全年全月15日の投稿[42件](7ページ目)
2012年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
めっきり寒くなってきましたね。
紅葉は見ていてとてもきれいだけど、この葉っぱが落ちれば、あとは冬に向かうだけ・・・。
そう思うと、とてもセンチメンタルな気分になるかなちゃんです。
最近、通勤路沿いの田んぼで、今年も飛来した白鳥たちが一生懸命落ち穂ひろいをしている光景に出会います。
そこで私は考えました。
「もしかしたらこの白鳥たちは、私よりも先に新米を食べているのでは!?」
そう思ったら、なぜだか無性に腹立たしくなり、去年のお米がまだ残っているにもかかわらず、新米に手をかける暴挙に出てみました。
お米をスーパー等でお買い求めの方はおわかりにならないかもしれませんが、ここらへんの家庭では、自宅に精米機がある家は別として、ほとんどが精米所で精米しないと白いごはんは食べられません。
うちも例に漏れずです。
30キロの米袋・・・、重いです。でも、白鳥に負けてはいられません。
私はさっそく米袋を車に積み、近所のコイン精米所に向かいました。
秋田県外の方はびっくりするかもしれませんが、秋田県内にコイン精米所はいたるところにあるのです。
スーパー駐車場の片隅に、道端の自動販売機の隣に、コンビニの数をはるかに上回る精米所が存在します。いかにお米が県民の生活と密着しているかがわかります。
意外なところに唐突にあるのも特徴です。
こちら、夜の精米所。雰囲気があります。
精米所も今では機能も充実化していて、低温精米や無洗精米ができるところ、そして、米ぬかが自由にお持ち帰りできる精米所など、しのぎをけずっています。
私は、機能は超初期型だけど昔から馴染みのある“夜の精米所”に精米しに行くことにしました。
お恥ずかしい話、私は初めてこの精米所を利用したときに、使い方がよくわからなくて非常に困惑した思い出があります。
白度設定のところを何をどう考えたのか、5分、7分を“時間”と勘違いしたのです。
5分と7分(時間)、2分の差は何だろう、白米、上白とは何ぞや・・・。
ええい!上ってつくのが一番いいに決まってる。上白にしよう!
今ではそんな間違いしませんよ。
しかも、案内もとてもわかりやすくなっていますしね。
たいてい、5ぶ、7ぶとひらがな表記になっています。
さて、何を話したかったのか訳がわからなくなるのが私の悪い癖です。
要は、私も白鳥へのライバル心が元で新米にやっとありつけることができましたって話をしたかったんですよね。
おかげさまで、食べましたよ、新米!
やっぱり、新米は白くてぴかっぴか光ってて、あきたこまち特有の粘りと甘みが前面にドドーンと出てきます。
うめっ~~~!
白鳥たちだって、何万キロも離れたところからこの地に飛来したんだもん、おいしいお米を食べる権利はある!腹立ててゴメンネ。と、美味しいものを食べれば心も穏やかになるかなちゃんでした。
新米はおかずなど何にもいらなくて、そのままで食べてもおいしいけど、私はおにぎりにして食べるのが好き!
中味は絶対すじこ。
すじこからご飯に染み出る汁、そして海苔との相性、もう、他の追随を許しません。
最近食べた中で、ベストオブうまい!に見事輝いた“すじごおにぎり”
みなさんも、自分が一番おいしいと思う食べ方で新米を食べてみてください。
すんごく、幸せに満ち溢れた気分になれますよ~。
紅葉は見ていてとてもきれいだけど、この葉っぱが落ちれば、あとは冬に向かうだけ・・・。
そう思うと、とてもセンチメンタルな気分になるかなちゃんです。
最近、通勤路沿いの田んぼで、今年も飛来した白鳥たちが一生懸命落ち穂ひろいをしている光景に出会います。
そこで私は考えました。
「もしかしたらこの白鳥たちは、私よりも先に新米を食べているのでは!?」
そう思ったら、なぜだか無性に腹立たしくなり、去年のお米がまだ残っているにもかかわらず、新米に手をかける暴挙に出てみました。
お米をスーパー等でお買い求めの方はおわかりにならないかもしれませんが、ここらへんの家庭では、自宅に精米機がある家は別として、ほとんどが精米所で精米しないと白いごはんは食べられません。
うちも例に漏れずです。
30キロの米袋・・・、重いです。でも、白鳥に負けてはいられません。
私はさっそく米袋を車に積み、近所のコイン精米所に向かいました。
秋田県外の方はびっくりするかもしれませんが、秋田県内にコイン精米所はいたるところにあるのです。
スーパー駐車場の片隅に、道端の自動販売機の隣に、コンビニの数をはるかに上回る精米所が存在します。いかにお米が県民の生活と密着しているかがわかります。
意外なところに唐突にあるのも特徴です。
こちら、夜の精米所。雰囲気があります。
精米所も今では機能も充実化していて、低温精米や無洗精米ができるところ、そして、米ぬかが自由にお持ち帰りできる精米所など、しのぎをけずっています。
私は、機能は超初期型だけど昔から馴染みのある“夜の精米所”に精米しに行くことにしました。
お恥ずかしい話、私は初めてこの精米所を利用したときに、使い方がよくわからなくて非常に困惑した思い出があります。
白度設定のところを何をどう考えたのか、5分、7分を“時間”と勘違いしたのです。
5分と7分(時間)、2分の差は何だろう、白米、上白とは何ぞや・・・。
ええい!上ってつくのが一番いいに決まってる。上白にしよう!
