2010年1月の投稿(時系列順)[13件](3ページ目)
2010年1月26日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
こんにちは。いぶりんウィーク真っ只中、かなちゃんです。
人生でこんなにもいぶりがっこを口にするのは初めてのことです。
「口にする」。文字通り食べる、そして、話題にする。今のかなちゃんの状態は、そのどちらも意味しています。
ブログの内容も最近いぶりがっこのことばかりですが、それもしょうがありません。毎日何らかの形でいぶりがっこと接しているからです。心なしか体臭がいぶりがっこ臭い気が・・・( ̄□||||!!
だいぶ顎が鍛えられたような気がします。このまま顎のラインがスリムになっていってくれればと願います。
さて、今日のいぶりがっこの話題は「いぶり学校 樽開き」です。
いぶり学校の生徒17名が、昨年11月18日に山内地域の3軒の生産者のお宅に分かれて作業しました。(※11月19日のブログをご覧くださいね。)
その時に漬けた大根がいい塩梅になっているであろう本日、待望の樽開きを迎えたのです。
11月18日に漬けた時の状態。
それが今日はこんな感じになっていました。
うぉーっ!!!水分がいっぱい出てるーーー!
この状態の時の香りは、まともに嗅ぐと結構キツイ。でも、臭ければ臭いほど発酵が進んでいる目安にもなり、美味しい食べごろのサインなんだそうです。発酵パワー恐るべし。
さぁ、早速樽から出して試食してみましょう。
樽の中は氷水のように冷たくて、ねちゃっとしているけど、泥遊びしているような感じでなんだか気持ちいいんです。
各樽ごとにいぶりがっこをはやして(切って)食べてみました。
そうそう、余談ですが、この「はやす」は「切る」の方言なんですけど、いぶりがっこの場合、「切る」より「はやす」の方が断然表現として合っていると思うのは私だけでしょうか。
話を戻しましょうね。お味はいかがでしょうか。
「あや~、3つの樽全部が味違う~!んだどんも、みな、うめなぁ~。」
そうなんです。色、甘さ、しょっぱさ、いぶり具合、ぜーんぶ違うんです。
だけど、どれも個性があってうめっ!
いぶりがっこひとつでお茶っこも進めば、会話も弾みます。
今日は11月18日も先生として生徒にいぶりがっこの作り方を教えてくださった「山内いぶりがっこ生産者の会」高橋一郎会長の講話をお聞きしました。
いぶりがっこの歴史、大根の植え方、燻し方など専門的なお話をしてくださり、参加者の皆さんも熱心に聞き入っていました。
食のアカデミー栄養士の菅先生からは、いぶりがっこを使った料理の提案です。
今回は、「いぶりがっこピラフ」と「いぶりがっことピクルスのソース」を作って皆さんに試食していただきました。
「いぶりがっこが、こんな風に使えるなんて考えもしなかった。うめ~!」
ただはやして食べてもおいしいいぶりがっこですが、ご飯のトッピングに、ドレッシング的なソースになるなんて目からうろこです。
いぶりがっこが一気におしゃれ~な食べ物になったような気がしました。
皆さん大満足の樽開きだったようです。
いぶりがっこ作りの道は長く厳しいものとは思いますが、今日参加した全員が、今年は大根作りから始めて、自分の手でいぶりがっこ作りにチャレンジすると意欲満々でした。
さぁ、今週もまだまだいぶりんウィークが続きますよ!
28日(木)は「第4回いぶりんピック」が開催されます。
そちらの模様もブログでお伝えしますので、お楽しみにね!
人生でこんなにもいぶりがっこを口にするのは初めてのことです。
「口にする」。文字通り食べる、そして、話題にする。今のかなちゃんの状態は、そのどちらも意味しています。
ブログの内容も最近いぶりがっこのことばかりですが、それもしょうがありません。毎日何らかの形でいぶりがっこと接しているからです。心なしか体臭がいぶりがっこ臭い気が・・・( ̄□||||!!
