全年2月4日の投稿3件]

2022年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

≪金樽≫ 厳しいチェックは高品質のため!

No. 1181 〔2年以上前〕 , 市内・食・農など , by 食と農ブログ Icon of admin
みなさんこんにちは、食農推進課のSです!
今年の2月4日に予定していたいぶりがっこの腕を競い合う「いぶりんピック」。
残念ながら、今年度は中止となってしまいました。
 
しかし!!!!
 
[B:[C:deeppink:今年も美味しいいぶりがっこができあがりました!!
初代いぶりんピック優勝者の方のレシピを使用した≪金樽≫。
先日、山内の某所にていぶりがっこ≪金樽≫の検品が行われると聞き、取材に伺いました!
 
≪金樽≫とは……
第一回「いぶりんピック」優勝者のレシピを参考に作られたいぶりがっこ。
無添加・無着色の製造方法にこだわり、塩麹を使っているのが特徴です。

 
 
食農HPの「横手のいぶりがっこ」 のページでも金樽をご紹介しています🎵
 
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訪問前は「いぶりがっこの検品? どうやってやるの?」と正直わからなかったのですが、実際に目にしてみると、とても厳しく細かい作業でした…!
 
こちらに並べられているいぶりがっこ≪金樽≫は、すでに生産者の方がチェックしたもの。
それをさらに「山内いぶりがっこ生産者の会」の皆さんで総検査を行います。
 
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まず重さを量り、規格内にきちんと収まっているかをチェックします。
 
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それから一本一本、目視で丁寧に検品していきます。
こちら、「一人で一本をチェック」ではなく、「複数人で一本をチェック」という体制。
 
みなさん厳しく検査していますが、やはり漏れは出てしまうもの。
そこをカバーするために、複数人で検品を行っているんだそうです。
 
生産者の高橋廣子さんより、
 
「みんなで(検品を)やるからこそ、品質の維持につながっている。検品は勉強会でもある」
 
とのお話を伺いました。
なるほど、厳密なチェックのためだけではないんですね…!

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判定が微妙な場合は相談しながら行います。
 
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こうして一本ずつ並べて……
 
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きちんと真空包装されているか?
異物は混入していないか?
 
そういったものを厳密にチェックしています。
検品は3月中旬まで週に一回、一日1500~2000本行うそうです!
(この日は1500本程とのことでした、気が遠くなりそう…!)
 
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チェックが行われた画像がこちらです!
 
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※クリックで拡大します
 

丸いシール部分に茶色ががったものが見えますでしょうか…!?
続いて、こちらをご覧ください。
 
20230312091402-admin.jpg
※クリックで拡大します(画像はかなり明るく編集しています)
 
拡大したものがこちらです!
赤丸で囲った部分に異物があるのがわかります。
 
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「高品質で安心・安全な商品をお客様に届たい。
だからこそ、責任をもってこの検査を行っています」

 
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皆さん、ありがとうございました!

〔 1183文字 〕

2016年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

なすの花ずしコンテスト開催!

No. 628 〔8年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
みなさん、「なすの花ずし」はご存知ですか?

漬け物文化が根付く横手市で作られている漬物です。
もち米、食用菊、唐辛子をなすに詰め、麹に漬け込んだ料理になります。
(簡単に書くとこうですが、作るのにはもっともーっと手間暇かかっています。どのような工程で作られているか知りたい人は是非ググってみてください。←他人任せですみません)

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実はこのなすの花ずし、以前放送されていたTBS日曜劇場「ナポレオンの村」の第1話の和食屋のシーンに登場していました!
(秋田ではTBSは放送されていませんが、日曜劇場に関しては一週間遅れでお昼に放送されるのです)
 
この度、「なすの花ずし」の特産品化や、生産者同士の交流などを目的とした『なすの花ずしコンテスト』が2月1日に開催されました。
今年で第3回目です。

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コンテストは「ご飯のお供部門」と「お茶うけ部門」があります。
ご飯のお供部門はしょっぱい味付け、お茶うけ部門は甘い味付けとなっているそうです。
それぞれ(ご飯)16品、(お茶うけ)9品、計25品が出品されました。
とても色鮮やかです★
 
コンテストでは関係者の皆様が厳正な審査を行いました。
色・形・甘み・塩み・食感の5項目から審査します。
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そして審査の合間、出品者の方々は意見交換会を行いました。
「ウチはこうやって作っている」「こうした方が美味しくなる」など様々な意見が出ていて盛り上がっていました。
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さて、審査も終わり、表彰式です。各部門に金銀銅の賞があります。
以下結果内容です↓↓

「ご飯のお供部門」
金賞・・・高田テル子さん、銀賞・・・髙安幸子さん、銅賞・・・守屋法子さん

「お茶うけ部門」
金賞・・・加藤美和子さん、銀賞・・・髙山久子さん、銅賞・・・太田美智子さん
となりました!
受賞された皆さん、おめでとうございます!パチパチ
 
表彰式の後は出品者みなさんで試食会。
他の方が作ったものはどんな味なのか興味深々。
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このなすの花ずし、原料は全て自分の畑で作ったという方もいらっしゃいました。
また、それぞれの家庭で伝わってきている作り方でもあり、1つとして同じ味がありません。
まさに『家庭の味』ってやつですね。
自分にピッタリ合う味が見つかるかもしれません。
この伝統食を後世にもしっかり伝えていきたいなと思いました。
 
みなさんも、ぜひご賞味あれ!!