今ではそんな間違いしませんよ。
しかも、案内もとてもわかりやすくなっていますしね。
たいてい、5ぶ、7ぶとひらがな表記になっています。
さて、何を話したかったのか訳がわからなくなるのが私の悪い癖です。
要は、私も白鳥へのライバル心が元で新米にやっとありつけることができましたって話をしたかったんですよね。
おかげさまで、食べましたよ、新米!
やっぱり、新米は白くてぴかっぴか光ってて、あきたこまち特有の粘りと甘みが前面にドドーンと出てきます。
うめっ~~~!
白鳥たちだって、何万キロも離れたところからこの地に飛来したんだもん、おいしいお米を食べる権利はある!腹立ててゴメンネ。と、美味しいものを食べれば心も穏やかになるかなちゃんでした。
新米はおかずなど何にもいらなくて、そのままで食べてもおいしいけど、私はおにぎりにして食べるのが好き!
中味は絶対すじこ。
すじこからご飯に染み出る汁、そして海苔との相性、もう、他の追随を許しません。
最近食べた中で、ベストオブうまい!に見事輝いた“すじごおにぎり”
みなさんも、自分が一番おいしいと思う食べ方で新米を食べてみてください。
すんごく、幸せに満ち溢れた気分になれますよ~。
2012年2月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
平成24年1月19日~24日に香港のシティースーパーで開催された「2012香港みちのくフェア」に行ってきたよ。
このフェアは、平成16年から行われており今年で9回目を迎え、横手産品の通年販売商品の定着を目指し、シティースーパーに特設スペースを設置し、香港での安心・安全な食品をPRし、販売促進を図るためのものなのです。
販売するには絶好のチャンス!といえる香港の旧正月では、海外からの旅行者も多く、店舗内はすれ違うのも一苦労といった感じになります。
ちなみに、香港で話されている広東語は、北京語の方言的な言葉と言われていますが、似て非なるもので全くといっていいほど違います。しかも驚くことに、香港人は、広東語、北京語、英語の三ヶ国語を流暢に話し、日本語しか話せない私にとっては、身振り手振りが唯一残されたコミュニケーションツールなのです。
とはいっても、「オイシイ!」「いちばん!」という日本語は、グローバルスタンダード(世界標準)です。 にこっと笑って、試飲をしてもらい、お買い上げいただくことは、国内・国外とも一緒と感じました。誠意や気持ちは、表情や態度で伝わることを感じたフェアでございました。
また、香港大手旅行会社EGLツアーズにも、企業訪問させていただき熱烈歓迎を受けました。予約のコールセンターや研修室も見学させていただき、業務効率の向上に向けて取り組まれている様子が伺えました。 さらに、社長をはじめ幹部の方ともお会いする機会を設けていただき、貴重なお話をお伺いすることができました。
今回のフェアや企業訪問を単なる出張と捉えることなく、最新の情報を入手しながら、次なる販路開拓・拡大のステップにしていきたいと強く感じました。
このフェアは、平成16年から行われており今年で9回目を迎え、横手産品の通年販売商品の定着を目指し、シティースーパーに特設スペースを設置し、香港での安心・安全な食品をPRし、販売促進を図るためのものなのです。
販売するには絶好のチャンス!といえる香港の旧正月では、海外からの旅行者も多く、店舗内はすれ違うのも一苦労といった感じになります。
ちなみに、香港で話されている広東語は、北京語の方言的な言葉と言われていますが、似て非なるもので全くといっていいほど違います。しかも驚くことに、香港人は、広東語、北京語、英語の三ヶ国語を流暢に話し、日本語しか話せない私にとっては、身振り手振りが唯一残されたコミュニケーションツールなのです。
とはいっても、「オイシイ!」「いちばん!」という日本語は、グローバルスタンダード(世界標準)です。 にこっと笑って、試飲をしてもらい、お買い上げいただくことは、国内・国外とも一緒と感じました。誠意や気持ちは、表情や態度で伝わることを感じたフェアでございました。