だいぶ顎が鍛えられたような気がします。このまま顎のラインがスリムになっていってくれればと願います。
さて、今日のいぶりがっこの話題は「いぶり学校 樽開き」です。
いぶり学校の生徒17名が、昨年11月18日に山内地域の3軒の生産者のお宅に分かれて作業しました。(※11月19日のブログをご覧くださいね。)
その時に漬けた大根がいい塩梅になっているであろう本日、待望の樽開きを迎えたのです。
11月18日に漬けた時の状態。
それが今日はこんな感じになっていました。
うぉーっ!!!水分がいっぱい出てるーーー!
この状態の時の香りは、まともに嗅ぐと結構キツイ。でも、臭ければ臭いほど発酵が進んでいる目安にもなり、美味しい食べごろのサインなんだそうです。発酵パワー恐るべし。
さぁ、早速樽から出して試食してみましょう。
樽の中は氷水のように冷たくて、ねちゃっとしているけど、泥遊びしているような感じでなんだか気持ちいいんです。
各樽ごとにいぶりがっこをはやして(切って)食べてみました。
そうそう、余談ですが、この「はやす」は「切る」の方言なんですけど、いぶりがっこの場合、「切る」より「はやす」の方が断然表現として合っていると思うのは私だけでしょうか。
話を戻しましょうね。お味はいかがでしょうか。
「あや~、3つの樽全部が味違う~!んだどんも、みな、うめなぁ~。」
そうなんです。色、甘さ、しょっぱさ、いぶり具合、ぜーんぶ違うんです。
だけど、どれも個性があってうめっ!
いぶりがっこひとつでお茶っこも進めば、会話も弾みます。
今日は11月18日も先生として生徒にいぶりがっこの作り方を教えてくださった「山内いぶりがっこ生産者の会」高橋一郎会長の講話をお聞きしました。
いぶりがっこの歴史、大根の植え方、燻し方など専門的なお話をしてくださり、参加者の皆さんも熱心に聞き入っていました。
食のアカデミー栄養士の菅先生からは、いぶりがっこを使った料理の提案です。
今回は、「いぶりがっこピラフ」と「いぶりがっことピクルスのソース」を作って皆さんに試食していただきました。
「いぶりがっこが、こんな風に使えるなんて考えもしなかった。うめ~!」
ただはやして食べてもおいしいいぶりがっこですが、ご飯のトッピングに、ドレッシング的なソースになるなんて目からうろこです。
いぶりがっこが一気におしゃれ~な食べ物になったような気がしました。
皆さん大満足の樽開きだったようです。
いぶりがっこ作りの道は長く厳しいものとは思いますが、今日参加した全員が、今年は大根作りから始めて、自分の手でいぶりがっこ作りにチャレンジすると意欲満々でした。
さぁ、今週もまだまだいぶりんウィークが続きますよ!
28日(木)は「第4回いぶりんピック」が開催されます。
そちらの模様もブログでお伝えしますので、お楽しみにね!
