No.103

う~myキムチ作り

No. 103 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
食のアカデミーでは「う~myキムチ作り」と題して、11月26日・27日の2日間、韓国出身のお二方の先生をお迎えし、本格キムチ作りに挑戦しました。

横手市実験農場では、キムチ専用白菜「オモニ」の栽培をしていて、今回はそのオモニと、韓国白菜を使ってのキムチ作りです。韓国白菜は日本のものに比べ小ぶりで、葉っぱが柔らかく甘みがあるそうです。どれ・・・、ちょっとちぎって食べてみよっと。うめっ!これはかなりう~myキムチができると期待できます!

1日目は先生からのお話と、下漬けです。
韓国では一度に大量のキムチを各家庭で作るため、スーパーで買うことはほとんどないそうです。そして、キムチ専用の冷蔵庫が各家庭にあって、それに保存しておくと長持ちし、一年中食べることができるそうです。さすがはキムチの国ですね。

かなちゃんも以前韓国に行ったことがありますが、とにかく行く先々でキムチが出てきたのを覚えています。こっちで言う10時、3時のお茶の時間、朝夕のごはん時に必ずがっこ(漬物)が出てくるのと同じ感覚かな。そしてそのキムチが本当においしかったのも鮮明に覚えています。辛いだけじゃない、甘さもあるし深みもある、とにかく日本にはない味だなと思いました。
今日はその味が再現できるのでとてもわくわくしています。

では、さっそくオモニ(白菜)を洗うことから始まるのかな・・・。えっ!?違うの?はい。白菜は洗わずにそのまま葉っぱと葉っぱの間に塩をふっていきます。

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この塩が韓国のもので、日本の家庭で使われている塩に比べて粒がかなり大きくて甘い。ミネラルたっぷり含んでますって感じ。

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袋に塩をふった白菜を入れ、12~16時間ほど置きます。

さて、次の日の朝、袋の様子を見に行くと・・・!
うぉーっ!!!大洪水じゃぁー。白菜から出た水分が袋の中にたっぷりたまっていて、どこから漏れたのかあたりは水浸し・・・。トホホ。。。

気を取り直して白菜の水洗いです。塩に漬かった白菜を3回水洗いします。とてもしんなり柔らかくなっていて、この段階でもかなりうめっ!

いよいよ、キムチの餡作りに入ります。
大根、ニンジン、ネギ、ニラを切っていきます。

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ニンニク、玉ねぎ、りんごをミキサーにかけます。

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これらの材料、辛みの決め手となる真っ赤な唐辛子、そして味に複雑な深みと旨みをもたらすいわしのエキス、えびの塩辛などを大きなたらいに集めて練ります。

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ぬぉーっ!辛そう!見てるだけで体中ヒリヒリしてきそう。

いよいよ出来上がった餡を白菜にぬっていきます。

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これは、たっぷり塗ればいいというものでもなく、まんべんなく色がつく程度に塗るのがポイントだそうです。
2週間ぐらい置くと食べごろになるそうです。

餡をぬった白菜をちょっと味見。
はじめ辛~いがやってきて、その次にいろんな旨みが出てきて、最後に額から汗が出てきます。

キムチはビタミン、ミネラル、たんぱく質などをバランス良く含んだ栄養価の高い食品です。
またキムチは低カロリーな発酵食品です。
カプサイシンもたくさん含んでいて、体の中から燃える~!!!って感じ。
ダイエット効果もあるそうですよ。
そして何と言ってもニンニクパワーでしょ。

栄養満点で低カロリー、なのにパワーみなぎるキムチ。
この冬はキムチで元気に乗り切ろうと思います!
そしてあわよくばダイエットも成功させたい・・・かな。

〔 1446文字 〕

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