〔 1017文字 〕

2011年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

いぶりがっこと燻し食品の祭典 いぶりんピック

No. 210 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
食と農からのまちづくりの取り組みの一つとして進めている、地域ブランドづくりの活動として、いぶりがっこと燻し食品の美味しさを競う、「第5回山内いぶりんピック」を開催しました。

1月28日(金)、天気は雪、時々吹雪。凍てつく寒さの中、その寒さをも吹き飛ばす勢いの熱き戦いが横手市山内鶴ヶ池荘を会場に繰り広げられました。

朝8時、選手の皆さんが続々自慢の一品を持ちエントリーします。
「いぶりんピック」というユニークな名称の大会ではありますが、会場には競技大会独特の緊張感が漂っています。

選手入場で始まる開会式は、選手代表の選手宣誓もあり、さながら本物のオリンピックのようです。

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「宣誓!私たちは、いぶり精神にのっとり・・・、」

いぶり精神!?
とにかく燻すことにただならぬ熱い思いを持っていることが伝わってきます。

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いよいよ厳正なる審査が始まりました。
【いぶりがっこクラシカル部門】、【いぶりフリースタール部門】の2部門の審査が行われましたが、とにかくこんなにいぶりがっこや、燻し食品が集まったのを初めて見たという審査員の方が多く、最初、戸惑いを隠せない様子でした。
テーブルのはじからはじまで「いぶりがっこ」が並ぶ光景は圧巻です。
同じいぶりがっこでも、こんなに色の出方が違うんだなぁと感心しました。
28点全部が違う色、違う味、違う歯ざわり。
それぞれのがっこに個性が光ります。

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審査員を務めてくださった、あの「味覚人飛行物体」、「発酵仮面」でお馴染みの、東京農業大学名誉教授 小泉武夫先生の審査も真剣そのものです。

世界の発酵食品の味を知る小泉先生は、横手のいぶりがっこをどのように感じたのか、気になるところです。

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フリースタイル部門は出品点数27点。

え~!!!こんなもの燻せるのぉーーーっ!!!

我々の常識をはるかに超えた、バラエティに富んだ燻し食品ばかり。


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【味噌】

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【酒かす】

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【ごぼう】

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【米】

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【豆腐】

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【豚肉】

おそらく、いぶりんピックはじまって以来であろう、液体を燻した作品『醤油』もありました。
液体って一体どうやって燻すんでしょうね。超気になります。

さてさて、いよいよお待ちかね、審査結果の発表です。

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審査員のフリーアナウンサー 桜庭みさおさんの美声により結果が発表されます。

はじめに、特別賞の発表から。
今回は、非常に作品のレベルが高く順位をつけるのが難航したとのことで、おしくも入賞はできなかったけれども、優秀だった作品に、会場である鶴ヶ池荘さんから特別賞が贈られることになりました。

【クラシカル部門・・・高橋トシさん】
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【フリースタイル部門・・・高橋篤子さん「ごんぼ」】  
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さぁ、いよいよ各部門、金・銀・銅の発表です。
【いぶりがっこクラシカル部門】
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金賞:東谷久美子さん(横手市山内)
銀賞:中村 勇一さん(横手市山内)
銅賞:小林 カツさん(横手市山内)

【いぶりフリースタイル部門】
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金賞:小野 修生さん(秋田市河辺)「干し柿バターサンド」
銀賞:高橋香代子さん(横手市山内)「ごぼうチップス」
銅賞:高橋キヨ子さん(横手市山内)「とり肉スモーク」

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受賞された皆様、本当におめでとうございました。

いぶりんピックは順位を競うだけの大会ではありません。生産農家の皆さんの交流の場であり、漬物づくりの情報交換・技術の向上に活かすことのできる場です。
また「食」の愉しみを創造する場でもあり、何より地域に元気を創出する素敵な大会です。

これからも、横手市のみならず、市外、県外の方々、そして世界中からこのいぶりんピックに参加していただき、燻し食品のすばらしさを全世界に、この横手から発信していきたいと思います!

燻し食品って、本当に奥深い!

〔 1623文字 〕

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