全年2月2日の投稿3件]

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【トピックス】冬に咲く横手の花な~だ?

No. 825 〔6年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
横手には冬に咲く花があります。
漬けたナスにもち米を詰めて、菊と南蛮を添えて・・・。
そう!それは、美しく咲く「なすの花ずし」。
「いぶりがっこ」と並び横手を代表する漬物です。

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なすの花ずし

2月2日、恒例となりました『なすの花ずし』コンテストが、おおもり温泉さくら荘で開催されました。
ご飯のお供部門に18作品、お茶うけ部門には8作品が出品。さくら荘の料理長をはじめ9名の審査員が、「色」、「形」、「甘さ」、「塩み」、「食感」などを基本に、実際に試食しながら慎重に審査が行われました。

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審査の様子

審査の結果、金賞となったのは、
【ご飯のお供部門】は、村上久子さん。
村上さんはなんと!2年連続の金賞。本格的になすの花ずしを作り始めて4年目だそうです。村上さんは「大森地域で開催される講習会に参加して、学んだ事が自分の基礎となっている」と話してくれました。
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ご飯のお供部門金賞 村上さんの「なすの花ずし」

【お茶うけ部門】は、太田ゆず香さん。
太田さんは、なすの花ずしを作っているおばあさんから作り方を教わっているそうです。太田さんは「新鮮な食材を使用するよう心掛けている」と話してくれました。
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お茶うけ部門金賞 太田さんの「なすの花ずし」
 
平成29年は大雨などにより、ナスや菊の栽培に苦労した年のようでした。そんな中でも、愛情のこもった「なすの花ずし」はとても美味しく、横手の食文化をあらためて感じました。
今回のコンテストの様子は、、横手かまくらFMの食農推進番組「横手のおいしいみっけ」で、2月8日(木)午前7時30分と午前11時5分に放送を予定していますので、ぜひお聴きください。

〔 729文字 〕

2015年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

寒さなんてへっちゃら!

No. 539 〔9年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
二月になりました。

二月の横手は、
かまくら、梵天 など
大きな行事がたくさんありますね。

ただこの寒さ・・・
外に出るのが億劫でもあります。

そんな自分に鞭をうって、
今年こそ冬の祭りを満喫したいTKGです。


先日、
ある野菜の取材にいってきました。

なんでも、
この時期に生産・出荷している農作物があるとか・・・★

冬のこの時期に出荷される野菜ですと★
その実態やいかに・・・


こちらがその野菜

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でん

ん?
にんじん?

そうです!!
冬に栽培・出荷されていたのは、
このにんじんです!!

しかし、
ただのにんじんではなく!

寒さなんてものともしない!
寒さなんてへっちゃら!


むしろ寒さは友達の

雪の下にんじんです!!
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(写真は雪の上)

雪の下にんじんについて、
生産者の方から少しお話を聞くことができました。


「雪の下にんじんとは、
その名の通り雪の下で栽培されたにんじんのことです。
秋に収穫するにんじんをわざと雪の下で越冬させ、
冬季~春先に除雪して収穫します。

特徴は、
・普通のにんじんに比べ糖度が2度ほど高く非常に甘みが強い
・にんじん特有の臭みがない
ということです。

歯切れの良い食感とフルーツのような甘さがあるため、
にんじん嫌いのお子様にも喜んで食べてもらえます。
サラダや生ジュースにもぴったりなにんじんです。」

なるほど!!
雪の下で管理することによって、
みずみずしく甘みののったにんじんが出来上がるわけですね★

ん?

ただ、ここでひとつの疑問点が、
「冬場の外の気温は氷点下を下回るから、にんじんが凍ってしまうのではないか?」


・・・

心配ご無用!

