく質などをバランス良く含んだ栄養価の高い食品です。
またキムチは低カロリーな発酵食品です。
カプサイシンもたくさん含んでいて、体の中から燃える~!!!って感じ。
ダイエット効果もあるそうですよ。
そして何と言ってもニンニクパワーでしょ。

栄養満点で低カロリー、なのにパワーみなぎるキムチ。
この冬はキムチで元気に乗り切ろうと思います!
そしてあわよくばダイエットも成功させたい・・・かな。

〔 1446文字 〕

2009年11月25日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

あの時の味がついに・・・!

No. 102 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
先月31日に行われた「戦う地産地消 キッチンコロシアム」で作られたオリジナル料理を、ついに食べました!

イベント当日は、審査員の皆さんがおいしそうに食べているのを横でじーっと見て、さらにそのおいしさをインタビューし、伝えなければならないという超過酷なミッションをこなしていたかなちゃん。

ふふふ・・・。反撃の時がやってきました。ついに念願かなって、赤コーナーバル・パサポルテ古屋宰&あばだらけ毎日が地産地消チームのメニューを食べることができました!

赤コーナー「バル・パサポルテ」、青コーナー「菜豆家(なずや)」では11月いっぱい、料理対決したメニューを特別ランチとして提供しています。詳しくは「よこての食べかた実行委員会」ホームページをご覧ください。(http://yokotabe.web.fc2.com/


まず、始めに「横手産黒豆の自家製胡麻豆腐のアスパラガスのすり流し」です。
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ビジュアル的には結構パンチが効いていますが、味はとってもまろやかで優しい味です。アスパラガスのソースが胡麻豆腐とよく合います。今まで味わったことのないオリジナルな味でした。
うめっ!

「セリを打ち込んだラビオリいもの子汁風味 はまぐりのミネストローネ仕立て」
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メニューのタイトルの長さは食べると納得のいく長さ。単なるミネストローネじゃありません。
シェフ渾身の作「ラビオリ」がこの料理に奥深さを与えています。
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UFOのような形のラビオリ。ラビオリはパスタの一種です。中心のふっくら膨らんでいる部分に何が入っていると思いますか?
食べてびっくり玉手箱!とろ~んととろけるチーズのような食感・・・えっ!?いものこ?
そうなんです。いものこが入っているのです。こんなお洒落ないものこ汁、今まで食べたことなーい!
うめっ!

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「秋田こまちのジェラート大沢産スチューベンのシャーベット添え」

あきたこまちのジェラートの食感に衝撃が走りました!
何だ!このつぶつぶは・・・。えっーーー!米粒だぁ。このジェラートを作るのにはものすごい時間と手間がかかるそうです。
うめっ!

この他に、「こまちハンバーグ南蛮味噌仕立て ドライシシリアンルージュ添え」、サラダ、コーヒーがついて980円。(前日までに予約が必要です。)
味に満足、価格に満足です。

は~、満足満腹。うめっ!3つも出ちゃった!
三ツ星レストランならぬ三ツうめっ!レストランだね。

さて、「戦う地産地消 キッチン・コロシアム」のイベントポスター、皆さん記憶ありますか?このポスターはなんと、横手南中学校美術部の生徒がデザインしたものなんです。

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目をひく、とても素敵なポスターですよね。
実はこのポスターのほかに、横手城南高校美術部1年、佐藤悠佳(はるか)さんが、戦う野菜キャラクターを生み出していたんです。

イベント当日入り口に大きく張り出されたそのキャラクターは、かなちゃんはあんまり美術のことわかんないけど「すごい!」の一言でした。

これからこのブログでちょこちょこ紹介していきたいと思います。

今日はこの人!(人と言っていいのか・・・。)

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皆さんならどんな名前をつけますか?
ちなみに「よこての食べかた」ではイケメンズ・トマトとしていますが、
かなちゃんなら、花形みっちー・・・かな。センスなくてごめんなさい。

