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2011年12月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

冬の風物詩到来

No. 280 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
やってきた!今年もついにやってきた!

それに気がついたのは、昨日のこと。
いつも帰りしなに立ち寄るスーパー。

あれっ、いつもと何かが違う。
あっ!これまではなかったプレハブ小屋があるではないか!

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品物が置いているわけでもない、この寒空に、外にむき出しの事務所がある訳がない。では、これは一体・・・。

[B:[C:deeppink:!!!ハッ!!!

この時期、天空には稲妻が走り、風がゴーゴーーと吹き荒れて、みぞれと雪が降り交じる。
この恐ろしいほどに不安定な天候が、それの訪れを告げる。

そろそろだなや~。
秋田県人が心躍らせ待ち望んでいたもの。

それは、ハタハタです!

察するに、このプレハブ小屋は、ハタハタ販売の特設ステージで、ここにハタハタの入った箱がどっさりと積まれるのです。
ここに買いにくるお客様は、一匹、二匹なんて細かい買い方はせず、買う単位は〝箱”。
その光景は、ものすごくエネルギッシュで、性格が穏やかでおとなしい県民と言われている秋田県人がいつになく熱く燃えたぎる様を映し出す。

昭和の古き良き時代を思い出す。
私が幼かった頃は、この季節になると玄関にハタハタが木箱で積まれていた。最盛期の頃は10箱以上積まれていたと思う。
子どもの私は、毎日毎日食卓に登場するハタハタに、正直うんざりしていた。もっと子どもが好きなハンバーグとかシチューとか食べたいよう。そう言いたかったが、家族は、冬の食べ物はハタハタしかない!と言わんばかりに、一人で5匹も6匹も食べるのだ。
確かに身は少なく、味は淡白。5,6匹は食べられそうな気もする。だからと言って、形や味を変え毎日、毎日だよ!
この現象は我が家だけのものではなく、その当時秋田県全域で起こっていた現象であると推測する。

それからだんだんとハタハタが獲れなくなり、値段も急騰した。ハタハタはいつの間にか高級魚になった。ひと箱何百円の時代から、1匹1,000円もする魚になってしまったのである。そして、ついには禁漁。

食べられなくなると、人はその価値に気付く。あれほどもううんざりと言っていたのに、季節になると食べたくて食べたくて仕方なくなる。

あの粘るぶりっこを口にじゅるじゅるっと惜しげもなく頬張りたい。
焼いて食べるなら、味噌田楽がうめっ!
鍋なら、しょっつるが代表であるが、味噌や醤油仕立てでもうめっ!

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そして、大人になって覚えた味。
酒の肴には、ハタハタ寿司が最高にうめっ!
昔から冬の秋田の貴重なタンパク源、発酵と保存食の代表である。

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あんなに積まれていた木箱がいつの間にかなくなっていたのは、単に煮たり焼いたりして食べていただけではないのだと大人になってわかった。
厳しい秋田の冬を乗り越える昔からの伝統、食文化がどの家庭にも根付いていたのだと。

だから、何年たっても食べたくなる。
ふるさとを離れても恋しくなる。

週末はスーパーの特設ステージが、ハタハタを箱買いするお客様で賑わうだろう。
自宅で冬の秋田の食を存分に楽しむために、そしてふるさとを離れた家族のために。

〔 1303文字 〕

2011年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

秋の風景と美味しい蕎麦

No. 266 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは、ながぴろです。

皆さんは、うどん人ですか?そば人ですか?

私は、う~ん、どちらも大好きですが、新そばの季節には山形まで行っちゃうのでそばが優勢かな(美味しい物を食べるのに努力は惜しまないタイプです)

ほうれん草を使ったそばがあるとのことで先日、増田町狙半内の「手打ちそば三平」に行ってきました♪

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さっそく新メニュー「二色そば」をオーダー。

待つこと10分少々、鮮やかなおそばが私の所にやってきました♪

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手前の緑色の方がほうれん草そばで奥が普通のおそばです。
ではほうれん草そばから・・・