また、香港大手旅行会社EGLツアーズにも、企業訪問させていただき熱烈歓迎を受けました。予約のコールセンターや研修室も見学させていただき、業務効率の向上に向けて取り組まれている様子が伺えました。 さらに、社長をはじめ幹部の方ともお会いする機会を設けていただき、貴重なお話をお伺いすることができました。
今回のフェアや企業訪問を単なる出張と捉えることなく、最新の情報を入手しながら、次なる販路開拓・拡大のステップにしていきたいと強く感じました。
2011年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
横手市では、昨年の冬の豪雪により果樹への影響が著しく、産業経済に与える影響が甚大となっています。
また、東日本大震災や原発事故による被災者への応援メッセージもあわせて、首都圏でPR活動を行います。
■鉄道の吊り下げ広告
JR山手線、常磐線、横須賀線、総武線快速、つくばエクスプレス各線に、横手市出身の漫画家 矢口高雄さんの原作「釣りキチ三平」の吊り下げ広告が行われます(1車両1枚)
■観光PR 12/17~18
市内の宿泊施設割引応募用紙が含まれた観光PRチラシを都内4箇所で配布。(下記イベント会場で配布します)
■イベント
○池袋駅 12/17~18(池袋駅改札外 南通路など)
「冬の鉄道まつり」~がんばろう東北!~でのチラシ配布
○あきた美彩館 12/17~18
物産振興会での販促イベントでのチラシ配布
○東急二子玉川店内 ㈱九州屋 12/17~18
『横手産りんご雪害復興フェア』
○三井アウトレットパーク多摩大沢内 12/17
スーパーサカガミ グランルパ南大沢店
『こだわりの美味いものフェア』
※お近くにお住まいの方は、是非ご来店ください。
鉄道吊り下げ広告
ヒデくんでした。
また、東日本大震災や原発事故による被災者への応援メッセージもあわせて、首都圏でPR活動を行います。
■鉄道の吊り下げ広告
JR山手線、常磐線、横須賀線、総武線快速、つくばエクスプレス各線に、横手市出身の漫画家 矢口高雄さんの原作「釣りキチ三平」の吊り下げ広告が行われます(1車両1枚)
■観光PR 12/17~18
市内の宿泊施設割引応募用紙が含まれた観光PRチラシを都内4箇所で配布。(下記イベント会場で配布します)
■イベント
○池袋駅 12/17~18(池袋駅改札外 南通路など)
「冬の鉄道まつり」~がんばろう東北!~でのチラシ配布
○あきた美彩館 12/17~18
物産振興会での販促イベントでのチラシ配布
○東急二子玉川店内 ㈱九州屋 12/17~18
『横手産りんご雪害復興フェア』
○三井アウトレットパーク多摩大沢内 12/17
スーパーサカガミ グランルパ南大沢店
『こだわりの美味いものフェア』
※お近くにお住まいの方は、是非ご来店ください。
鉄道吊り下げ広告
ヒデくんでした。
2011年4月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
こんにちはヒデくんです。
東日本大地震や福島の原発事故など、暗い話題が多い最近ですが、ここ数日の夕焼けがなんときれいなこと!! 「食と農からのまちづくり」ロゴそっくり!被災地にも明るい日差しが注がれるごと祈ります。
さて、4月19日(火)~20日(水) 10:00~16:00に、仙台市青葉区一番町 おおまち商店街の八百長商店(果樹菜)において、「がんばろう!東北・仙台 応援フェア」を開催します。
これまで、テストマーケティングとして数回、直売会を開催してきましたが、今回は、東日本大震災復興支援に少しでも役に立ちたい、元気になってほしいという願いを込めて、横手市、十文字リーディングカンパニー、農産物生産者、加工者が、東北・仙台を応援することを主たる目的として直売会を実施します。
また、まごころのプレゼントとして、1,000円以上購入された方に、(1日先着300個限定で2日間)横手産シシリアンルージュピューレジュースとしっとり饅頭をプレゼントします。さらに、さらに、そのプレゼントには、市内の小学生が書いた心温まる応援メッセージが添えられています。