〔 1418文字 〕

2009年11月24日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

鯉はごちそう

No. 101 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
3連休皆様いかがお過ごしでしたか?かなちゃんはうめっものを食べて、買い物をしたりして、結構散財してしまった3連休でした。
なぜなら、23日は「勤労感謝の日」。誰に感謝するって、とりあえず自分。すぐに自分にご褒美をあげたくなっちゃうのよね・・・。

子どもの頃は父母や祖父母にちゃんと感謝したものです。「肩たたき券」とかあげたりして。かわいいでしょ。
祝日は盆暮れ正月と同じくらいワクワクするもの。なんでか、ごっつぉ(ごちそう)が食べれそうな気がするから。

今日横手のある通りを通ったら「○○鯉金魚店」という看板と「名産 鯉の甘煮」というのぼり旗が目に入ってきました。

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いや~、懐かしい!その一言に尽きます。
盆暮れ正月、お祭りに結婚式、その昔、晴れの日のごっつぉと言ったら「鯉の甘煮」でした。
泥臭さ、生臭さがまったくなく、極甘に味付けされた鯉の甘煮は子どもからお年寄りまでみんなに愛されていた味です。

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そう言えば鯉の甘煮を最近食べたのいつだっけ・・・。思い出せないほどしばらく食べていません。

そうそう、しかもその昔わが家で刺身と言えば「鯉のあらい」「鯉のたたき」の頻度が高かったなぁ。さすがにかなちゃんは子どもだったので、あらいやたたきは大人の味って感じがして食べなかったけど、大人になってから食べたら酒の肴に最高なんですよ。でも、今は甘煮同様めったに食べなくなっちゃいましたけどね。

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【鯉のたたき】・・・鯉の身をたたいて、味噌やねぎで味付けをする。

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【鯉のあらい】・・・鯉の切り身を温水で洗い、冷水でよく冷やしてしめたもの。からし酢味噌で食べるのが一般的。

ここのお店では、半分が鯉の加工品売り場、半分が金魚や養鯉売り場という二段構え。今なお鯉を愛するお客様がいらっしゃるようです。

鯉料理は調べてみると以外にも全国各地で食べられているんです。とは言っても、山形の米沢、長野など海が遠い内陸地。横手も内陸のため淡水魚である鯉が貴重なタンパク源になっていたのでしょう。

今では流通が発達したため、スーパーに海の魚が並んでいるのが当たり前の光景です。逆に今でもスーパーに鯉のあらいやたたきが売られていることのほうが若い人たちにとってみれば珍しい光景なのかもしれませんね。

鯉料理専門店は横手市内では1,2軒ほどになってしまったとのことでしたが、こういった郷土料理のお店がなくなっていってしまうのはとても寂しいことですね。

郷土の味、昔懐かしい味、ふとした瞬間食べたくなる味。
いつまでも残していってほしい味です。

〔 1087文字 〕

2009年11月19日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

いぶり学校

No. 100 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
さびぃーーー!雪ですよ、雪!

今日は「いぶり学校」開校日。またまた山内地域に来ています。
あちらこちらのお宅の小屋から白い煙が出ています。地面にうっすら積もった雪の白と、あちこちのお宅から出る煙の白が冬の到来を感じさせます。

最近テレビなどでとり上げられ話題となっている、今、横手で旬なものと言えば・・・、そう!「いぶりがっこ」ですね。
いぶりがっこは大根を燻して漬けた漬物のことです。木で燻された独特の香り、パリッとした食感がたまらない一品です。

今日は「いぶり学校」は山内地域の特産品である「いぶりがっこ」の製造体験を通じて、地域の食文化を知り、その作り方やおいしさを伝えることができる人材の育成を目指して開校しています。

山内地域の3軒の農家の方に先生になっていただいて、いぶりがっこ作りを勉強しました。

応募してくださった17人の生徒さんは、寒い中にもかかわらずいぶりがっこ作りに意欲満々です。
どうやったらあんなにおいしいいぶりがっこができるのか!
いつもは食べ方専門のかなちゃんも、今日ばかりは勉強してみよっと。

