全年全月13日の投稿(時系列順)[44件](8ページ目)
2021年8月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
こんにちは、食農推進課のSです!
横手産のしいたけは大きくて質が良く食べ応えもばっちりです。
今回、JA秋田ふるさと、きのこ部会の藤原さんにお話を伺いました!
「高品質なものを安定的に出荷することが部会の目標。一つ一つ丁寧に作るスタイルで栽培している」とお話しいただきました。
動画の中では肉厚なしいたけについてもお聞きしていますので、ぜひご覧ください!
そして私たちも、もっと横手産しいたけを広めよう!と思い、「横手産しいたけ らくらく☆クッキング!」と称した簡単につくれる料理動画を撮影してみました
<しいたけのネギ味噌乗せ>
<しいたけと夏野菜の串焼き>
おかずにも、おつまみにも💛ぜひいかがでしょうか!
横手産のしいたけは大きくて質が良く食べ応えもばっちりです。
今回、JA秋田ふるさと、きのこ部会の藤原さんにお話を伺いました!
「高品質なものを安定的に出荷することが部会の目標。一つ一つ丁寧に作るスタイルで栽培している」とお話しいただきました。
動画の中では肉厚なしいたけについてもお聞きしていますので、ぜひご覧ください!
そして私たちも、もっと横手産しいたけを広めよう!と思い、「横手産しいたけ らくらく☆クッキング!」と称した簡単につくれる料理動画を撮影してみました
<しいたけのネギ味噌乗せ>
<しいたけと夏野菜の串焼き>
おかずにも、おつまみにも💛ぜひいかがでしょうか!
2021年10月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
みなさんこんにちは、スイーツ大好き食農推進課のSです!
先日ブログでも告知しました、ふるさと村の地産地消イベント「旬を食べよう!スイーツフェア」に行ってきました💛
横手産のりんごを使ったアップルパイはもちろん、いちじくを使用したケーキや、野菜をたっぷり使ったカレーパン、かぼちゃやさつまいものケーキ、さらにシャインマスカット大福………などなどなど!
えっこれの材料は全部横手産!?とびっくりするくらいたくさんのスイーツ&パンが並んでいました✨
横手ではいろんな種類の野菜や果物がとれるんだな~!と改めて驚き、お腹が満たされた一日でした。
* * * * *
さて!先日、よこて発酵文化研究所副所長の七尾先生にご案内いただき、某所にお邪魔しました。
そこで初めて知った野菜があったのでご紹介したいと思います。
こちらです!
「からどり」……みなさんは聞いたことはありますか?
葉物?根菜?いったいどんな野菜なのかと思ったら「からどり”芋”」なんだそうです!
調べたところ「からとり芋」とも称するこの芋。
なんと、秋田県では由利本荘の地方でしか栽培されていない野菜なんです!!
「珍しいものを見つけたと思ってすぐ買っちゃった~」と笑顔の七尾先生。
勢いよく育っていますが、からどり芋は2本だけ植えたとのこと。
その他は里芋ということでしたが、見た目からして茎の色が全く違いました!
<からどり芋>
<里芋>
からどり芋の方がやや深い緑なのがお分かりでしょうか
赤色もやや入っていますね。※光の差し加減ではありません
この茎も芋と一緒に煮込んで食べるのが、からどり芋の特徴なんだそうです。
フキのような食感なんでしょうか?食べてみたい…!
芋自体は、さつまいもと里芋の中間の食感とのことです。
いものこと食べ比べなんてのも面白いかもしれませんね!
「秋田県では由利本荘の地方だけでしか栽培されていない」と先述しましたが、なんと山形県では普通に栽培され、食されているとのこと。
山形と食文化が似通っているのですね、郷土料理はそういった部分も興味深いなあと思います。
からどり芋について詳しくはこちらへどうぞ!
あきた郷土料理研究所「カラトリ芋」
※別サイトにリンクが飛びます。
ご案内いただいた七尾先生、ありがとうございました!
