2009年9月2日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

ほうれん草で広がる地産地消の輪

No. 67 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
お久しぶりのかなちゃんです。
研修生の伊藤さんに2回ほどブログを書いていただき、私はすっかり怠け癖がついてしまいました。
しかも!伊藤さんのブログには今時の女の子らしい顔文字がとっても可愛らしくちりばめられていて、見ていて微笑ましいなと・・・。
かなちゃんも、挑戦してみようかしらと思っているところです(`・ω・´)ノ オーッ!!

今日は横手西中学校の一年生が取り組んでいる体験学習をご紹介します。
総合的な学習の時間に食育をテーマに授業を行っています。その一環として、チーム・プラスYプロジェクトとタイアップし、これまでほうれん草の種まき、収穫を体験してきました。

202302151214363-admin.jpg

今日は、その時収穫したほうれん草が横手地域の小中学校の給食に登場するのです。

食べ物あるところにかなちゃんあり・・・。
さっそく、給食の時間にばっちり合わせておじゃましました。

202302151214362-admin.jpg

今日の給食に収穫したほうれん草が使われていました。
「ほうれんそうのごまあえ」です。

ご飯時間に合わせて現れるなんて超迷惑極まりないのに、一緒に食べようと誘ってくださったのです(≧◇≦)

 202302151214361-admin.jpg

種まき・収穫体験の時からとっても目立っていた、俄然はりきり系キャラの彼の近くでいただくことに。
彼は、「ほうれんそうのごまあえ」を一口食べるごとに、二の腕のこぶしの盛り上がりを確認していました。
「えっ!?ポパイ知ってるの?」
「はい。テレビのCMで見たことがあります。」

そうです。我々の時代ほうれん草と言えばポパイでしょ!
でも、今時の中学生の口からポパイが出るとは感激です∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

ほうれん草には、カルシウムやカリウムがたっぷり入っていて、さまざまな栄養素がバランスよく入っています。
自分たちが収穫したほうれん草ならなおのこと、愛情・栄養共にぎっしり詰まっているはず。
横手西中の生徒はみんなマッスル・マッスル間違いなし!

今日の給食はとても栄養バランスがとれたものでした。
ダイエッターかなちゃんも、普段からこういうものを食べていればきれいになれるような気がしました(*^m^*) ムフッ

20230215121436-admin.jpg

給食を食べ終わり、何の気なしに窓の外をのぞいて見ました。
校舎裏側には横手川が流れ、美しい緑の景色が広がっていました。

あぁ、なんて美しいんだろう・・・。
こんなすばらしい自然の中で育つ野菜はおいしくないわけがない。
そして、それを食べる子どもたちは、心も身体も豊かに健康に育つんだろうなぁ。

この緑の大地に、素敵な地産地消の和が広がりました。


「食と農からのまちづくり」HPに詳しいレポートを近日公開予定です。
そちらもご覧くださいね

〔 1131文字 〕

2009年9月7日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

りんごスター

No. 68 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
食の宝庫横手が誇る、りんごの収穫の季節になりました。
季節はすっかり秋!?なはずなのに、この暑さは一体何なんでしょう。
夏カムバック!
かなちゃんの汗ダラダラな日々もカムバックですε=(‐ω‐;;)

ちょっと前の話になっちゃうのですが、道の駅十文字で珍しい名前のりんごを見かけました。

 202302151219583-admin.jpg

その名も「未希ライフ」
このりんごは「千秋」と「つがる」の交配によってできた青森生まれのりんごで、パリッとした歯ざわり、ジューシーで甘味と酸味が程よく調和している早生りんごです。

この品種を作っている農家さんは珍しいとのことだったので、さっそくポップの隅に書かれてある「泉果樹園」に突撃取材してみました。

202302151219582-admin.jpg

泉果樹園の泉 康二さん(79)です。もうすぐ80歳とは思えないぐらい、とにかく若い!りんごみたいに肌もつやっつやです。
泉さんはりんご作り歴55年。りんご界の重鎮です。