2010年1月28日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
いぶりがっこの聖地である横手市山内において、いぶりがっこと燻製食品の美味しさを競い合う「第4回 山内いぶりんピック」が 開催されました。
かなちゃん的にはいぶりんウィーク最大の山場を迎えました。
ある意味、まもなく開幕するバンクーバーオリンピック以上の盛り上がりかと。
スポーツじゃないとおっしゃいますけどね、馬鹿にしてはいけません。出場選手のみなさんは真剣そのもの。会場はピーンと張り詰めた空気が漂っています。
金の樽、金の火バサミ獲得に向けて、日々研究を重ね、最高傑作を出品するわけです。
かなちゃんは「はやし(切る)係」を命ぜられましたが、皆さんの芸術作品とも言えるいぶりがっこをはやすのに緊張で包丁が震えました。
「クラシカル部門」は天然由来の添加物に限るレシピにより作られたいぶりがっこを出品する部門で、今回は30点出品されました。
茶色・黄色にこんなにも色の幅があるなんて思ってもみませんでした。30点あれば30の色、大きさ、形がある。いぶりがっこの味はどれもそれほど変わらないだろうなと思っていたけれど、そうじゃないんです。全然違うんです。こんなにも大きな差があるとは正直驚きでした。
また「フリースタイル部門」は大根以外の材料で「燻す」調理方法で作られた食品部門ですが、いぶりがっこ以外で燻すものでパッと思いつくのは、スモークサーモンでしょうか。
今回は15点の出展があり、その内容はバラエティーに富んだものでした。
鮭をはじめ、にんじん、かぶ漬け、にんにく、鮎、岩魚、そして豚肉に鶏肉と柿・・・。
えっ!一体どんな味がするんだろう!と思うようなものがいっぱい。でもね、食べてみるとあら不思議。いぶり万歳!って感じなんです。
今日は秋田大学の学生さんも参加し、いぶりんピックを盛り上げてくれました。秋田大学ブランドのいぶりがっこ「いぶりばでぃ」が完成し、いぶりんピックでお披露目されたんです。
名前もナイス!味もフレッシュ!若者らしいみずみずしい味でした。
いつまでも受け継がれていってほしい郷土の味を、こうした若者のパワーで盛り上げてくれるのは本当に嬉しいことです。
さて、お待ちかねの審査結果の発表です。
【クラシカル部門】
金賞・・・高橋 トシさん
銀賞・・・古屋 督子さん
銅賞・・・高橋 朝子さん
【フリースタイル部門】
金賞・・・鈴木 敬一さん (天然鮎のスモーク)
銀賞・・・高橋 トシさん (いぶりかぶ漬け)
銅賞・・・高橋キヨ子さん (アユのいぶり)
特別賞・・・高橋キヨ子さん(柿の燻製)
本当におめでとうございます!
もう、うめっ!の一言です。
これからも、横手の特産品として山内いぶりがっこが横手から日本全土へ、そして世界へ羽ばたくよう、私たち職員も全力で応援していきたいと思います。だから、これからもおいしいいぶりがっこを作り続けていってくださいね。
かなちゃん的にはいぶりんウィーク最大の山場を迎えました。
ある意味、まもなく開幕するバンクーバーオリンピック以上の盛り上がりかと。
スポーツじゃないとおっしゃいますけどね、馬鹿にしてはいけません。出場選手のみなさんは真剣そのもの。会場はピーンと張り詰めた空気が漂っています。
金の樽、金の火バサミ獲得に向けて、日々研究を重ね、最高傑作を出品するわけです。
かなちゃんは「はやし(切る)係」を命ぜられましたが、皆さんの芸術作品とも言えるいぶりがっこをはやすのに緊張で包丁が震えました。
「クラシカル部門」は天然由来の添加物に限るレシピにより作られたいぶりがっこを出品する部門で、今回は30点出品されました。
茶色・黄色にこんなにも色の幅があるなんて思ってもみませんでした。30点あれば30の色、大きさ、形がある。いぶりがっこの味はどれもそれほど変わらないだろうなと思っていたけれど、そうじゃないんです。全然違うんです。こんなにも大きな差があるとは正直驚きでした。
また「フリースタイル部門」は大根以外の材料で「燻す」調理方法で作られた食品部門ですが、いぶりがっこ以外で燻すものでパッと思いつくのは、スモークサーモンでしょうか。
今回は15点の出展があり、その内容はバラエティーに富んだものでした。
鮭をはじめ、にんじん、かぶ漬け、にんにく、鮎、岩魚、そして豚肉に鶏肉と柿・・・。
えっ!一体どんな味がするんだろう!と思うようなものがいっぱい。でもね、食べてみるとあら不思議。いぶり万歳!って感じなんです。
今日は秋田大学の学生さんも参加し、いぶりんピックを盛り上げてくれました。秋田大学ブランドのいぶりがっこ「いぶりばでぃ」が完成し、いぶりんピックでお披露目されたんです。
名前もナイス!味もフレッシュ!若者らしいみずみずしい味でした。
いつまでも受け継がれていってほしい郷土の味を、こうした若者のパワーで盛り上げてくれるのは本当に嬉しいことです。
さて、お待ちかねの審査結果の発表です。
【クラシカル部門】
金賞・・・高橋 トシさん
銀賞・・・古屋 督子さん
銅賞・・・高橋 朝子さん
【フリースタイル部門】
金賞・・・鈴木 敬一さん (天然鮎のスモーク)
銀賞・・・高橋 トシさん (いぶりかぶ漬け)
銅賞・・・高橋キヨ子さん (アユのいぶり)
特別賞・・・高橋キヨ子さん(柿の燻製)
本当におめでとうございます!