雪の下は温度が一定(0~-1℃)であるため凍らず、
水分があり乾かないため、

・みずみずしく
・味はマイルドで甘く
・香りがよく
・歯切れの良い食感


のにんじんができあがるそうです^^

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ほほぉφ(..)メモメモ

「この寒い氷点下の雪の中で美味しく生長できるなるなんて強靭なにんじんなんだろうか・・・」
と思っていましたが、
そんな仕組みがあったんですね★

栽培・管理・出荷の作業は非常に大変で、
その年の降雪量により出荷時期や生産量が大きく左右されるため、
大変希少価値の高い人にんじんだそうです。

勉強になりましたφ(..)メモメモ


たくさんいいお話が聞けたので、

とーーーっても甘い雪の下にんじんを
生のままいただいてみました。


ぼりぼり


もぐもぐ


うめっ!!


口の中が甘みで溢れる
ジューシーな味わいです。

生のままでも、ぼりぼり食べられますよ。
電子レンジで温めて温野菜のように食べても美味しくいただけるそうです。


今回の雪の下にんじんは、
平鹿町の農事組合法人豊前
生産されているものを紹介させていただきました。

こちらは、
横手市内のスーパーなどで販売されています。
冬場と春先にしか味わえない”レア”なにんじんです★

普通のにんじんではなかなか味わうことのできない
フルーツのように甘い雪の下にんじんを是非お試しください^^


また今回取材した雪の下にんじんは、
横手市報3月1日号のにこにこレシピで紹介されます。

〔 1375文字 〕

2010年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

水について思う

No. 130 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
今日は平成22年2月2日、2が3つ並ぶ日。だからといって別に特別な日ではありませんが、しいていうならば、節分前夜祭・・・でしょうか。
最近2月の横手とは思えない陽気が続いています。
・・・と思っていた矢先、夜になって寒い時に降るさらっさらの雪が音もなくしんしんと降ってきました。今夜は積もるなぁ。

さて、話はドドーンと変わりますが、今日の話題は「水」です。

私の家の水道はいまだに地下水です。地下水は夏冷たく、冬あたたかい大変都合のよい水です。朝、顔を洗う時も冬なのに水で洗っても平気なんですよ。私が住んでいる平鹿町浅舞は湧水地として知られていて、そのため昔から酒蔵や、染物業が栄えた町です。そして何と言っても、水がいいから美人が多い!とも言われています(*⌒∇⌒*)テヘ♪

今ではコンビニに行けば日本各地、世界各国のおいしい水が売っています。でも私は今でも自分の家の水が一番美味しいと思っているので「水」を買う感覚があまりありません。

今日、横手市を訪れた宮城県大崎市の方から「日本一おいしい水 鳴子の水」をいただきました。
なぬっ!?日本一美味しいのは家の水だよ!と言いたい気持ちを抑え、まずは日本一の味とはどんなものか飲んでみることにしました。

ペットボトルのキャップには「日本一のおいしい水道水」と書いてあり、かなり期待が膨らみます。

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ゴク、ゴク、ゴク・・・。

ん!?うめっ・・・かも・・・?

うめっ!トローンとして甘い。家の水とはまた違っておいしいです。鳴子は温泉地だから、やはり温泉の成分とかが関係するのでしょうか。

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今日、鳴子の水をいただいたことで「水」というものをまたいろんな意味で見直しました。

毎日蛇口をひねれば何の不自由もなく出てくる水。それを売る時代、買う時代がやってきたことへのショックを少なからず感じます。だって、仮に500mlで150円だったら、1リットル300円、もしガソリンが1リットル300円になったら大騒ぎです。そう考えると水は相当高価なものですよね。

ちなみに、この鳴子の水は販売はしておらず、災害備蓄用の水なんだそうです。鳴子に行けば存分に飲めるそうですよ。

大崎市にしても、横手にしても美味しいお水がいつも身近にあることは幸せなことですね。きれいな水があるからおいしいお米やお酒ができる。美人になれる!

水は生命の源。
2月の横手の小正月行事「かまくら」は水神様を祀っています。
この大量に降る雪もやがて解けて水となり、肥沃な大地を作り、横手に豊かな実りをもたらす・・・、と考えれば多少雪よせが難儀でも良しとしましょう  (*´・ω-)b ネッ!

〔 1122文字 〕

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