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2010年3月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

お彼岸に

No. 148 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、本当ですか!?
ものっ凄い吹雪なんですけどぉーーー!!!

今日は彼岸の中日です。かなちゃんの家の仏壇にはご先祖様の霊を敬い偲ぶため、ぼた餅やら豆腐カステラなどがお供えされています。せっかくですから、ご先祖様と一緒にかなちゃんもご馳走になることにしました。

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まずは横手のソウルフード「豆腐カステラ」です。
「これは豆腐?それともカステラ?」と、よく聞かれることがあります。でも、正直どう答えてよいのか分りません。だって、そんなこと考えて食べたことないもん。「豆腐カステラ」は「豆腐カステラ」であって、豆腐、カステラと分けられるものではありません。でも、あえて言うのなら、カステラのように甘い豆腐です。

カステラは私が子どもの頃とても高級な食べ物で、そう滅多に食べられるものではありませんでした。私は当時、長崎の人はみんなお金持ちだと思ってました。でもこの「豆腐カステラ」は郷土の味、庶民の味として、おやつに、お茶うけに気兼ねなく食べることができたんです。

でも、今日は久々に食べたなぁ。
懐かし、うめっ!

お次はこれです。

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あやっ?今度は何カステラ?とお思いでしょうが、これは「えご」と言って、海藻のえご草を煮溶かして型に入れ、冷やし固めたものです。食感はコンニャク。味はほんのり海の味。
これも冠婚葬祭定番の一品です。

さすがは精進料理。豆腐カステラも、えごもどちらも超ヘルシーですよね。
いつもこんなメニューだったら、かなちゃんもダイエットできるかしら・・・。

「ご先祖様!私、一生懸命頑張ります。だから痩せますように・・・。」そう言って仏壇に手を合わせました。

〔 718文字 〕

2010年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

シッケで交流

No. 137 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
横手市と韓国は発酵食品を通じて様々な交流を行っています。
今日は韓国ソウル在住で横手市と親交の深い朴(パク)さんがいらっしゃて、「シッケ」の作り方を教えてくださいました。

シッケ?

横手では「酸っぱい」を表現するとき「シッケ」と言いますが、何か酸っぱい食べ物のことなのかしら・・・。

「シッケ」と発音するときのアクセントの位置が横手の「シッケ」と違って、韓国のはにアクセントがつき、横手のはにつきます。

韓国の「シッケ」は朝鮮半島伝統の飲み物で、米ジュース、甘酒とも呼ばれているものだそうです。
シッケは、もち米に麦芽を入れて作った発酵食品で、お祭りの時や、食事をたくさんとった時に口をサッパリさせるデザートとして飲むんだそうですよ。

韓国では昔は各家々でシッケを作っていて、それぞれのお宅の味というものがあったそうですが、最近ではこのように手軽に飲めるように缶ジュース感覚で売られているそうです。

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缶の絵はやっぱり甘酒っぽい。

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麦芽粉を水でよく揉んで抽出水を作っています。これに炊いたもち米を入れて発酵させるのです。

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この抽出した水が透き通るまでしばらく待ちます。

かなりしばらく待たなければいけないそうなので、缶に入っているシッケと朴さんからのお土産のお菓子をいただくことにしました。

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あれっ?あれあれ・・・、これ甘酒じゃん。
うん、これはかまくらの中で飲む甘酒だぁ!
シッケはシッケぐねくて(酸っぱくなくて)、甘くてうめっ!

違うところと言えば、甘酒よりも口あたりがさっぱりしてて、冷やして飲むとおいしそうなところ。
お風呂上りにキンキンに冷えたシッケを、腰に手を当ててゴクゴク飲んだら最高!だろうなぁ~(*☆▽<)

缶入りの他に朴さん自家製のシッケをいただきました。そちらは缶入りに比べて甘さ控えめで、よりうめっ!

甘酒とシッケは材料も作り方も違うけれど同じような味がする。韓国に昔から伝わるシッケを飲んで、初めてなのに何故か懐かしいような感じがしたし、韓国がまた身近に感じられるようになりました。

残念ながら今日作ったシッケが出来上がるのは夜遅くとのこと・・・。
来週になったら飲むことができるかなぁ。

朴さんは本当に優しそうで、思わず「お母さん」って呼びたくなるような方でした。また横手にいらしてくださいね。ありがとうございました。

〔 1008文字 〕

2009年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

雪のようなやわらか大福

No. 112 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
吹雪で幕を開けた今週月曜日。早いものであと今年もわずかとなってきました。
こんにちは!冬眠前の熊のごとく、飲み食い旺盛なかなちゃんです。

先週のブログに、【‐7度の雪マシュマロクッション】という写真を載せましたが、その次の日にそれと同じような大福を黒川小学校からいただきました。

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これは黒川小学校の児童がもち米を植えて、この秋収穫したお米でついたお餅なんだそうです。
いただいた時はまだほわっとあたたかくて、とっても柔らかそうでした。

実は、かなちゃんが好きな食べ物の中で3本指に入るのが「お餅」です。
この黒川小学校の大福もちはかなちゃんの理想どうりの大福でした。
餅の部分も厚くて、しかも柔らかい。でも、ねっちょり柔らかすぎずモチモチ感もしっかりある。
中の餡もたっぷり入っていて、食べた者に幸せ感と満足感を与えてくれる。
何より、黒川小学校の児童が作ったお米でできたっていうのが最高です!