泉果樹園で未希ライフを作るようになったのは15年前のこと。
「千秋」の木に「未希ライフ」の穂木を接木して作られるんだそうです。

接木(つぎき)!?
つまり、一本の木に品種の違うりんごが生るってことですよね!
不思議~w( ̄o ̄)w オオー!
一本の木の半分が黄色、半分がってこともあるということなのです。

泉さんはここらでも有名な接木のプロ!
云わばりんご界のスターです。

やたら切れのよさそうな小刀をさっと取り出して、接木の仕方を見せてくれました。
その手さばきの見事だこと。
りんごの皮一枚をスパッと切り、細い枝を接着させます。
必殺!接木人です。

 202302151219581-admin.jpg

接木をすることによって、いろんな品種のりんごが短期間で収穫できる利点があるそうです。
そうは言っても、途中病気にかかってしまったり、木が全滅してしまったりすることもあるとか。
55年の中で幾多の困難に出会われてきたことでしょう。
その都度 研究や努力を重ね、その結果このように見事なりんごに育てることができるのでしょう。

20230215121958-admin.jpg

未希ライフは増田・平鹿でも作っている人は他にもいるんだそうですが、なかなか大きく育てるのが難しいとか・・・。
さすがはりんごスター泉さん。大玉で赤~いおいしそうなりんごに育てています。

ガブッと一口かじりついてみました(血は出ていないようです・・・。)
うめっ!
もさりん(もっさりした食感のりんご)じゃなーい!
しゃきっとしてジューシー。
甘さも酸っぱさもどっちもある、りんごらしい味です。

未希ライフは早生種のりんごで、9月の中旬頃まで収穫されるそうです。
今後横手ではいろんな品種のりんごが続々登場します!
「千秋」「早生ふじ」「ジョナゴールド」「王林」「ふじ」などです。

「かなちゃんのりんご味くらべ日記」なんてできればいいかなぁと思っています。お楽しみに!

〔 1185文字 〕

2009年9月10日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

大森ワイン用ぶどう、勝沼に向けて出発!

No. 69 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
今日はかなちゃんのだーい好きな大森ワインのお話をしましょう。

みなさん、大森地域にワインロードという道があるのをご存知ですか?
大森ワインは白なんですが、その看板は赤ワインをイメージさせる若干ピンクがかったものです。
その看板を見るたびにビートルズの「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」の美しいメロディが頭をよぎります。

The long and winding road(長く曲がりくねった道は)
that leads to your door(君のもとに向かう道)


うっとり。ブログ初の横文字使っちゃた!?

大森ワインロードのワイン畑は、ものすごく広大って訳ではありませんが、カーブを曲がると目の前にパーッと畑が広がるのです。とっても素敵な道です。

今、大森のワイン用ぶどうは収穫の最盛期を迎えています。

 202302151224593-admin.jpg

「今年のぶどうはいいよ~。」と嬉しそうに収穫しています。

202302151224592-admin.jpg

ワイン用のぶどうを間近で見るのは初めてのこと。
想像していたよりも粒が小さいです。
この一粒一粒からあのうめっ!ワインが・・・・・。
ゴクッ!思わずエアドリンクしちゃいました。

今年は長雨が少なかったこと、日中と夜の寒暖の差が大きかったことなどが影響し、大変糖度の高い質のよいぶどうに仕上がったようです。
2009は当たり年になるかも!?と今から期待が膨らみます。

今日は収穫されたぶどうが、山梨県勝沼にあるメルシャン勝沼醸造所に向けて出発しました。

 202302151224591-admin.jpg

このトラックに、リースリング種、ケルナー種等のぶどう10キロ入りの箱が1,000箱 計10トン積まれています。
栽培農家のみなさんの思いがずっしり詰まったトラックは勝沼の地で醸造され、おいしいワインになってまた大森に戻ってきます。

うめっぐなって帰ってこいよ~!思わずそう言って手を振ってしまいました。

20230215122459-admin.jpg

〔 808文字 〕

2009年9月12日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

「うまいぞ!!増田のりんご」

No. 70 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
9月に入ると、横手市内のあちらこちらの小学校では学習発表が催されます。私が勤務している増田庁舎に隣接する増田小学校でも、今週13日(日)に学習発表会が行われるそうです。中でも3年生は、春から総合学習の時間に調べてきた「増田のりんご」について発表するというので、その練習風景をのぞきに行ってました。

