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2009年5月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

鰯と田植えとわらび採り

No. 16 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
家の裏の田んぼでは、あいにくの小雨の中「田植え」真っ盛り。
そして、かなちゃんの休日は「わらび採り」真っ盛り。

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さて、この時期わりとどこでも目にする花があります。
みなさんこのお花の名前知ってますか?

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「イワシ花」ここら辺ではそう呼びます。

イワシってあのお魚の鰯?
形が鰯っぽいとか???
鰯って結構大量にとれそうだし、この花もうじゃうじゃ群れている鰯っぽいから???
それとも、匂いが鰯のように生くさいとか???

調べてみたら諸説あり、秋田では「鰯がとれる時期に咲く花」だから「イワシ花」って呼ばれているとか。正式名称は「タニウツギ」
田植えの時期に咲くから「田植え花」とも呼ばれているらしいです。
わらびが採れる時期に咲くから「ワラビ花」・・・とは言いません。

子どもの頃わらび採りに行った時、このピンクの小さなお花が可愛くってとっても気に入っていました。採っていって仏壇にお供えしようとしたけど、親からイワシ花は仏壇に供えてはいけない花だと言われてました。鰯は生もの。仏様に生ものはお供えしてはいけないからだとか。
「花よりもわらびをいっぱいとってお供えしたほうがご先祖様も喜ぶど」と父が言う。
そりゃそうだ。今日も脇目も振らず一心不乱にわらびを採るぞ!

今日のわらび採りは、鰯漁ぐらい大量!

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雨に濡れた「イワシ花」がきらきら輝いて、私の大漁を喜んでくれているようでした。

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〔 620文字 〕

2009年10月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

け。こ。

No. 88 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
「ままけ。まま。」に続く、横手の農作物を食べよう啓発看板第2弾の発見です!
(「ままけ。まま」については8月21日のブログをご覧くださいね。)

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「け。」「こ。」
日本全国広しと言えど、一文字だけで伝わる言葉ってなかなかない。
いくら東北人が寡黙で、厳しい寒さのため必要以上の言葉を発しないと言われていても、一文字だけで相手に意思を伝え、わかりあえるのは超常現象に近い。
恐るべし東北人。

説明しよう!
「け。」は食べれ。英語で言うと Eat it !
「こ。」は食べよう。英語で言うと Let's eat it!

ほらっ!英語で言うとこんなに長くなるのに、こっちは文字にしても一文字、発音しても1秒とかからない。なのに私たちが生きていく上で最も重要な行為をこんなにさらりと促すことが出来るなんてすごいし、この看板もそういう意味でストレートですばらしいと思います。

この看板を作成したJA青年部大森支部の方にお話を伺いました。
「ここ大森は農業が中心です。農業を通して地区の活性化ができればと思っています。農業に対して全力でやれるところまでがんばりたい。この看板は、そうした若者の力で農業を盛り上げていこうという気持ちの表れです。」とおっしゃっていました。

この看板は大森地域八沢木地区にある「JAあきたふるさと八沢木低温倉庫」の入り口に設置されています。米を積んだ大型トラックが出入りしているところを見ると、ここには収穫された米が集まってきているようです。

倉庫の中におじゃましてみました。

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ふぉー!これぜーんぶ米、米、米。軽く10メートル以上積み上がっています。
大森地域でとれた米がここに集まってきて、13度の一定温度で管理されています。
ここにある米は全部「あきたこまち」だそうで、主に東日本に流通されるそうです。

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フォークリフトを巧みに運転して米を積み上げています。一回に30キロ入りの米袋が42袋積みあがります。計算すると・・・、なんと1トン以上!
ここの倉庫を見ると、やっぱり日本人の主食は米なんだなぁと実感します。

さぁ、みなさん!看板のように「ごはん、こ!」

さてこちら、冬に備えて稲刈り後の田んぼでお米を食べまくっている白鳥たちです。

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白鳥を見ると、あー冬がやってくるなぁと思います。鳥海山のてっぺんも、うっすら雪化粧。

かなちゃんは白鳥と違って、冬に向けて備蓄する必要は一切ありません。
でも今のうちに、旬なもの、今一番うめっ!ものを味わっておきたいなぁ。

「よごでのうめっもの、こ!」
Let's eat a whole yokote ume's foods!