農家の方々の協力で鮮度・価格・ボリュームで仙台にまごころと農産物をお届けし、元気になってなってもらいたいと思います。
「がんばろう東北・仙台!」
仙台市在住のお知り合いの方々に、ぜひこの「がんばろう!東北・仙台 応援フェア」の宣伝をして下さるようお願い致します。
場所は十字ポインタになっているところです。
東日本大地震や福島の原発事故など、暗い話題が多い最近ですが、ここ数日の夕焼けがなんときれいなこと!! 「食と農からのまちづくり」ロゴそっくり!被災地にも明るい日差しが注がれるごと祈ります。
さて、4月19日(火)~20日(水) 10:00~16:00に、仙台市青葉区一番町 おおまち商店街の八百長商店(果樹菜)において、「がんばろう!東北・仙台 応援フェア」を開催します。
これまで、テストマーケティングとして数回、直売会を開催してきましたが、今回は、東日本大震災復興支援に少しでも役に立ちたい、元気になってほしいという願いを込めて、横手市、十文字リーディングカンパニー、農産物生産者、加工者が、東北・仙台を応援することを主たる目的として直売会を実施します。
また、まごころのプレゼントとして、1,000円以上購入された方に、(1日先着300個限定で2日間)横手産シシリアンルージュピューレジュースとしっとり饅頭をプレゼントします。さらに、さらに、そのプレゼントには、市内の小学生が書いた心温まる応援メッセージが添えられています。
農家の方々の協力で鮮度・価格・ボリュームで仙台にまごころと農産物をお届けし、元気になってなってもらいたいと思います。
「がんばろう東北・仙台!」
仙台市在住のお知り合いの方々に、ぜひこの「がんばろう!東北・仙台 応援フェア」の宣伝をして下さるようお願い致します。
場所は十字ポインタになっているところです。
2010年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
さびぃーーー!!!
今週月曜日の朝は、車のドアが凍みていて開かないほどの冷え込みでした。
私の体には自家発電機が備え付けられており、少しくらいの寒さなら耐えられる仕様になっているのですが、さすがに今日は寒い!
動きも若干鈍くなっているかなちゃんです。
でも、そんな寒さが逆にいい!
寒さによって、よりおいしくなる作物があるというのです!
ここは大森町。
このハウスの中にその作物が?
ハウスの扉を開けると・・・、
そこは・・・、
ホウレンソウ畑だった。
わぁー、真冬のホウレンソウ畑は初めてです。
実はこのホウレンソウ、ただのホウレンソウではないのです。
この時期に、寒さにさらすことで栄養価や甘みが増すという、
大森町の特産品、
「寒じめほうれん草」なのです。
一見、一般的なホウレンソウとどこが違うのか見分けがつかないのですが、
な、な、なんと!!!
このホウレンソウに秘められたパワーはすごい!のひとこと。
かなちゃんは、このハウスでそのパワー、ある意味怪奇現象的なものに遭遇したのでした。(出た!日本大げさ協会)
だまってハウスを見ていると、あちらこちらで、何かが動いているのです。
風が吹いているわけでもない、小人がいる風でもない。
な、なんだ!?
よーく見ていると、ホウレンソウの葉っぱが、ピョン、ピョンと立っているのです。最初は、この写真のように葉っぱはしんなりしています。
それが何らかの拍子に、ピョンと立ってくる。
実はあとで聞いたのですが、これは、怪奇現象でもなんでもなく、単に陽の光が当たって葉っぱが元気になったって訳でした。(やっぱりお騒がせ日本大げさ協会でした・・・。)
寒じめほうれんそうが育つ環境は苛酷です。一般的にホウレンソウの栽培適温は20度位だそうですが、寒じめホウレンソウはマイナス5度位が適温だとか。寒さにあたると葉や茎の水分が減り、自分を凍らせないために、糖度を上げるのです。
くぅーーーっ!自然のパワーってすごいねぇ、泣かせるねぇ(≧д≦)
結果、糖やビタミンなどの成分がぎゅうっと凝縮された甘くて、中身の濃いホウレンソウになるのです。
へぇー、冬のハウス栽培は普通、暖房とか入れて暖かくして成長を促すものですが、これは全く逆の発想なんですね。
寒さにさらされると糖度が増す!?