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見た目は茶そば風です。

食べてみるとほうれん草のエグミや癖は全くなくて非常に食べやすい。

野菜嫌いの方でも食べられますね。

かすかに、ほうれん草のお味がしますが、そば本来の味もちゃんと出てます。

蕎麦のルチンとほうれん草のベータカロテンを一緒に摂ることが出来て、なんだか健康になった気分です。

おそばも大好きだし健康も気をつけてます!って方にはもってこいのメニューだと思います。

ほうれん草もそば粉も横手産で地産地消度満点の逸品です。

私が行った日は非常に混んでてお客様がいっぱい。

そば好きが集う日に訪れてしまったようです。

ざるそばをを2枚3枚、そして5枚とたいらげる勇者もいらっしゃいました。

ちなみに二色そばは食べ放題メニューとは別になります。

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横手駅の辺りからだと車で40分くらいかかりますが、休日の
ドライブにはちょうど良い距離かもしれませんね。

行く途中はのどかな田園風景で今、稲刈りの真っ最中。

昔ながらの天日干しされている稲が多いなぁという印象。

干し方は「はさ掛け」や「くい掛け」など田舎の素敵な風景が今なら見れれます。

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車を止めて、作業されている方に天日干しについて聞いてみたところ「藁も欲しいども、やっぱりうんめがらだぁ(藁も必要だ

けれども、やはり美味しいからです)」だそうです。

なるほどぉ。

機械で乾燥させるより、時間と手間がかかるけれでも美味しさには代えられないんですよね。

途中、そばの実になりかけている、そば畑も見られます。

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少々ピンボケですが玄そばの形わかりますか?

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おそばを食べた後はお店を出てすぐのY字路を右手に入ると上畑温泉がすぐ目の前にあります。

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日帰り温泉施設、ゆ~らくもありますし、宿泊施設を伴ったさわらびもあります。

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秋の行楽に増田町で横手の食と農と温泉を楽しんでみませんか?

〔 1084文字 〕

2011年8月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

~秋田県横手市・夏フェア 第2弾~

No. 250 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは、ヒデくんだよ~ん。
 
 横手の夏は、暑かったと思うと、秋を感じさせるように涼しくなったりと体調管理には、十分気をつけたいですね。(ヒデくんは、ちょっとお疲れ気味)
 
 この不安定な天候を吹き飛ばす勢いで、~横手市夏フェア 第2弾~を開催します!

 この夏、ビックリする位のオイシイものをたくさん詰め込んで、東京で販売しますよ。
 このチャンスをお見逃しなく!!

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◆場 所 : スーパーサカガミ グランルパ南大沢店
 
◆日 時 : 8月5日(金)~7日(日) 午前10時~午後6時 ※8月7日(日)は、午後4時で終了

◆企 画 : お買い上げの方先着250名の方(3日間とも)に増田りんごジュースとシシリアンピューレジュースセットをプレゼント!! 


※スーパーサカガミ グランルパ南大沢店の詳細はコチラ↓
 http://www.sakagami-cl.co.jp/store/minam...


お近くにお住まいの方に、横手市夏フェアの紹介をお願いします!!

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〔 482文字 〕

2011年6月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

若勢(わかじぇ)醸ん(come on)再び・・・

No. 236 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
皆さん、こんにちは!

お久しぶりのまつぼっくりです!

なんだカンダで私のブログの更新は2月以来です・・・

今年度はブログの更新を三日坊主にならないよう努めてまいる所存ですので、今後とも応援宜しくお願いします!
 
さてさて、皆さんはよこて発酵文化研究所が昨年度行った酒米作り活動の『若勢(わかじぇ)醸ん(come on)プロジェクト』 を覚えていらっしゃるでしょうか?
 
この活動は昔ながらの酒米作りや、田んぼの学習会を通じて、横手の美田・美酒・発酵文化を後世(若い人=若い勢い=若勢)に伝えることを目的に実施しているものです。
 
今年も酒米の田植えを無事終えることが出来ましたので、その内容をご報告させて頂きます。
 
5/26(木)~27(金)
快晴のもと、今年のプロジェクトが本格始動した。

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週末の手植え作業を前に、田んぼではその準備作業が行われ、併せて
手植え以外の場所を機械植えすることとなった。
 
『今年も良い酒米を・・・そして、・・・おいしいお酒を・・・』

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との思いを胸に、よこて発酵文化研究所農業生産部会のわがじぇ(!?)が苗どり、機械植えなどの作業にあたる。

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また、手植えを行うために田んぼに目印を点ける「型つけ」の作業には、昔ながらの型つけ機を使用した。

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悪戦苦闘しながらも、久しぶりに使用したとは思えない出来ばえに、関係者一同が驚愕した。

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作業終了間際には、

『せば、次はどごの田さ行って、型つければいべぇが!?』

など、冗談も混じる。
 
手植え当日の天気は予報では曇りのち・・・

『普段のおこないいがら、明日は晴れるに決まってるべしゃ!』

そうに決まっている!!