〔 1121文字 〕

2010年2月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

箱入り育ちです

No. 138 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
あ~、今日は久々天気が気持ちいい~(●^o^●)
思わず青空に向かってシュワッチしてしまいました。

でもね、世の中にはそのお日様が天敵っていうものもあるんですねぇ。今日取材に行ったところは陽の光を遮断され真っ暗な中で生きているもの。

それは「ホワイトアスパラガス」です。

かなちゃんは今まで、ホワイトアスパラガスと言えば瓶詰めされた軟らかいものしか食べたことがありません。ホワイトアスパラガスがどんな風に生えているのか、採れたての味はどんなものなのか未知の世界なので、かなりドキドキワクワクです。

横手市大雄にある農事組合法人「太結稲(たいゆいな)」の代表 斎藤さんを訪ねました。
さっそくハウスに案内してくださいました。

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中は真っ暗。でもとっても暖かいです。
トンネルらしきものに、さらにシートがかぶさっています。この下にホワイトアスパラガスが生えているんですね!

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あ~llllll(- _ -;)llllll なんて残念な写真・・・。決してこれは3D用めがねをかけても飛び出す画像になるわけでもなく、ただ単に私の腕がないためにぼけてしまったものです。すみません。

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採れたて新鮮なホワイトアスパラガスです。
わぁ~きれい!秋田美人の肌のように白く透き通っています。

採れたてのアスパラを野菜スティック感覚で一本いただきました。

ぽきっ、ぱりっ、しゃきっ!
ジューシ~うめっ!
とにかく甘いんです。

グリーンアスパラに比べ収穫時期が短く、ビタミンも豊富。とても希少価値の高いものなんだそうです。

しかも、ホワイトアスパラガスはとても繊細なので、梱包作業を行う場所も紫外線をカットする設備が施されています。蛍光灯の明かりが一番ホワイトアスパラガスの白色に影響を与えるらしく、時間が経つと先端部分がだんだん緑色になっていってしまうんです。

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あ~れ~!職場に持ち帰ったアスパラガスの先端が、だんだん緑色に!?

太結稲のホワイトアスパラは「スーパーホワイトアスパラガス『綺羅』」というブランド名で都内有名ホテル、レストランを中心に販売されています。

皮を剥かずに焼いて食べるのが最高にうめっ!らしいですよ。

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残念ながら収穫時期がもうすぐ終わってしまうことと、大変高価なものということで、私たちの口にはなかなか入る機会がなさそうです。

でも、今までホワイトアスパラガスは北海道でしか作られていないものだと思っていましたが、こんな身近で、こんなにも立派なホワイトアスパラガスが作られているなんて感動しました!

〔 1086文字 〕

2010年6月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

第2回 食のアカデミー開講!

No. 172 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは。

またまた登場のながぴろです。

本日開講された6月期食のアカデミーの報告です。

今回のテーマは「きれい おいしい ヘルシー3拍子そろった初夏の横手野菜を召し上がれ」

この度もなかなか楽しいキャッチコピーをありがとうございますmy子さん。

今日は、メニューは

■ルージュライス
 ~シシリアンルージュのピラフ~

■蒸し鶏の雅香ソース
 ~いぶりがっこを使ったソース~

■横手産野菜たっぷりスープ

■バナナクリーム
 ~給食の懐かしメニュー、バナナのカスタードクリーム和え~

■冷たいミントティ

レシピもとても可愛くて、受講者さんに毎回、好評なんですよ。

レシピだけくださいって方もいらっしゃるらしいですが、是非とも地産地消料理講習会に参加していただいて、料理のお味もレシピも、雰囲気も味わってもらいたいですね。

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出来上がりの写真がこんな感じです。

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下の写真はカスタードクリームを作っているところです。

みなさん、真剣そのもの。

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盛り付けは受講者みなさんでやっていただいています。

みなさん、とても楽しそうですね

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お楽しみの試食タイムです。

綺麗に盛り付けて、いただきま~す。

みなさん、雅香ソースを大絶賛。

「すんごくおいしい」、「想像している味と違う」、「冷奴にかけても美味しそう」、「サラダのドレッシングにも良いね」

冷蔵庫の隅で、寂しそうにしている「いぶりがっこ」の尻尾が素敵なソースに大変身してくれますよ。

ルージュライスも美味しくてみなさん、お代わりされていました。

炊き上がりのご飯はシシリアンルージュの香りが芳醇で食欲をそそります。

蒸し鶏(今回は茹でました)の下処理の方法も教えていだだきました。

鶏はお酒と塩コショウで1時間以上つけておくと、臭みがなくなるそうです。

茹で汁はスープにも利用しますが、食べる直前まで茹で汁に鶏を漬けておくことでジューシーになるそうな。

鶏特有のパサパサ感がなかったのはそのおかげなんですね。

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下の写真バックのピューレジュースでルージュライスを炊いています。

