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2009年5月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

休日前限定の味

No. 5 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは。週末になると俄然パワーみなぎるかなちゃんです。

突然ですが、みなさんは、「大人買い」ならぬ「大人食い」してみたいものってありますか?

私、子どもの頃は「大人になったら、とらやの栗羊羹を一本まじら(まるごと)食べるど!」と心に誓っていました。でもね、実際大人になったら食べたいと思わないんですよ。うめって思うものはちょっとだけ食べられればいいと思うようになったんです。まっ、それが大人になったって事ですかな、ふふふ。
と、自分の成長っぷりを自慢してみたところですが、な、なんと!

今日の午前中、私の目の前に、ずーっと大人食いしたいと思っていたものが現れ、更にそれをいただけることになったもんだから事態は一変。忘れかけていた大人食いスイッチはON状態に!

その魅惑の食べ物とは!「にんにく」

明日誰と会うとか、家の中で隔離されるとか、夜中に口の中が砂漠化するとか、そんな事一切考えずに、ただ、ただ、にんにくが思いっきり食べたい!

都合よく今日は花金。明日はお・休・み・・・。
お望みの「大人食い」ができるじゃないですか!

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いただいたにんにくは、一般的なごろっとした大粒のものとは違い、見かけはエシャロットのようで、皮は薄く小粒です。

これは、増田地域の八木集落で栽培されている「八木にんにく」なんだそうです。辛味が少なく甘いのが特徴で、味噌をつけて丸かじりするもよし、すりおろしてもよしの万能にんにくです。

八木集落が職場から近いというので、早速行ってみることに。
国道からちょっと農道を入って行くと、一見ネギ畑?という風景が広がってきます。車を降りると風に乗ってにんにくの香りがふわ~っとします。
ネギ畑ではない、間違いなくにんにく畑です。

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畑に立って、今夜の「大人食い」に思いを馳せる。
「カツオかな、それとも丸かじり、いやっ、野菜や肉と炒めてみようか・・・。」

どうぞ今夜、大人に成長した私が、
「これ、これ、その位にしておきなさい。『うめっ』が逃げてっちゃうよ。」
と暴走しそうな私にささやいてくれますように・・・。

〔 890文字 〕

2009年6月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

「ミネちゃん・バルちゃん成長日記」vol.2

No. 24 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは。植物の成長って本当に目を見張る早さですよね。っていいながら自分の体の成長の凄さにどんびきしているかなちゃんです。

先週の金曜日スタートしたミネちゃん・バルちゃん成長日記」(シシリアンルージュ)ですが、こんなにも早く更新できるなんてうれしいです。

なんと!「祝・お花が咲いちゃいました!」

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こちらは、向かって右側のほう、「バル・サミ子」がつけたお花。(※何のことかさっぱり意味がわからない方は、6月5日のブログをご覧ください。)

きゃーっ!なんてかわいらしいんでしょう。
しばし、うっとり・・・。

今日はバルちゃん開花記念を祝して、家庭菜園をしていらっしゃるお宅を突撃訪問させていただき、今咲いている野菜の写真を撮らせていただいちゃいました。

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ナス・・・紫のふりふりドレスをまとったような可憐な花です。
(※注 美しいものにはやっぱりトゲがあります)

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ねぎ・・・いわゆる ねぎぼうず。頭のイガイガっぷりが坊主っぽいの?

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きゅうり・・・きゅうりのイガイガからは想像つかないやさしい雰囲気のお花。

最近では野菜をスーパーなどで並んでいる状態でしか見たことがないので、
畑で実際、花や実をつけている野菜を見るといちいち感動します。小学生のとき、受粉とか実がなる仕組みとか勉強したはずなのに、今更ながら「ほぉー。」と感心しています。
いやっ、なんか、「私、都会育ちですぅ!」って言ってるようですけど・・・、生まれも育ちも断然横手なんですよ。なのに、このありさまです・・・、ちょっぴり恥ずかしいです。

でも、成長過程を見て食べるのと、今までみたいになんにも考えないで食べるのとでは「うめっ!」に大きな差がでますよね。

今から自分が植えたシシリアンルージュの味を想像しちゃいます。
うめべなぁー。
これって、親バカかしら・・・。

〔 805文字 〕

2009年7月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

おつまみ餅

No. 42 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
私は、今日、めでたく・・・
 健康診断が終わりましたーーーっ!!!おめでとう!