かなちゃんは暖かいところにいた方がよさそうですねヾ(~O~;)
JA秋田ふるさと ほうれんそう施設部会長の成田さんにお話を伺いました。
横手市はホウレンソウの生産が盛んなところですが、冬に栽培しているのは大森地域だけだそうです。大森の「寒じめほうれん草」とにかく甘くて濃くて栄養満点。
一般的なホウレンソウは糖度が3~4度ですが、大森では7度以上のものを寒じめほうれん草として出荷しています。時には12,3度になる時もあるとか。果物みたい。
【糖時計で糖度チェック】
横手の冬は雪が多く厳しい寒さのため、農作物の栽培には向いていませんが、発想の逆転と、栽培努力で、他にはないうめっ野菜ができるんですね。
大森町特産「寒じめほうれん草」は12月から2月いっぱいくらいまでの限定商品です。
横手市内スーパー等で販売されるそうです。
これからの季節、グラタンなんかに入れたら超うめっべなぁ。
今週月曜日の朝は、車のドアが凍みていて開かないほどの冷え込みでした。
私の体には自家発電機が備え付けられており、少しくらいの寒さなら耐えられる仕様になっているのですが、さすがに今日は寒い!
動きも若干鈍くなっているかなちゃんです。
でも、そんな寒さが逆にいい!
寒さによって、よりおいしくなる作物があるというのです!
ここは大森町。
このハウスの中にその作物が?
ハウスの扉を開けると・・・、
そこは・・・、
ホウレンソウ畑だった。
わぁー、真冬のホウレンソウ畑は初めてです。
実はこのホウレンソウ、ただのホウレンソウではないのです。
この時期に、寒さにさらすことで栄養価や甘みが増すという、
大森町の特産品、
「寒じめほうれん草」なのです。
一見、一般的なホウレンソウとどこが違うのか見分けがつかないのですが、
な、な、なんと!!!
このホウレンソウに秘められたパワーはすごい!のひとこと。
かなちゃんは、このハウスでそのパワー、ある意味怪奇現象的なものに遭遇したのでした。(出た!日本大げさ協会)
だまってハウスを見ていると、あちらこちらで、何かが動いているのです。
風が吹いているわけでもない、小人がいる風でもない。
な、なんだ!?
よーく見ていると、ホウレンソウの葉っぱが、ピョン、ピョンと立っているのです。最初は、この写真のように葉っぱはしんなりしています。
それが何らかの拍子に、ピョンと立ってくる。
実はあとで聞いたのですが、これは、怪奇現象でもなんでもなく、単に陽の光が当たって葉っぱが元気になったって訳でした。(やっぱりお騒がせ日本大げさ協会でした・・・。)
寒じめほうれんそうが育つ環境は苛酷です。一般的にホウレンソウの栽培適温は20度位だそうですが、寒じめホウレンソウはマイナス5度位が適温だとか。寒さにあたると葉や茎の水分が減り、自分を凍らせないために、糖度を上げるのです。
くぅーーーっ!自然のパワーってすごいねぇ、泣かせるねぇ(≧д≦)
結果、糖やビタミンなどの成分がぎゅうっと凝縮された甘くて、中身の濃いホウレンソウになるのです。
へぇー、冬のハウス栽培は普通、暖房とか入れて暖かくして成長を促すものですが、これは全く逆の発想なんですね。
寒さにさらされると糖度が増す!?
かなちゃんは暖かいところにいた方がよさそうですねヾ(~O~;)
JA秋田ふるさと ほうれんそう施設部会長の成田さんにお話を伺いました。
横手市はホウレンソウの生産が盛んなところですが、冬に栽培しているのは大森地域だけだそうです。大森の「寒じめほうれん草」とにかく甘くて濃くて栄養満点。
一般的なホウレンソウは糖度が3~4度ですが、大森では7度以上のものを寒じめほうれん草として出荷しています。時には12,3度になる時もあるとか。果物みたい。
【糖時計で糖度チェック】
横手の冬は雪が多く厳しい寒さのため、農作物の栽培には向いていませんが、発想の逆転と、栽培努力で、他にはないうめっ野菜ができるんですね。
大森町特産「寒じめほうれん草」は12月から2月いっぱいくらいまでの限定商品です。
横手市内スーパー等で販売されるそうです。
これからの季節、グラタンなんかに入れたら超うめっべなぁ。