全年6月22日の投稿(時系列順)6件]

2009年 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

じゅんさい ツルっ!

No. 33 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
ぬぐいーーーーーっ!!!私の周りだけ気温が高いと思うんだけど!?

こんな時は、見ただけで涼しくなる話題をお届けしちゃいます!

初夏の風物詩「じゅんさい」
ぬるっとしているけど、つるつるって食べれちゃう喉ごしのよさは初夏にぴったりの味です。でも、じゅんさいって一体何者でどこに生息しているの?

はっ、想い出した!高校生の時、自転車通学してたんだけど、途中の沼か池みたいなところで、丸~いたらいに乗ってじゅんさい採っている光景を・・・。

今でもあのあたりでじゅんさいを採っているのでしょうか・・・。気になるので行ってみることに。

そこは平鹿の本堂という地区で、大小の沼があちらこちらに点在しています。道路から近い沼を見てもそれらしい植物はありません。思い切って道路端の畑で作業していたご夫婦にお聞きしたところ、「あなた一人で行ったら迷うし、車を落としてしまうかも知れね、連れてってあげるよ。」とご親切にも案内してくださいました。

「んーーー、これはすごい道だ!私ひとりだとやっぱり迷うなぁ、しかもマジで車落としそう・・・。」国道からそう離れていないところに、こんな秘境のようなところがあったとは・・・びっくりです。

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わぉーーーっ!タイムスリップ!
行き止まりのその先に、昔見た光景が広がっていました。

たらいではなかったけど手作り風の浮舟が、じゅんさいで覆われた沼に5艘浮かんでました。
多分私が乗ったら確実に転覆していると思われる舟を、見事なバランス感覚で操作し、ただ、ただ、もくもくとじゅんさいを採っていました。
この無数の葉っぱの下にあるだろうじゅんさいを採りつくすのに、一体何日かかるのかって想像したら、自分が採ってるわけでもないのに途方に暮れてしまいました。

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案内をしてくださった奥様のお宅でも、おばあちゃんがじゅんさいを採っているんだそうです。
岸から近い葉っぱを棒で引き寄せて、じゅんさいを見せてくれました。

じゅんさいは、スイレン科の仲間で葉を水面に浮かべている水草です。その若芽や若葉の部分を食するのだそうです。じゅんさいは水のきれいなところにしか生殖しません。

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いつも思うことですが、初めてナマコやウニを食べようとした人ってどんな人だろう。
そしてじゅんさい・・・。これを初めて食べた人だって勇気がありますよ。だって、葉っぱがゼリーみたいなもので覆われヌルヌルするんですよ!

「ぬなわ」と呼ばれていたじゅんさいは「万葉集」でも歌われているとのこと。はぁ~、歴史ある食べ物ですね。

食の豊かなこの時代。人工的に作られたおいしい食べ物は山とあります。その反面、環境などの変化によって絶滅してしまった植物もたくさんあるはずです。

でも、じゅんさいは1400年以上も昔から味も形も変わらず、自然が作り上げたそのままの味が受け継がれ、親しまれているのです。

これって、なんだか嬉しいことです。美しい自然や環境も受け継がれていることだから。

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初めてじゅんさいを食べた秋田県人は「うめっ!」って言ったのかな。

〔 1297文字 〕

2012年 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

心と心が通うお店

No. 327 〔11年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
梅雨のこの季節、夜は蛙の声を聞きながら、朝は雨音を聞きながら、いつまでも寝ていたいかなちゃんです。

今朝しがた、子どもの頃、毎日のように50円をにぎりしめ通っていた近所の駄菓子屋 通称“あねこや”に豆腐を買いに行く夢を見ました。“あねこや”は子どもたちにとってはオバケけむりやカレーあられ、アイドルのプロマイドが売っているトレンドの場であり、大人にとっては日用品があらかたそろう総合デパートのような場所。

夢とはいえ三十数年ぶりに訪れた店なのに、店の中の様子が鮮明に当時のまま映し出されていました。豆腐は水をはった青いポリバケツの中に三丁入っていました。

店に入る時、私は大きな声で「は~え!」と言いました。店の奥から馴染みのあるおばあちゃんが出てきて「かなちゃん、お遣いだが?」と声をかけてくれました。おばあちゃんはバケツの中にどぶっと手を入れ、中でも一番大きそうな豆腐をボウルに入れてくれました。

「は~え!」と言ったのは何年振りだろう・・・。
この「は~え!」。
今でこそ使わなくなったけど、お店に入る時はもちろんのこと、お隣の家に回覧板を持って行く時、道で誰かとすれ違う時、「は~え!」は使われました。
「ごめんください」、「どうも」、いろんな意味が込められている、子どもから大人まで、誰もが使う便利なコミュニケーション用語です。

「は~え!」
おそらく、口数少ない秋田県人のことだから、何かをギュッと縮めた言葉なのでしょう。
「は~、今日は天気あんべええんすな。」の略かしら・・・?と私は推測しています。
久々の「は~え!」。
とっても心地良いい~。

今、「は~え!」、もしくは「ごめんください」と気軽に言いながら入っていける場所ってあるのでしょうか。近所にあった駄菓子屋、八百屋、肉屋などの店っこやはほとんど姿を消し、コンビニや大型スーパーに代わってしまいました。
私が夢で見た駄菓子屋も、今は当時の面影も何もなく、車庫になってしまっています。
コンビニに、「は~え!」と言って入っていったら・・・、間違いなく不審者だろうなぁ。

今月の初め、仙台おおまち商店街八百長商店内に横手市直売所~うめっす菜がオープンして一年を迎えました。それを記念して、そして、うめっす菜をご利用いただいているお客様に感謝の気持ちを込めてフェアが行われました。