だからって、これまで特に節制していた訳でもなく、いや、むしろ暴飲暴食の日々が続いていたような気はしますが・・・何はともあれ一つ足かせが取れてすーっきり。

結果のことはおいといて、食に関する取材にも今まで以上に力が入ると言うものです!
さぁ、どんどんいきますよ。

昨日仕事の打合せで「かまくら館」1階ホールを使用させていただいたんです。そこは天井がガラスでできたサンルームになっていて、晴れた日は太陽が降り注ぐとても気持ちのいい場所です。が、昨日はものすごい雨とムシムシ感。そこはちょっとした熱帯雨林気候に近い状態になっていました。

意識が多少ボーっとしかかったその時です!
壁の時計が鳴り出し、時計の表示板がくるっと回転しました。
「ゆきや こんこ、あられや こんこ、
 ふっては、ふっては、ずんずんつもる・・・」
 童謡『雪』を歌う可愛らしい子どもの声と共にこたつに入った子どもたちの笑顔あふれる顔が出てきました。

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季節はずれの歌だったけど、とってもほ~んわかした気分になり、さっきまでのムシムシ感が消えてなくなりました。

さて、場所が変わって「蔵のまち」増田に7月1日にオープンした「総合案内所」に行ってきました。ここは増田町の中七日町通り(通称くらしっくロード)沿いにある旧勇駒(いさみごま)酒造内にあるんですよ。

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観光ガイドの予約受付をする事務所の他に、地域の特産品を販売する売店があります。
古い酒蔵の雰囲気がと~ても素敵です。

「ここの一押し品は何ですか?」と店員さんに聞くと、数ある名産品の中からパパっと手際よく揃えてくれました。

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さすがはりんごのまち増田。焼肉のタレ、リンゴジャムはよく売れている商品だとか。チャツネは学校給食にも使われているんだそうですよ。
「蔵羊羹」かなり気になります。蔵の重厚な扉が羊羹っぽいのかな、なんて勝手に想像したりして。

りんごのまちだけあって、りんご関連の商品はとても充実しています。でも、その中で、りんご商品の次に販売面積を占める商品は、以外や以外
「「干し餅」「あられ」なんです。

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お米どころ横手ならではの特産品なんでしょうが、「餅」はやっぱり冬にかまくらの中やコタツで食べるというイメージがあります。でもここ横手では餅もこのように形や食べ方を変えて季節を問わず食べられているものなんですね。

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みなさん、ご注目ください!
「お茶受けにはもちろん、ビールのつまみにも」
干し餅がビールのつまみに!?
かまくらの絵が付いた干し餅が、ビールのつまみ!!!(しつこい)

「ポテトチップスよりも、おつまみとして合いますよ!」と店員さん。

健康診断が終わった私は今、無敵です!
やってみようじゃないの。
「ゆきやこんこ、あられやこんこ・・・♪」の歌でも口ずさみながら今夜は干し餅で乾杯です!

〔 1238文字 〕

2010年2月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

花寿司満開

No. 133 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
先日NHKの「おいしい東北」という番組で横手の発酵食品についてとり上げられていました。
今が旬のいぶりがっこ、果物からできるお酢、そして花ずしです。

花ずし?
聞きなれない言葉かもしれませんが、横手にずっと住んでいる人は「あ~、あれね!」とすぐわかることでしょう。

今日は「花ずし」を作っている平鹿町浅舞の小林富美子さん宅にお邪魔しました。
ちょっと話は逸れますが、小林さん宅の玄関があまりにも素敵だったので、撮影させていただきました。身長が大きくないかなちゃんでも、少し体を小さくしないと戸をくぐることができません。戸口を開くと、真っ直ぐに土間が伸び
ています。

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土間はヒヤッと涼しくてとても昔懐かしい雰囲気です。そこに黄色の桶が並んでいました。どうやら花ずしがその中に入っているようです。

花ずしの正体はこれです。
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きゃーっ、 万華鏡!? パッチワーク!?
規則正しくきれいに並んだお花、これが花ずしです。

花ずしはいぶりがっこと並ぶ横手の代表的な漬物です。
花ずし名人の富美子さんにお話を伺いました。

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花ずしは丸ナスに炊いたもち米、菊の花、南蛮を重ねて作る漬物です。お米を使うことから“すし”と言われています。富美子さんが作る花ずしは、その材料となるナス、菊、南蛮、お米、全て自家製です。つまり花ずし作りは単に漬物を漬けるだけではなく、春の土作りからスタートすることになるんです。花ずしは、何と言ってもナスが命。ナスそのものがおいしくなければ、漬物にしても美味しくできないんだそうです。だから、春からひと時も息を抜くことはできません。

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【こうなってはじめてホッとするんだ~、と微笑んでました。】