おー、やってるやってる。
どうやらりんご作りの一年を劇にして発表しているようです。
農家に扮した子どもたちや、マメコバチ、太陽、葉っぱ役の子が登場し、それぞれの役割について説明したりしていました。

 202302151229433-admin.jpg
 202302151229432-admin.jpg

増田のりんごは加工品としても大活躍!「ガッツアップルジュース」「焼肉のたれ」「チャツネ」などの加工品にも使われていることを説明。
「増田のりんごは海外でも売られている、○か×か」のクイズではほぼ全員が○と答え正解しました。

202302151229431-admin.jpg

劇の最後には、3年生64人が全員登場し、並木路子さんの「リンゴの唄」を歌いました。会場からは自然と手拍子が起こります。
会場が一体となったところで、さっ、これでフィナーレだなと思いきや、なんと!続けて、3年生オリジナルソング「うまいぞ!!増田のりんご」を元気に歌いあげました。

20230215122943-admin.jpg

全部自分たちが調べてきたことを歌詞にしています。だから自信を持って歌えるんですね。この歌の場面が一番声が出ていて、増田のりんごのように輝いてましたよ。
「藤原さんが始めた・・・♪♪」
なんて真っ直ぐな歌詞でしょう!勉強したことが歌で覚えられるなんて素敵ですよね。もし、テストがあったら歌を歌えれば100点採れちゃうね。

軽快なテンポのこの曲は3年生の担任佐藤先生が作曲を手がけました。
ちなみに佐藤先生は、昨年増田の蔵の歌も作曲しているんですよ。
すごーい!増田の滝 廉太郎!

地域のことを調べ、そしてたくさんの人と接することで、この子どもたちはこれまでよりずっと増田のことが好きになるでしょう。

そして、りんご農家さんたちの苦労や努力を知って、これまで以上に増田のりんごをうめっ!って思うんだろうな。

13日の発表会での成功を祈ってます。がんばれ!!!

余談になりますが(いつも余談ばっかりだけど・・・)私が子どもの頃の学芸会とは雰囲気違いますね。ホントしっかりしてます。勉強の成果がちゃんと出てますもん。私が3年生の頃・・・、あっ!劇「かぐや姫」の婆さん役だったなぁ。本当はかぐや姫役になりたかった・・・。本番当日、頭に白ペンキ塗られてしばらくとれなかった・・・悲しい過去を思い出しちゃいました。

〔 1084文字 〕

2009年9月14日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

横手やきそばに、こだわりの福神漬

No. 71 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
202302151234471-admin.jpg

うめっそう~!!!
これが、かなちゃんが子どもの頃から親しんできた「横手やきそば」の王道です!

太くまっすぐなゆで麺にからむオリジナルソース。キャベツ、豚ひき肉が旨みをプラスします。
そして何といっても幸せな瞬間・・・それは、半熟の目玉焼きに箸を入れると、黄身がとろ~んと溶けて、麺に絡む絡む。黄身と麺が渾然一体となり、
一口食べれば・・・ファンタスティック★

私は目をつむって言います。
うめっ~!うめっ~うめっ~(こだま)

でもみなさん、忘れてはいけません。横手やきそばが美味しそうに見える訳を。お皿のはじに、そっと添えられている赤い福神漬。ソース色の麺と目玉焼きの白、黄色との絶妙なコントラストが食べる人の視覚に「うめど!(おいしいぞ)」と訴えてきます!

でも、残念ながら福神漬はこれまで横手産のものではなく、大手製造会社のものを使用していました。
しかし!このほどB1グランプリというビックイベントが開催されるのをきっかけに、福神漬も地元の野菜で、安心安全にこだわったものにしようと、
「よこて福神漬」が完成しました。

20230215123447-admin.jpg

これを開発したのは横手市内の農家グループ「横手こだわり七味会」です。野菜ソムリエの加藤正哉さん、フードコーディネーターのたなか のりこさんらとともに研究に研究を重ね、地場野菜100%使用、完全無添加のやきそばに合う味・色に仕上げました。
B1では横手やきそばに添えられるほか、お土産用として一袋200円で販売もされます。

また、材料は七味会のみなさんの家で採れた野菜を使っています。
そして、福神漬の決め手となるこの赤い色ですが、添加物を使わずビーツ(赤カブ)で色付けしています。
添加物を使用していない、お母さんたちが漬けた愛情たっぷりの福神漬が横手やきそばに添えられれば・・・、
うめっーーーーーっ!