(他にも色々撮影したのですが、からどり芋の奥が深すぎて記事が一本書けてしまいました…!)
先日ブログでも告知しました、ふるさと村の地産地消イベント「旬を食べよう!スイーツフェア」に行ってきました💛
横手産のりんごを使ったアップルパイはもちろん、いちじくを使用したケーキや、野菜をたっぷり使ったカレーパン、かぼちゃやさつまいものケーキ、さらにシャインマスカット大福………などなどなど!
えっこれの材料は全部横手産!?とびっくりするくらいたくさんのスイーツ&パンが並んでいました✨
横手ではいろんな種類の野菜や果物がとれるんだな~!と改めて驚き、お腹が満たされた一日でした。
* * * * *
さて!先日、よこて発酵文化研究所副所長の七尾先生にご案内いただき、某所にお邪魔しました。
そこで初めて知った野菜があったのでご紹介したいと思います。
こちらです!
「からどり」……みなさんは聞いたことはありますか?
葉物?根菜?いったいどんな野菜なのかと思ったら「からどり”芋”」なんだそうです!
調べたところ「からとり芋」とも称するこの芋。
なんと、秋田県では由利本荘の地方でしか栽培されていない野菜なんです!!
「珍しいものを見つけたと思ってすぐ買っちゃった~」と笑顔の七尾先生。
勢いよく育っていますが、からどり芋は2本だけ植えたとのこと。
その他は里芋ということでしたが、見た目からして茎の色が全く違いました!
<からどり芋>
<里芋>
からどり芋の方がやや深い緑なのがお分かりでしょうか
赤色もやや入っていますね。※光の差し加減ではありません
この茎も芋と一緒に煮込んで食べるのが、からどり芋の特徴なんだそうです。
フキのような食感なんでしょうか?食べてみたい…!
芋自体は、さつまいもと里芋の中間の食感とのことです。
いものこと食べ比べなんてのも面白いかもしれませんね!
「秋田県では由利本荘の地方だけでしか栽培されていない」と先述しましたが、なんと山形県では普通に栽培され、食されているとのこと。
山形と食文化が似通っているのですね、郷土料理はそういった部分も興味深いなあと思います。
からどり芋について詳しくはこちらへどうぞ!
あきた郷土料理研究所「カラトリ芋」
※別サイトにリンクが飛びます。
ご案内いただいた七尾先生、ありがとうございました!
(他にも色々撮影したのですが、からどり芋の奥が深すぎて記事が一本書けてしまいました…!)
2021年12月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
みなさんこんにちは、食農推進課のSです!
気温は低いですが、天気のいい日が続きますね☀
さて、約半年前の6月29日、大雄小学校の6年生が手前味噌を作りました。
【食農体験プログラム】『う~my味噌を作ってみそ!』手前味噌作り教室
蒸した大豆、塩、水、そしてたっぷりのこうじを入れて作った手前味噌は、ひと夏の間、味噌屋さん達に丁寧に管理いただきました。
そしてきたる12月7日……ついに!樽開きを行いました!
手前味噌作りと同様、こちらもテレビニュースで取り上げられましたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。
その様子を、もう少し詳しくお伝えしたいと思います✨
この日はPTAということで保護者の方々もご一緒に樽開きに教室に参加されました!
よこて発酵文化研究所の多賀糸所長から開催のご挨拶です。
みなさんに毎日味噌をたべてほしい!と熱い思いを語っていただきました!
そして「味噌を使ったレシピコンテスト」の表彰です。
どれも力作で、審査員の方々は本当に本当に選ぶのが大変だったと聞いています…!
【最優秀賞(2名)】
「はちみつ味噌のにんじんケーキ」
「肉味噌豆ふオーブン焼き」
【優秀賞(1名)】
「味噌なす丼」
【特別賞(2名)】
「みそのトマトパスタ」
「みそからあげ(黒ゴマ入り)」
どれもとっても美味しそうなレシピですね!