中でも、花ずしの出来を左右する下漬けは夏に行われる作業ですが、この作業が実は一番重要で気合が入ります。
夏の作業なのでしょっぱくしないと傷んでしまうし、かと言ってバランスを間違えると色や味が台無しになってしまうそうです。この段階でほぼ出来が決まってしまうため大変神経を使うそうです。その時期、富美子さんは、昼は畑でナスの収穫をし、夜は深夜までナスの下漬け作業が連日続くそうです。

「お茶っこしながらしゃべろ。」と誘ってくださたので、居間に上がらせていただきました。コタツがあったので思わず足を入れようとしたら、
「まで、まで、ベロッと足入れれば大変だど!」と旦那さん。
コタツ布団をたくってみたら、なんとめずらしい!囲炉裏コタツでした。

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その懐かしくも、あったか~いコタツに入っていただく花ずしの味はまた格別です。お茶っこにも合うこと、合うこと。
しょっぱいけど甘い。だけどどちらも強すぎずちょうどいい味。
ごはんやお酒がどんどん進む味です。
お母さ~ん、うめっ!

富美子さん曰く、「農家のお母さんだから作れる味」「工場では出せない味」そのとおりだと思います。
自分が汗水流して畑を耕し、丹精込めて作ったナスだからこそ「美味しくしたい!」という想いがより一層込められるのだと思いました。

富美子さんの想いがこもった手作りの味「花ずし」は、横手市内ではイオンスーパーセンター横手店内「安心畑」で販売しています。ただし、かなり人気商品のため売切れ必至です。
もし運よく巡り合うことがありましたら、農家のお母さんの味をぜひご賞味ください。

〔 1398文字 〕

2010年6月 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

ど~も、まつぼっくりです!!

前回に引き続き酒米の田植えの内容を報告します!

さてさて、去る6月1日は天候にも恵まれた中での作業となりました!

酒米の田植えは、増田高校農業科学科の3年生の皆さんや一般の方々を含め、約50人の若勢(わがじぇ)での作業となりました!

田植えとは言っても、今回はなんと『手植え』、参加者のほとんどが未経験であったため、スタッフ(よこて発酵文化研究所)による植え方講習の後、作業に入ります。

↓みんな熱心に聞いています!
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いざ田んぼへ、参加者のみなさんは裸足で田んぼ内へ入ります。

『うゎ、意外とあったけぇ』

田んぼの中は温かかったようです、土のぬくもりを感じながらの作業になります。

↓恐るおそる田んぼの中を進みます、転ばないように・・・
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田んぼに整列し、手植え一斉スタート!!

↓約50名での田植え作業・・・なかなか迫力がありました!
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稲の苗は3株ほど持ち、土の中へ3cm程度植え込むそうです。

浅く植えてしまうと、田んぼの中に水を入れた際に、稲の苗が流されてしまうからだそうです。

今でこそ、田植え機械による作業となっていますが、先人たちはすべて手作業で田植えを行っていました、それを考えると、米粒一つ一つも無駄にできないと実感できます。

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『苗ねぐなったから、苗けれぇ~』

『までまで、今やるがらなぁ~、ほれ、いぐどぉ』

『ちゃんと投げでけれぇ、届がねべった(笑)!!』

手植え作業も中盤に差し掛かると、手持ちの苗がなくなってしまいます。

そうなった場合、田んぼの外にいる人がこうやって苗を投げ入れます!

まつぼっくりも挑戦してみましたが、これが意外と難しい・・・手前に落ちたり、OBになったり・・・泥だらけになってしまった皆さん、ごめんなさい(;。;)

↓奇跡のワンショット!
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手植え作業は大体1時間程度で終了、今回は30aの圃場(田んぼ)の1部を手植えによる作業で田植えを行いました。

↓参加者の皆さんで記念撮影
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記念写真撮影後は、圃場脇の農道で軽食のおにぎりを参加者の皆さんと一緒に食べました!!

↓青空の下で一仕事終えた後に食べる塩おにぎりの味は格別でした。
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今回の田植え作業は平日にも関わらずたくさんの方々に参加して頂きました。

参加者の皆さんからは「普段何気なく食べているお米を作るのに、こんな大変な作業があるとは思わなかった」、「農業って大変だけど楽しい」、「昔のひとたちって、これ全部手作業でやっていたの!?、まま無駄にでぎねなぁ」等などの感想が寄せられました、参加者の皆さんは、食と農に触れた1日であったと思います。

若勢(わがじぇ) 醸ん(come on かもん)プロジェクトはまだ始まったばかり、今後も『わがじぇ』 の皆さんと、横手の美田に触れながら活動を展開していく予定です!!

乞うご期待!!

〔 1254文字 〕

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