さっ!横手やきそばグランプリ獲得に向けて強力な味方が加わりました。
全国の皆さん、そして横手の皆さん、「横手やきそば」は進化し続けます。ぜひ、B1グランプリでその美味しさに出会ってください。
幸せを呼ぶやきそば、「横手やきそば」をどうぞ召し上がれ。

〔 920文字 〕

2009年9月15日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

横手やきそばに、こだわりのキャベツ

No. 72 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
前回の福神漬に引き続き、「横手やきそば」に更なる強力な味方ができました。

それは「キャベツ」

202302151240462-admin.jpg

みなさん、キャベツをあなどってはいけませんぜぃ!
そして想像してください。キャベツなしのやきそばのことを・・・。
あ・り・え・な・い!

横手やきそばは、ひき肉、キャベツ、目玉焼きが入った、いわゆる「肉玉」が定番となっていますが、横手やきそばが発祥した当時一番食べられていたのは「並やきそば」でした。
「並やきそば」とは、ひき肉、目玉焼きが入らない、麺とキャベツだけでできたやきそばのことです。
つまり!「横手やきそば」のベースを支えているのが「キャベツ」なのです。

みなさん、またまた想像してください。横手やきそばに入っているキャベツがこだわりのキャベツだったら・・・。
うめっそぅ!

このほど、横手やきそば暖簾会は横手市の村東営農組合と「おいしいキャベツ供給協定」を結びました。
供給協定!?何やら難しい響きですねぇ。
でも、この協定によりB1グランプリでもこのキャベツが使用されるほか、暖簾会加盟店でも地元産のおいしいキャベツを継続的に購入し使用することが出来ます。

 202302151240461-admin.jpg

しかも!このキャベツのこだわりは、横手やきそばに合うような味、堅さの品種を選んで栽培されていること、低農薬化を徹底しているところです。
「デリシャス」「初恋」という2種類の品種のキャベツを供給することになりました。
甘~くて、やわらかい葉っぱ。それはまるで初恋!
そのキャベツが横手やきそばに入れば、デリシャス!

デリシャスな初恋が実ったら
Yes! I love yokoteyakisoba!

20230215124046-admin.jpg

横手やきそばには、横手の自然の恵みがたくさん入ってます。
キャベツに福神漬。いつもはあんまり目立たない脇役的な存在ですが、B1グランプリでぜひ横手やきそばを食べて、そのこだわりを味わってみてください。

〔 816文字 〕

2009年9月17日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

野菜を上手にとろう

No. 73 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
秋晴れの爽やかな日です。9月の「食のアカデミー」が行われました。

今月のテーマは
横手産野菜で作る簡単スイーツ(炊飯ジャーで作るパンケーキ)です。

202302151245294-admin.jpg

では、ここで問題です!
このパンケーキにはそれぞれ何の野菜が入っているでしょうか。

手前のオレンジ色のほうは、添えられている野菜を見ればなんとなく想像がつきますね。
正解はかぼちゃです。

じゃあ、緑色の方は何でしょうか。

 202302151245293-admin.jpg

おぉー、結構パンチの効いた映像です。
青汁!?いえいえ、これはある野菜をペースト状にしたものです。
ヒントは「ポパイ」
はい、わかりましたね。正解はほうれん草です。

かぼちゃ、ほうれん草をそれぞれペースト状にして、ホットケーキミックス、たまご、牛乳、砂糖と混ぜます。生地をジャーに流し入れて、ご飯を炊くのと同じようにスイッチを入れ、30分ほどすれば出来上がりです。

 202302151245292-admin.jpg

鮮やかな緑色のふんわり、しっとりケーキができました。

202302151245291-admin.jpg

ぶどうと、生クリームを添えれば、ケーキ屋さんで作ったケーキみたいにおっしゃれ~になります。
しかも味は・・・、えっ!ほうれん草の味が全然しない!!!
これなら、野菜嫌いな子どもさんでも中身が何だかわからないままペロッと食べれちゃうかもしれませんね。