賞品は「熟成味噌ディフェンシン」です。みなさん、おめでとうございます!!
でも「熟成味噌ディフェンシン」って何??
ということで、リアルあまびえちゃんと悪ウイルスにてディフェンシン味噌の説明を行いました。
あまびえちゃん役でしたが、妖怪ですので見た目がちょっと怖いと評判だったので写真は遠慮しておきますね。
ディフェンシンを食べることによって体の免疫力が高まり、風邪やインフルエンザにかかりにくくなるとされています。
詳しくはこちらのページをどうぞ!
よこて発酵文化研究所ホームページ (ft-town.jp) (外部リンク)
横手味噌の特徴とは?それは贅沢にもこうじをたっぷり使っていること。
佐々木喜一さんより説明をいただき…
いざ、樽開き!
6班に分かれて作った味噌。
蓋を開けると「できてる!」「すごい!」といった歓声が!
他の班の様子を見て回ってる方もいて、色が違う!と驚いていました。
同じ材料、同じ分量で作っても、大豆の潰し方や、混ぜ方が違うので、どれ一つとして同じ味はありません。
試食タイムでは、6班全てを味比べしていただきました✨
実はこれ、お皿にある6種類の味噌がどこの班のものなのか秘密のまま食べていただきました。
内緒のまま食べたほうがドキドキ感がありますよね💓
しかし驚くことに!
「何番がおいしかった?」と聞くと、自分たちが作った番号を答える方が結構いたんです!!
やっぱり自分が作った味噌はひとしお美味しい…ということでしょうか❤
作った味噌は最後にご自宅に持ち帰っていただきました。
これをきっかけに、味噌をはじめとした発酵食品に興味を持ってもらえたら嬉しいな…✨と思った一日でした。
大雄小学校のみなさん、ありがとうございました!
気温は低いですが、天気のいい日が続きますね☀
さて、約半年前の6月29日、大雄小学校の6年生が手前味噌を作りました。
【食農体験プログラム】『う~my味噌を作ってみそ!』手前味噌作り教室
蒸した大豆、塩、水、そしてたっぷりのこうじを入れて作った手前味噌は、ひと夏の間、味噌屋さん達に丁寧に管理いただきました。
そしてきたる12月7日……ついに!樽開きを行いました!
手前味噌作りと同様、こちらもテレビニュースで取り上げられましたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。
その様子を、もう少し詳しくお伝えしたいと思います✨
この日はPTAということで保護者の方々もご一緒に樽開きに教室に参加されました!
よこて発酵文化研究所の多賀糸所長から開催のご挨拶です。
みなさんに毎日味噌をたべてほしい!と熱い思いを語っていただきました!
そして「味噌を使ったレシピコンテスト」の表彰です。
どれも力作で、審査員の方々は本当に本当に選ぶのが大変だったと聞いています…!
【最優秀賞(2名)】
「はちみつ味噌のにんじんケーキ」
「肉味噌豆ふオーブン焼き」
【優秀賞(1名)】
「味噌なす丼」
【特別賞(2名)】
「みそのトマトパスタ」
「みそからあげ(黒ゴマ入り)」
どれもとっても美味しそうなレシピですね!
賞品は「熟成味噌ディフェンシン」です。みなさん、おめでとうございます!!
でも「熟成味噌ディフェンシン」って何??
ということで、リアルあまびえちゃんと悪ウイルスにてディフェンシン味噌の説明を行いました。
あまびえちゃん役でしたが、妖怪ですので見た目がちょっと怖いと評判だったので写真は遠慮しておきますね。
ディフェンシンを食べることによって体の免疫力が高まり、風邪やインフルエンザにかかりにくくなるとされています。
詳しくはこちらのページをどうぞ!
よこて発酵文化研究所ホームページ (ft-town.jp) (外部リンク)
横手味噌の特徴とは?それは贅沢にもこうじをたっぷり使っていること。
佐々木喜一さんより説明をいただき…
いざ、樽開き!