だが、ひさしぶりにてるてるぼうずを窓辺にぶら下げたまつぼっくりなのでした。

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【次号へ続く・・・】

〔 804文字 〕

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とまとde和菓子!?

No. 214 〔13年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
ご無沙汰しております、ながぴろです。
久しぶりの登場にドキドキしております
今日は3月3日、雛祭りですねぇ
桃の花やお雛様は飾りましたか?
今日のメニューはチラシ寿司ってご家庭も多いのではないでしょうか。

今日は昨日行われた、今年度最後の地産地消料理講習会「第7回食のアカデミー」のリポートです。
今回のお題は「手づくり和菓子でひな祭り」です。
なぜに、和菓子が地産地消???と思われる方もいらっしゃるのでは?
今回はシシリアンルージュピューレジュースをたっぷり使った和菓子なのです。

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雛祭りのイメージカラーってピンク色ですよね。
ピューレジュースを使うことにより、旨味が増すだけでなく、とても優しいオレンジがかったピンクのお菓子が出来るんです
なぜか、とまと和菓子の愛称は抜群で、お餅や道明寺が彩りよく、美味しく変身してくれます。
思い付きで、試作していただいたところ、予想以上に美味しくてびっくり!
これを市民の皆様に紹介しようという事で3月2日に食のアカデミーを開講しました。
今回は、大雄の阿気地区で阿桜屋菓子店を営む菅篤司さんを講師としてお迎えしました。
阿桜屋さんで有名なお菓子は何と言ってもホップの花ではないでしょうか
ホップの毬花がモチーフのパイなんです。
ホップの収穫のブログに写真を載せています↓
https://syoku-yokote.com/blog/tegalog.cg...

菅さんはお店を営む傍ら、婦人会等で料理講習会の講師をされています。
アカデミーでも是非とも菅さんに講師をお願いしたいとずっと考えていてやっと実現しました
菅さんの秘伝!?のレシピを惜しげなく、披露していただきました。

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これがシシリアンルージュをイメージした「道明寺」です。
たくさん並べると、シシリアンルージュに見えてきませんか?

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こちらは、紅白の桜餅です。
ピンクの方がピューレジュース入りです。
もっと色を濃くしたいときは水の分量をジュースに置き換えるとよいそうです。
今回は水とジュースを1:1で作ってみました。

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今回の参加者は10名で行われました。
形や大きさに個性が出ましたが、それは手作りの趣です。
餡を挟み、桜の葉の衣装をまとえば、みんな立派な桜餅になりました。
みなさん、大満足でお帰りになりました。
良かった、良かった(*^_^*)

ここで桜餅について少々・・・
桜餅(さくらもち)は、桜の葉を用いた和菓子です。。桜色に色づけされた生地で小豆餡を包み、塩漬けした桜の葉で包んだ菓子です。

桜餅には代表的な二種類があります。
一つは江戸発祥の桜餅で白玉粉や餅粉に小麦粉を混ぜて生地を焼いて作ります。
もう一つは上方発祥で道明寺粉で生地を作ります。
またどちらも、桜餅と呼んで特に区別しないところもあるそうです。
「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より引用

私はやはり、生地を焼いた江戸発祥の桜餅が馴染みがあります。
みなさんはいかがですか?

今回の受講者さんに「シシリアンルージュピューレジュース」を知っていますか?買ったことがありますか?との質問をなげかけました。
そうしたところ、食のアカデミーのリピーターさんは全員手をあげられました。
食のアカデミーの料理講習会は地産地消率アップに繋がっていると再確認ができました。
食のアカデミーでは講習会の食材で、また講話の中で横手産の食材をPRしています。
小さなことからコツコツと(どっかで聞いたことがありますが)行うことが地産地消に繋がります。
初受講だった方々は今後、お店でピューレジュースを手にとってくれるだろうと思います。

いつもの事ながら、料理講習会の申込みは激戦を極みます。
加工室や料理の内容によって、10名から20名程募集させていただいていますが、ほぼ申込み日当日で満員御礼です。
設備や場所の関係で本当にギリギリいっぱいなのです、受講できなかった方々、本当に申し訳ありませんm(__)m
今後とも、食のアカデミーをよろしくお願いします。

〔 1742文字 〕

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