結構腹持ちもいいです・・・はい。

これから横手では野菜に、果物、きのこなど実りの秋を迎えます。
そのままの素材を食べるのももちろんいいですが、ちょっとした工夫でいろんな食べ方が楽しめます。

20230215124529-admin.jpg

おっ!山ではラクヨウが顔を出しました。
みなさんならどうやって食べますか?
かなちゃんなら、ん~~~迷うなぁ。
この場合、炊飯ケーキはないな。
やっぱ、きのこ蒸しに大根おろしで決まりでしょ!

〔 745文字 〕

2009年9月24日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

祭りのあと

No. 74 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
みなさん、シルバーウィークはいかがお過ごしだったでしょうか?
B1グランプリには行ってきましたか?

横手やきそばがB1グランプリで見事金の箸を獲得したことにより、市内の焼そば屋さんには行列ができ、すんごい賑わいだったそうです。
嬉しい悲鳴があちらこちらから聞こえてきました。

かなちゃんは19,20の両日、中心市街地会場にいました。今でもあの行列、人混み・・・目に焼き付いています。

B1グランプリが終わり、シルバーウィーク残りの3日、毎日その会場だった道を通りました。行列も、テントも、おいしそうな匂いも、煙も何一つ残っていません。あの二日間は夢だったのかなとすら思えてきました。

祭りのあとって何でこんなに寂しいのかな。
子どもの頃24時間テレビ放送されると夏休みが終わっちゃうと思ったあの感じに似ています。

休み明け、まったりモードスタートでいきたいところですが、そうも言っていられません!

横手が金色に輝くのはまさしく今!

20230215125003-admin.jpg

収穫を待つ稲穂が「今年もうめよっ!」と黄金色に輝いています。

〔 461文字 〕

2009年9月25日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

山内のいものこ

No. 75 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
以前のブログで、「なべっこ遠足」のことに触れたことがあるような・・・。
山形で言う「芋煮会」的なものを横手では「なべっこ遠足」と言います。
その味付けは醤油か味噌か・・・。
この話をすると決着がつかなくなるのでスルーしましょう。

今日はその中身のお話。
そう!なべっこ遠足の主役「いものこ汁」のいものこにスポットを当てていきたいと思います。

里芋のことをここら辺では「いものこ」と言います。
芋の子どもだからなのか?
さして重要じゃないところについついささってしまうのがかなちゃんの悪い癖です。

おいしいいものこの産地として知られている山内地域におじゃましました。

202302151253552-admin.jpg

うぉー!トトロが雨宿りしている時の葉っぱだ!
いえいえ、これはいものこの葉っぱです。
この葉っぱの下に芋の子どもがいるんだなぁ。

掘ってみて新たな事実が判明しました。
子どものみならず、親、子ども、孫まで存在することが明らかになりました。
「いものこ家族」です。

202302151253551-admin.jpg

しかも!一番外側の孫が一番栄養を蓄えていておいしいと言うじゃありませんか。
世の中のものは大抵少々年を重ねたほうが脂がのっておいしくなるような気がしますが、いものこの世界はそうではなかった・・・。
でも考えてみると、やっぱり人間の世界も一緒で孫は一番かわいがられるもんね。
親から子へ子から孫へ、 その栄養分は孫へと受け継がれてゆくものなんですね。

いものこの家族構成について熱く語ってしまいましたが、肝心の味ですが、これについてはもっと熱くなっちゃいます。

山内のいものこは食べると口の中でとろ~んととけて、粘りもあり、本当に
うめっ!!!
芋とつくもの数多くあれど、山内のいものこは別格です。
大地の温もり、恵みが凝縮したような味です。

それが、いものこ汁に入れば・・・、

20230215125355-admin.jpg

幸せ~♪♪♪

醤油でも味噌でも、子でも孫でも全部うめっ!

結論がこれかよーーーっ!とお思いの皆様、
とにかく一度食べてみてたんしぇ!