横手市コーナーがある八百長商店は、一日に何万人もの人々が行き交う、仙台一人通りの多い通りの角にあります。
朝の8時から夜の7時まで、お客様が入れ替わり立ち替わりいらっしゃいます。
出勤前のサラリーマンが、仕事帰りのOLさんがふらりと立ち寄れるお店。
「おはようございます!いってらっしゃーい」「お疲れ様、また明日ね」。

一ヶ月に1回のフェアに行く私たちにも、お客様は、「フェアを待ってたよ」「今度来るときは○○持ってきて~」など、気さくに声かけしてくださいます。

お客様と店員の会話が自然に交わされる和やかな空間。

「は~え!」ってお客様が入ってこれるような、それを笑顔でお迎えできるような、“うめっす菜”は、そんな心と心がつながる空間になるよう、お客様との対話を大切にしていきます。今年一年もどうぞよろしくお願いいたします。


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〔 1361文字 〕

シーズン到来十文字さくらんぼ!!

No. 328 〔11年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
「第40回十文字さくらんぼまつり」が、今月20日から始まりました。今年は開花期の低温が影響し例年より量は少なめとのことです。
 
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 さて、この十文字町にさくらんぼが導入されたのが、なんと明治初期。他産地のさくらんぼと比べて、十文字産は甘みがあって、味が良いと評判なのです。
 その特徴として、抜群の糖度の高さです。平均糖度が佐藤錦で驚きの20度以上。当時の記事を振り返ると生産者によっては30度超えといった驚異的な甘さを出すところも、、、、。
 最高級のさくらんぼなのです。

  さて、気になる生産地へ出発!!

 国道13号線から道の駅十文字のある交差点を平鹿町方面に曲がれば、見渡す限りさくらんぼ果樹園が広がります。沿道には20軒ほどの直売所が立ち並びます。
 どこで購入すればいいのか本当に悩んでしまうのです。

 ある直売所に陳列された「宝石のようなさくらんぼ」に車を止めてしまいました。

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 すごく綺麗です。大きくて甘みも抜群!!!

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大きさを確認して、一粒一粒丁寧にパック詰めします。
熟練された作業が、さくらんぼを一層引き立てます。
 ~自慢のさくらんぼ よろしくお願いします~


さて、道路を右に曲がって十五野集落へ!

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こちらの果樹園にも早速取材をお願いしたところ、、、

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「まず、食べれ!!」と大粒のさくらんぼをいただきました。

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 程よく酸味があり、あま~い~さくらんぼ~
 糖度は、23度以上あります。この味を求めて、遠くは大阪からお客様が来るとのこと。

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周辺のどの農場でも「さくらんぼ狩り」が楽しめます。

7月1日(日)は、恒例の「さくらんぼ種とばし大会」があります。
十文字さくらんぼまつりは、イベント盛り沢山。
是非、皆さん遊びに来てください。

十文字町桜桃生産協会(さくらんぼ農家61戸)では、7月10日頃まで、全国に向けて発送作業を続けるとのことです。

詳しい内容は、横手市HPサイトへ
http://www.city.yokote.lg.jp/jusangyo/pa...

〔 910文字 〕

2016年 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

実験農場に行ってみたところ、「今は、トマトの出荷が始まっている時期だよ!」という話をきいたので、早速、ハウスに行ってみました。
ちなみに、「桃太郎」と「りんか」は、トマトの品種名です。
 
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よこて農業創生大学の2年目研修生の専攻品目になっており、2年目研修生の黒澤さん↓↓↓に話を伺いました。

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今年は、天候がよく、通常よりも1週間ほど生育のサイクルが早いそうです。収穫・出荷は6月10日頃から始め、10月頃まで続きます。また、収穫の際は、色などで収穫のタイミングを判断するそうですが、トマトは数時間で色が変わることもあるため注意が必要だそうです。(あるトマトを見て、黒澤さんが「このトマトは、収穫時期が遅れてしまった」と言っていましたが、私には他のトマトとの色の違いがよく分かりませんでした・・・ムムッ むずかしい・・・)
 
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ちなみに、JAに出荷するものは青いうちに収穫し(首都圏のスーパー等の店頭にならんだ際に赤くなるように計算している。)、地元の直売所で販売するものは赤くなってから収穫するそうです。
 
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秋まで作業、長丁場ですが がんばってください。

〔 525文字 〕

2017年 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

たいゆう緑花園定植作業

No. 753 〔6年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
 今年も「大雄緑花園」で6月17日(土)・18日(日)の二日間、ボランティア100人以上で定植作業を行いました。
 
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定植した苗は、
ベコニア(赤)2,200本 (白)4,000本 (桃)1,500本
サルビア(赤)3,600本 (青)3,700本
メランポジュウム(黄)4,100本
マリーゴールド(橙)3,700本
ニチニチソウ(桃)2,200本
計25,000本 凄い数です。
 
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定植に係った方々お疲れさまでした。
これから夏、秋にかけてウォーキングや、通行される方等の目を楽しませてくれます。
 
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横手市と横手市森林組合では、温室効果ガス削減対策の一環としてカーボンオフセットを推進しています。皆さんで地域の森を守りましょう。
 
横手市HPたいゆう緑花園情報
      ↓
http://www.city.yokote.lg.jp/kanko/page3...
 
横手かまくらエフエム地元小学生の定植作業
      ↓
http://fmyokote.seesaa.net/article/45106...
 
横手市HPカーボンオフセットによる森林整備について
      ↓
http://www.h-shinrin.com/coffset/show.ph...

〔 574文字 〕

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