かなちゃんの班の先生は高橋朝子さんです。“山内のお母さん”って感じの優しい、あたたか~い感じの方です。

まずは、大根を編む作業からです。本来なら畑から大根を収穫して水洗いするところから始まるのでしょうが、先生は私たち生徒のために、洗った大根を準備してくださっていたのです。「うちは地下水だから水はあったかいよ。」とは言うものの、この大量の大根を一人で水洗いすることを考えると、普段ボリボリとうめっ!とか言いながらいぶりがっこを食べている自分が、なんて罰当たりなんだと授業開始5分で思ってしまったわけです。

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いぶりがっこ完成までの道のりはまだまだ遠く険しい・・・。

紐に1本約1キロの大根を10本位編んでいきます。生徒の皆さん苦戦中。ふふふ、かなちゃんは前に秋田大学生が来た時に編み方を予習済みなので割と順調にできました。

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でも、編んだ大根を持ってみると・・・おっ、重い!そりゃそうだよね、10キロあるんだもんね。それを燻し小屋に持っていき、吊るすとなると相当の重労働。しかも、燻し小屋に入れた大根は5日間位燻すそうで、その間夜中も時々火の様子を見に行かなければならないんだそうです。

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重いため二人で運びます。

いぶりがっこがうめっ!のは、こういった農家さんのこだわりや、丁寧な仕事が味に表れているからなんですね。
製造過程がわかると、今までとはまた違った味を感じるかもしれませんね。

樽に漬けて約50日。今日漬けたいぶりがっこがどんな塩梅に出来上がるのか今から楽しみでなりません。

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いぶり学校樽開きは1月下旬の予定です。
うめっ!ものって今すぐにでも食べたくなりませんか?
でもこうやって、ゆっくり、ゆっくり、おいしくなるのを楽しみにしながら待つのもいいもんですねぇ。

〔 1228文字 〕

2009年11月17日 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

祝・100回記念

No. 99 〔15年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
パンパカパーン!おめでとう。食農ブログを始めて100回になりました。
これもひとえに、あたたかいご声援をおくってくださいました皆様の後押しがあったからこそです。
今まで本当にありがとうございました。

なんだか100回を機にやめそうな勢いですが、これからも横手に「食」が、かなちゃんに「食欲」があるあるかぎり続いていきますので、どうぞよろしくお付き合いくださいませ。

ブログを始めて、正直大変なこともいろいろありました。でも、面白いことの方がそれをはるかに上回りました。

まずは人との出会い。かなちゃんの取材はほとんどアポなし。突撃取材がほとんどでした。それなのに、取材に応じてくださる方々が本当に優しいのです。作業中でも手を止めて、とても親切にいろいろ教えてくださいました。農業知識ゼロのかなちゃんにとって、とても新鮮で勉強になることばかりでした。

そしてやはり、横手に生まれ横手に育ったかなちゃんだけど、横手って本当に「食」の豊かなまちだなぁって改めて感じることができました。
農作物はもちろんのこと、加工品や伝統料理もいろいろある。それを取材と称して食べ続けていった結果、ジャジャン!

見事に増量しました。ガ━━━━━━━∑(゚□゚*川━━━━━━━━ン

100回のブログの積み重ねが、かなちゃんの実となり肉となったわけです。

これからも皆さんにご紹介したいことは山ほどあります。でも、このペースで取材を続けていくと・・・、世にも恐ろしいことがおきるような・・・・。

そんなこと気にしてたらかなちゃんじゃない。
今後もうめっ!をみなさんにわんさかお届けしますよ(*≧m≦*)w

「食農ブログ」100回記念にしては地味な内容になってしまいました。
101回目をどうぞご期待ください!

これまで紹介することができなかったものの中から、これだけはどうしてもかなちゃんが皆さんにお見せしたいものをセレクトしてみました。

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「いものこドーナツ」・・・名前のとおり、中にいものこが入っています。
超うめっ!


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「ポポー」・・・汽車か?いいえ、ポポーという名の果物らしい。味はココナツミ
       ルクみたいな味。うちの父母は懐かしがって食べていた。味は
       微妙・・・。

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「はちのこプリン」・・・きゃーキモイ!インパクト大で賞。

〔 995文字 〕

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