6班に分かれて作った味噌。
蓋を開けると「できてる!」「すごい!」といった歓声が!
他の班の様子を見て回ってる方もいて、色が違う!と驚いていました。
同じ材料、同じ分量で作っても、大豆の潰し方や、混ぜ方が違うので、どれ一つとして同じ味はありません。
試食タイムでは、6班全てを味比べしていただきました✨
実はこれ、お皿にある6種類の味噌がどこの班のものなのか秘密のまま食べていただきました。
内緒のまま食べたほうがドキドキ感がありますよね💓
しかし驚くことに!
「何番がおいしかった?」と聞くと、自分たちが作った番号を答える方が結構いたんです!!
やっぱり自分が作った味噌はひとしお美味しい…ということでしょうか❤
作った味噌は最後にご自宅に持ち帰っていただきました。
これをきっかけに、味噌をはじめとした発酵食品に興味を持ってもらえたら嬉しいな…✨と思った一日でした。
大雄小学校のみなさん、ありがとうございました!
2022年1月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
こんにちは、食農推進課のSです!
早くも第2弾、今回も秋田の寒天文化の謎に迫ります‼
※繰り返しますが、一次・二次資料が見つからないため、あくまでも私の推測によるものです。
秋田の寒天文化の謎に迫る~その1~
前回は「盆地の横手にどうやって寒天がたどり着いたか」、ということを考察してみました。
続いて、どうして横手に寒天文化が根付いたのかを、寒天の性質と一緒に考えてみたいと思います!
* * *
①保存食に最適
雪深い横手では、冬期に保存できる食料は貴重な存在。
そして、寒天は材料も、作ったものも、長期保存が可能な食品です。
砂糖がたっぷり入った寒天は、冬期の重要なエネルギー源だったことでしょう。
②常温で固まる
寒天の特徴といえば…そう、「常温で固まる」こと!
常温で固まり、常温で溶けない。
冷蔵庫がなかった/高価だった時代、材料さえあれば誰でも作ることができました。
③使用する材料
寒天の材料といえば、くるみ、干しシイタケ、卵、などなど。(もちろんたっぷりのお砂糖もです)
昔の一般家庭でも、比較的手に入りやすい材料で寒天が作られていました。
* * *
・保存食として最適
・作りやすい
・シンプルな材料
この3点が主なポイントだと思われます。
さらに、横手にはもともと甘~い食文化がありました。
砂糖をたっぷり使う寒天と相性抜群だったのでしょう。
その3に続く!!
早くも第2弾、今回も秋田の寒天文化の謎に迫ります‼
※繰り返しますが、一次・二次資料が見つからないため、あくまでも私の推測によるものです。
秋田の寒天文化の謎に迫る~その1~
前回は「盆地の横手にどうやって寒天がたどり着いたか」、ということを考察してみました。
続いて、どうして横手に寒天文化が根付いたのかを、寒天の性質と一緒に考えてみたいと思います!
* * *
①保存食に最適
雪深い横手では、冬期に保存できる食料は貴重な存在。
そして、寒天は材料も、作ったものも、長期保存が可能な食品です。
砂糖がたっぷり入った寒天は、冬期の重要なエネルギー源だったことでしょう。
②常温で固まる
寒天の特徴といえば…そう、「常温で固まる」こと!
常温で固まり、常温で溶けない。
冷蔵庫がなかった/高価だった時代、材料さえあれば誰でも作ることができました。
③使用する材料
寒天の材料といえば、くるみ、干しシイタケ、卵、などなど。(もちろんたっぷりのお砂糖もです)
昔の一般家庭でも、比較的手に入りやすい材料で寒天が作られていました。
* * *
・保存食として最適
・作りやすい
・シンプルな材料
この3点が主なポイントだと思われます。
さらに、横手にはもともと甘~い食文化がありました。
砂糖をたっぷり使う寒天と相性抜群だったのでしょう。
その3に続く!!
2022年4月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する