全年全月20日の投稿(時系列順)37件]

2009年5月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

マヨっちゃうなぁ♪

No. 14 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
なべっこ遠足の時の芋の子汁は醤油味か、味噌味か!
これを決めるとき・・・、時として血を見ます。醤油派、味噌派一歩も譲らず・・・。ちなみにかなちゃんは断固として醤油派です!

芋の子汁は秋だけど、これと同じような状況が今の時期にも起きるのです!
「わらび つけダレ薬味の乱」

以前、私は自分のことを「マヨラー」(マヨネーズを好物とする人)だと言いました。
はい、そのとおり。もちろんわらびにもマヨネーズたっぷり派です。

多分これを見た方の中には、「ケッ!わらびにマヨネーズだと!?わらびには醤油と生姜って決まってるんだよ!」とか「日本の食べ物に洋物を使うんじゃねぇ、わらびにはおかかなんだよ!」もしくは、「わらびに横文字のものかけて食うんじゃねっ!」とおっしゃる方がいらっしゃることと思います。(このようなことを言う人は大抵昭和初期生まれと勝手に推測)

しかし!!!「わらび」は今の時期、横手で子どもからお年寄りまで全ての年齢層に好んで食べられるヘビーローテーションな食べ物。その世代に合った食べ方をしてもいいと思うんです。

こんな情報がわらび王国山内から飛び込んで来ました。

「わらびに某ドレッシングをかけて食べるのが超おいしい!」

「なぬぅーー!ドレッシングだとぉーーー!!!」
はい、昭和初期生まれの方怒らないでくださいね。

同じく横文字のものをかけて食べているかなちゃんとしてはだまっていられません。
早速、突撃!となりのわらび事情!」ってことで、山内は高橋家に行ってまいりました。

このブログ始まって以来の人物写真掲載です。

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美容師の高橋恵美さんと、ちょっと今日は具合が悪くてお休みしていたお子さん。

恵美さん曰く、「せっかく山内に住んでいるんだから、わらびを食べなきゃ。しかも買って食べるんじゃなく、子どもと一緒に近所で採ったものを食べなきゃね。これこそ食育ですよ!」

「子どもも大好きなわらび。遠足に持って行って、サラダ感覚で食べるのを流行らせようかと・・・。それには醤油じゃなく、お母さんたちの憧れの品、ちょっと高級だけど『某ピエロがトロとしているドレッシング』をかけて食べるのがいいんだよねぇ。」

高橋家は三世代家族。今の時期は毎食卓わらびを食べているとか。それぞれの世代によってわらびのつけダレが違うんですって。ああでもない、こうでもない、これの方がうめっ、とかその食べ方は邪道だとか言いながら食べる高橋家の食卓は、さぞや賑やかで楽しい時間なんでしょうね。

どの食べ方もうめっ!」に違いありませんね。

さて、私もわらびを噂のドレッシングで食べてみました。

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あら不思議!わらびのおひたしが、こじゃれたイタリアン料理に早変わり!?

あると思います!

〔 1164文字 〕

2010年1月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

地産地消料理の可能性を探る

No. 125 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
横手の多様な農産品を融合した新たな名物料理の開発を考える、「横手地産地消検討会」が開催されました。

これは、現在県が試験的に飼育を行っている去勢比内地鶏「秋田シャポン」を活用して、新しい横手の郷土料理の開発の可能性を探求する会なのです。

アイビー株式会社(銀座KIHACHIなど7社の飲食関連企業を経営)のエグゼクティブシェフ 鈴木 眞雄氏を講師にお迎えし、料理実習講習会を行いました。

横手の野菜や果物と秋田シャポンがどのように融合するのか本当に楽しみです。

銀座キハチの総料理長が作るものだから、きっと聞いたことも、見たこともないような食材や調味料を使うのかなぁと思いきや、家庭でも手に入りやすいものばかりを使い、横手の野菜や特産品をフルに活用したメニューでした。

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横手産のりんごと、大雄のホワイトアスパラガスを使うようです。シェフが手に持っているもの、何だと思いますか?
実は、山内のいぶりがっこなんです。これがソースになるんですって!