もう、うめっ!の一言です。
これからも、横手の特産品として山内いぶりがっこが横手から日本全土へ、そして世界へ羽ばたくよう、私たち職員も全力で応援していきたいと思います。だから、これからもおいしいいぶりがっこを作り続けていってくださいね。
2010年1月30日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
いぶりがっこを食べに食べた今週でしたが、今、かなちゃんの口は甘いものと水分を猛烈に欲しています。その願いが通じたのか、嘘みたいなタイミングで差し入れをいただいたんです。
ずしりと重い箱のふたをあけてみると、なんとそこにはお花畑が広がっていました。
きゃーっ!かわいい(ノ≧▽≦)ノ~~~~
この白いお花を、こちらでは「なると餅」と呼んでいます。なると餅を食べるのはいつ以来だろう。子どもの頃はよく食べたけどなぁ。
私が住んでいる平鹿町浅舞のお菓子屋さんにはなると餅が今でも売られています。黄色の部分がもっと大きかったような気がしますが、これはこれでとってもキュートですね。
なると餅はかなちゃんが大大大好きな餅菓子の一つ。大福の餅とは違って、餅の部分がつぶつぶしています。そのつぶつぶ感がなんともノスタルジックな食感をもたらします。中には甘さを抑えたこし餡が入っています。
なぜ「なると」なのか今はわかりません。そのうち調べてみますね。
通常笹の葉の上に2,3個乗った状態で売られています。これは一個ずつになっているのでとても食べやすく、思わず次のお花に手が出てしまいます。
甘いものを食べ続けるとしょっぱいものが欲しくなり、しょっぱいものを食べ続けるとまた甘いものが欲しくなる。どちらの味ででこの口を終わらせようかいつも悩む。相当悩みます。(もっと悩むべき大切なことがあると思いますが・・・。
「なると餅」を食べたら、お口の中には甘ーいお花畑が広がりました。そしたらやっぱり今度は木や大地の香りがするいぶりがっこが食べたくなって食べました。
さぁ、どちらでフィニッシュしようかな。
ずしりと重い箱のふたをあけてみると、なんとそこにはお花畑が広がっていました。
きゃーっ!かわいい(ノ≧▽≦)ノ~~~~
この白いお花を、こちらでは「なると餅」と呼んでいます。なると餅を食べるのはいつ以来だろう。子どもの頃はよく食べたけどなぁ。
私が住んでいる平鹿町浅舞のお菓子屋さんにはなると餅が今でも売られています。黄色の部分がもっと大きかったような気がしますが、これはこれでとってもキュートですね。
なると餅はかなちゃんが大大大好きな餅菓子の一つ。大福の餅とは違って、餅の部分がつぶつぶしています。そのつぶつぶ感がなんともノスタルジックな食感をもたらします。中には甘さを抑えたこし餡が入っています。
なぜ「なると」なのか今はわかりません。そのうち調べてみますね。
通常笹の葉の上に2,3個乗った状態で売られています。これは一個ずつになっているのでとても食べやすく、思わず次のお花に手が出てしまいます。
甘いものを食べ続けるとしょっぱいものが欲しくなり、しょっぱいものを食べ続けるとまた甘いものが欲しくなる。どちらの味ででこの口を終わらせようかいつも悩む。相当悩みます。(もっと悩むべき大切なことがあると思いますが・・・。
「なると餅」を食べたら、お口の中には甘ーいお花畑が広がりました。そしたらやっぱり今度は木や大地の香りがするいぶりがっこが食べたくなって食べました。
さぁ、どちらでフィニッシュしようかな。