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思うにこっちの人(横手の人)って、結構餅にうるさい人多いですよ。おはぎの方がいいとか、おはぎの粒々が嫌だとか、餡は粒がいいとかこしあんがいいとか・・・。

もういくつ寝るとお正月がやってきますが、お正月にはお餅いっぱい食べます。お雑煮、きなこ、焼いて砂糖醤油、納豆、いろんなバリエーションで楽しめますよ。

は横手の人にとってソウルフード(魂の食べ物)と言っていいでしょう!

〔 611文字 〕

2009年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

やっぱりおにぎり!

No. 87 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
「食欲の秋」とは言いますが、かなちゃんの食欲に季節なんてない!
こんにちは、食欲の春夏秋冬真っ盛り、かなちゃんです!

みなさん、今年の新米はもう食べましたか?
我が家では昨年の米がまだ残っていて、新米にたどりつくまでにはまだ一月ほどかかりそうです。

かなちゃん:「母さん、新米早く食べたいな。」
母:「古米を先に食べなきゃダメだぁ!」
かなちゃん:「だって新米は今食べなきゃ新米って言わないじゃーん!」
と、ここら辺の農家で多分繰り広げられているであろう会話が我が家ではしばらく続きます。

さて、今日は10月の「食のアカデミー」が行われました。
テーマは「“収穫の秋・実りの秋” 横手づくしのおにぎりランチ」です。

きたーっ!新米チャンス到来!!

ピカピカ輝く真っ白いごはん、今日はシンプルにおにぎりでいただきましょう!
ごはんって、おにぎりにすると何でたくさん食べれちゃうんでしょうね。
茶碗3杯のごはんは食べれないのに、3個のおにぎりはペロッと食べれるから不思議ですよねぇ。

まずはじめに、おいしいおにぎりを作るための基礎知識と子どもに喜ばれるおにぎりの紹介が菅栄養士からありました。

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「ごはんの甘みを引き立てる塩、ごはんを包み食べやすくする上に、不足しがちなミネラルたっぷりの海苔、そしてごはん-。三位一体のおいしさと素晴らしさ、それがおにぎりです。」

おにぎり万歳!

いろんな具財を入れて楽しんだり、顔をつくったり、いろんな楽しみ方ができますよね。
今日のおにぎりの中身は・・・、
サクラマスのぼだっこ(塩漬けしたもの)です。
サクラマスはヤマメが海に降りて育ったもので、大変貴重でおいしい魚です。サケよりも身がやわらかでジューシーです。

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そして、おにぎりと言えば味噌汁。
今日は横手の野菜がたっぷり入った「じゃがいも団子の豚汁」です。

じゃがいも団子!?
これがね、もう絶品なんですぅ。
じゃがいもをすりつぶして、でんぷんを入れ白玉団子状にするんです。これが豚汁の中に入ると、もっちもっちーのつーるつる。まるでお餅です。

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付け合せは、菊のゼリー寄せ、りんごのコンポートです。
横手の秋の実りてんこ盛りのメニューです。

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結局おにぎりを3個、豚汁2杯いただきました。
かなちゃんの食欲に迷いはありません。

変な話、最後の晩餐に何が食べたいかって聞かれたら、私は迷わずこう答えます。
「すじこ入りおにぎり」

みなさんも新米をおにぎりにして、ごはんをどんどん食べましょう!

〔 1073文字 〕

2009年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

ままけ

No. 62 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
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「ままけ」?

なんかの動物?それとも、もののけ?
いえいえ。これは秋田県民ならわかるはず。

まま(ご飯)け(食べれ)。
と言っているわけです。

私が子どもの頃は、朝に、夕に、「ままけ~!」と母さんの声が家中に響いてました。この掛け声で食卓に集合するのです。
今では、家族の生活時間帯がずれてしまって、なかなか一緒に食卓を囲むことがなくなってしまいましたが、休日はできるだけ「ままけ~。」の号令のもとに家族が集ってご飯を食べるようにしています。

この場合の「ままけ」は「ごはんの準備ができたから食べなさい。」の意味で使っています。
でも、この看板の「ままけ」はもちろん上記の意味もあるのでしょうが、どちらかと言うと「米を食べれ」と言っているのだと推測します。

この看板の設置場所は国道107号線沿い、道路両脇に田園が広がっているところにある米倉庫に掲げられています。
私は頻繁にこの道を通るので、この超インパクト大の「ままけ。」が目に入ってくるんです。

米大好き人間かなちゃんは、この看板を見るたびに「はい、はい。ままく(お米食べるよ)」と言ってます。
だって、本当にごはん好きですもん。飲んだ後のしめは、ラーメンじゃなくおにぎり。ぼだっこ(鮭)と海苔があったらご飯茶碗3杯はいけます!

話は「ままけ。」看板に戻りますが、なんと!最近看板がバージョンアップしていたのです!

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「ままけ まま」と米を食べるよう更に念押ししています。
書体も太く、力強くなって、説得力が増したような気がします。
JA青年部のみなさんのシンプルだけど力強いメッセージがずばっと伝わってきます。

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もう一ヶ月もすると横手でもお米の収穫が始まります。
横手市は、県内はもとより東北有数の「米どころ」。そして自然の恵みをいっぱい受けた横手のお米はおいしいと評判です。
そんな土地に生まれ、うめっご飯を食べられることが本当に幸せだと思います。

お米のパワーってすごい!
食べれば力が沸いてくる。
食べなきゃ力がこもらない。

「ままけ。」
なんて奥深い言葉でしょう。

さぁ、みなさん!ままこ(ご飯食べよう)!

〔 909文字 〕

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