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【ホワイトアスパラガスと蒸し鶏 いぶりがっことピクルスのソース】

写真では見えにくいのですが、鶏肉の下に焼きりんごがあるんですよ。
いぶりがっことピクルスが爽やかにマッチしていて、その洗練された味に思わずうっとり~(∪。∪)
そして、ホワイトアスパラガスは、今まで瓶詰めしか食べたことがなく、こんなにシャキシャキした食感を楽しめるものとは思いませんでした。

二品目は「秋田シャポンのオリエンタル風ロースト」です。
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鈴木シェフは、付け合せの「山内ニンジン」がとにかく甘くておいしいので、ぜひ食べてもらいたいとおっしゃっていました。

はい、おっしゃるとおりです。
あめっ!うめっ!

身近な食材が、シェフの手によって最大限美味しさを引き出される。いつもよりニンジンやホウレンソウが輝いて見えました。

そしてやはり、比内地鶏といえば鍋でしょう。
秋田では比内地鶏のだしが決め手のきりたんぽ鍋が有名ですが、鈴木シェフの鍋は一味違います。
正直言って、なんて表現していいのかわからない味。古今東西のおいしいところが大集合!みたいな・・・。

名づけて「ホットな、スパイシー秋田シャポン鍋」です。
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見るっからに辛そうなスープに、鶏肉をしゃぶしゃぶし、溶き卵につけて食べるんです。食べ方も斬新ですよね。

一口食べると額のあたりから汗が・・・。
辛うめっ!(>▽<;;
様々な香辛料の味が口の中で踊りだす。

鈴木シェフが創り出す料理には、意外性、独創性、可能性がダイナミックかつ繊細に織り込まれていました。

鈴木シェフの料理のほかに、市内の料理人による鶏肉料理のプレゼンテーションも行われました。

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秋田シャポンが食卓に登場するまではまだ少し時間がかかりそうですが、横手の特産品を活かした独創的な料理で、これからの横手の新郷土料理の可能性を見出すことができた貴重な会だったと思います。

かなちゃんの「うめっ!辞典」にたくさんのメニューが追加できた素晴らしい一日でした。

〔 1298文字 〕

2010年12月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

とまとdeコンテスト 結果発表!

No. 203 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
19日(日)、「とまとdeコンテスト~シシリアンルージュ・ピューレジュースを使った菓子・料理コンテスト~」が開催されました。

応募総数76点(一般37点 プロ39点)の中から、本審査へは一般11点、プロ15点が選ばれました。

本審査では、実際に調理された作品を審査員が試食して、
①ピューレジュースの活用度 ②素材の活かし方 ③オリジナル性
④味  ⑤見た目  ⑥特産品・名物料理の可能性を基準に審査されました。

とにかく、どの作品も素晴らしいのひとこと!
選ぶのは困難を極めたことと思われます。

詳しい様子は、また後ほどお伝えしますが、今回は皆さんが気になる結果を発表したいと思います。

●一般部門 横手市奨励賞
「トマトウフ」  佐々木えみ子さん
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【トマトの旨みをそのまま生かし、豆腐という素材でカロリーを気にせず食べれます。(短時間調理!)】


●プロ部門 横手市応援賞
「キャラトマ」 (有)小松屋本店 高橋幸吉さん
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【シシリアンルージュの味を極力引き出したキャラメル】

●プロ部門 特別賞
「ティラミス ディyokote」
ナポリピィッツアのお店 こじこじ 佐藤直樹さん

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【トマトと相性の良いマスカルポーネチーズを使ったちょっと大人向けのティラミス】


一般部門で本審査に進んだ作品は、近日中に「食と農からのまちづくりHP」にレシピ等紹介する予定です。

ぜひ、そちらも見てみてくださいね!