今年産のピューレジュースの販売時期は、まだ未定ですが、8月には出回るみたいです。

イオンの安心畑ほかで売られる予定です。

見つけられましたら、ぜひお試しください。

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次回は開講は7月21日(水)を予定しています。

7月1日号の市報に掲載しますので要チェックですよ。

ながぴろでしたっ。

〔 1068文字 〕

2010年10月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

新チームがプラスY!

No. 193 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
ここしばらく気持ちのいい秋晴れが続いている横手です。
朝夕の冷え込みが日に日に感じられる今日この頃、来る厳しい冬に向けて、体に惜しみなくエネルギーを注いでいるかなちゃんです。(熊かっ!?)

さて、今日はチーム・プラスYに新たな、それも強力なメンバーが仲間入りしたことをご報告します。

「横手市立朝倉小学校」のみなさんです。

朝倉小学校にはとても立派な学校農園があって、そこに自分たちで野菜を栽培し、学校行事で食べたり、地域の方々に販売したりして、地産地消について全校で学んでいます。

この日、朝倉小学校で「秋のつどい」が開催され、マラソン大会と校庭でなべっこ遠足が行われました。

マラソン大会と聞くとちょっぴりお腹が痛くなってくるかなちゃんは、お昼にかけて行われるなべっこ遠足の部におじゃましました。

校庭で行われるのに遠足!?

そう思う方もいらっしゃると思いますが、横手では昔から、秋に外で学校や仲間、家族でいものこ汁を作る行事を総称してなべっこ遠足と言っています。

一斗缶に火をおこし、その上で調理します。
このスタイルは今も昔も変わりません。

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おぉーっ!肉が投入されました。
そんなに遠くから入れたら絶対はねるってば!

この後予想どうりの展開になりました・・・。(あっちゃー)

さて、なべっこのメインと言えば、普通は「いものこ」になるのですが、今日は違います。
いつも脇役に回ってる、どちらかと言うと子どもからはあんまり人気のない品。

「ネギ」です。

このネギは学校農園で5組、6組のみなさんが作ったもので、なべっこ遠足にあわせて収穫された新鮮でおいしいネギなのです。

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朝倉小産ネギが仕上げに投入されたぁーーーっ!

この色合い、全体を引き締めるバランス、う~ん!ネギはいものこ汁になくてはならない存在ですね。

いっただっきま~す!

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秋空の下、みんなで作った鍋を囲み食べるいものこ汁は最高ですね!
見てください。みんな無言で食べています。人は美味しいおものを食べると無口になってしまうものなんですね。

さて、かなちゃんも猛烈にお腹がすいてきました。
まさか子どもから奪って食べるわけにもいかず・・・。

はい。ちゃんと先生方が作ってくれていました。
しかも!しょう油味、味噌味両方です。

さすがは先生!

昔からいものこ汁の味を決める時、しょう油味、味噌味をかけて、関ヶ原の戦いのごとく天下分け目の決戦が繰り広げられることを先生方は知っているのです!

遠慮なく、どちらのお味もいただくことにしました。

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うめっ!!!

どちらも甲乙つけがたし。

特にネギがうめっ!!!

学校農園で仲間が作った野菜を自分たちの手で調理して食べる。
作った仲間に感謝し、おいしくいただく。
これこそ地産地消ですね。


お腹も大満足したあとは、朝倉小学校自慢のスクールバンド部のみなさんによる演奏のご披露です。

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マーチングバンドってすごいです。見ていると、その一生懸命さ、けなげさに涙が出てくることがあります。背筋がピシッとします。
いものこ汁パワーで、音も伸びやかで力強く、動きもビシッと決まっていましたよ!

運動、食、芸術と、心も体もお腹も満腹になった一日でした。

朝倉小学校のみなさん、ありがとうございました。
これからもチーム・プラスYの一員として、地産地消運動で横手を元気にしていきましょうね!

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〔 1448文字 〕

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