〔 631文字 〕

2011年10月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

農機具機械の今昔

No. 271 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
2011.10.20 Thursday
10月29日~11月4日の期間、横手市で「第134回秋田県種苗交換会」が開催されます。
これは、秋田県最大の農業の祭典で、1878年から続く歴史のあるイベントです。
様々な催しものがある中で、農業素人の私でも心踊るコーナーが、最先端の農業機械展示ショーです。たぶん、イメージ的には東京モーターショーの農機具版!機械好きのかなちゃん、これは見逃せません。

機械好きというか、単なる物好きな私の目に、あるものが飛び込んできました。

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なにやらハンドルらしきものをグルグルと回しています。あたりには細かいゴミが舞い上がり、下のほうの2つの口からバラバラと何か出てきました。

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それは何ですか~?
能天気な質問に、作業をしていた実験農場の皆さんも「えっ!?知らねの?トミだ、トミ!」

トミ?お富さんのトミ?人の名前?

もはや誰一人、顔が笑っていません。
これは「唐箕(とうみ)」と言って、収穫後の穀物を風の力を利用して選別する道具だよと淡々と教えてくださいました。

とうみ・・・、そう言えばそのような響きのものが昔うちにもあったような・・・。
早速、最近購入したスマホで「とうみ」を検索してみる。
あ~、これのことかぁ。うちにも木製のものが所狭しとあったことを思い出した。

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元禄の頃から使われていると言うこの機械、現代版は材質が変わっただけ?

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いやいや、材質が変わっただけでとは言え、軽量化され持ち運びが簡単になり大変便利になったのです。
名前もほらっ、「トーミ」ってカタカナ標記で、ちょっぴり今っぽい!

けど、改めて思うのは、昔の人の知恵ってすごいですよね。
世の中スマホだ何だって騒がれている現代社会において、姿をほとんど変えず昔のままの役割を果たす機械があることにびっくりします。
先人の知恵と技術が未来に繋がった機械ですね。

ごろごろとハンドルを手動で回す音、舞い上がるゴミ屑、現代的な機械での作業なのに、どこか懐かしく、ホッとする光景に今日は出会えました。

さて、冒頭でも触れましたが、秋田県の農業の歴史や最先端の農業に触れることができる「第134回秋田県種苗交換会」に、みなさまぜひいらしてください。
“横手に集い 開け未来の秋田の食”

「第134回秋田県種苗交換会」ホームページはこちらから。
http://www.syoku-yokote.com/shubyo/

〔 1037文字 〕

2012年7月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

あきた夏丸いよいよ出荷!!

No. 335 〔11年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
 7月20日、秋田県のオリジナルスイカ「あきた夏丸」の出発式が、横手市雄物川町のJA秋田ふるさと営農流通センターで行われました。7月20日を語呂あわせで「夏丸の日」として、県内外にPRしています。
 出発式には関係職員や生産者ら出席。出荷の無事と販売目標必達を祈願しました。

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 地元の雄物川北小学校4年生の児童が、応援団として参加しました。スイカの試食に大喜びです。

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 気になる今年のスイカは、「春先の天候不順で生育が遅れたが、生産者の努力で糖度、品質とも最高のスイカに仕上がった」とのこと。 
 シャリシャリとした歯ごたえと、甘くさわやかな口あたり。
 一度口にしたら、また「あきた夏丸」が食べたくなる最高のスイカです。

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 「あきた夏丸」の甘さは、この地域特有の寒暖の差と横手盆地の肥沃な土壌のおかげ。

 そして、生産者の日々の努力。

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 日焼けしないよう、丁寧に藁をかぶせて品質を保ちます。

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 JA秋田ふるさとのスイカ生産部会は、会員数約400人。
 いよいよ収穫本番を迎えます。収穫作業は、7月25日頃をピークにお盆前まで続きます。

 次回は、収穫作業を取材します。

〔 526文字 〕

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