〔 848文字 〕

2009年9月27日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

山の恵み

No. 76 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
いや~、時が過ぎるのって早いですね。
先週の今頃B1グランプリだったなんて信じられませんね。

かなちゃんも久々の休日。何して過ごそうかなぁとあれこれ悩んでみました。お買いもの?小旅行?・・・が、やっぱり気になるんです。
山が!

かなちゃんの場合、山と言っても登山とかピクニックとかそういうものじゃなくて、食べ物を採取するところ、
つまり「狩猟の場」なんです。(はい、毎度おなじみ日本大げさ協会でございます。)

春のわらびに続き、かなちゃんの場合狩猟といっても、なんちゃって山菜とり。槍や弓、鉄砲などは持っていきません。山の奥にも行かないし、車が通る音が聞こえるような場所でしか採りません。もちろん横手市内ですよ。
でもね、あるところにはあるんです。キ・ノ・コが。

202302151258012-admin.jpg

おっ、第一きのこ発見!
かなちゃんお目当ての「さわもたし」です。
「さわもたし」は醤油で煮て良し、いものこ汁に入れても良し、冬は納豆汁に入れたら最高にうめっ!

202302151258011-admin.jpg

これは杉の木に生える「すぎわけ」です。
きれいな白色、香りも大変よくおいしそうなのですが、数年前から急性脳炎、急性脳症を発症する例が出ており、最近ではめったに食べなくなってしまいました。さすがの食いしん坊かなちゃんも泣く泣く見送ることに・・・。
昔はおいしく食べたんだけどなぁ。

さて、今回の収穫は「ひとかやき(ひと鍋)分」。
醤油、みりん、砂糖でちょっと甘めに煮て大根おろしを添えます。

20230215125801-admin.jpg

秋の山の恵み、いっただきま~す!
うめっ!

秋晴れの幸せな休日でした。

〔 663文字 〕

2009年9月28日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

私たちが作った枝豆おいしいよ!

No. 77 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
今日は小学校3年生が作ったおいしい枝豆のお話をします。

よく子どもたちが学校菜園で野菜を作り、それを収穫して食べるというは聞くことがあります。
でも、横手市立黒川小学校の3年生11名はその上を行く!
なんと!自分たちが育てた枝豆を販売するというのです。すごいでしょ、3年生がですよ。

販売前の準備作業をしているというのでおじゃましてみました。

 202302151302052-admin.jpg

11人が役割分担を決めて熱心に作業していました。
この班はチラシを作っていました。「えだまめくん」というキャラクターまでいるんですよ。

販売場所と値段は、社会見学(まち探検)をした時に、ちゃんとマーケティングしてきたんだって。
どこに人がいっぱい集まるのか、スーパーでは一袋何g入っていて、いくらで売られているのかなど、ちゃんと調べた上で販売場所、価格を決めたんだそうです。

マーケティング推進課のかなちゃん、軽く負けています・・・。

調査の結果、販売場所は横手地域局前広場に決定しました。
価格は、スーパーよりも安くをモットーに、一袋200g入り100円で販売するそうです。

いい場所見つけたねぇ。しかも安い!

202302151302051-admin.jpg

「ひでん」という品種の、遅い時期に収穫される枝豆ですが、お味の方は・・・、
自信をもってうめっ!!!

みなさん、この旗が目印ですよ!

20230215130205-admin.jpg

日本一おいしい枝豆、みなさんぜひ買いに来てください!
3年生の売り子さんたちが一生懸命がんばってまーす!

と き 9月30日(水) 午前10時頃
ところ 横手地域局前広場
販売品目 枝豆「ひでん」(200g入り)70袋限定
価 格 100円

〔 702文字 〕

2009年9月30日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する

あっという間に完売です!

No. 78 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
今日は黒川小学校3年生が栽培した枝豆(ひでん)の販売日です。
準備の様子は9月28日のブログをご覧ください。

小学校3年生ながら、ちゃんと市場調査をし、販売場所・価格などを自分たちで決めました。

午前10時から横手地域局前広場で販売するというので、かなちゃんもその様子を伺いに行ってきました。

おはようございまーす!元気な声が聞こえてきました。枝豆販売に意欲満々な様子です。
みんなの普段の行いがよいのか、天気はバッチリ晴れ!
絶好の販売日和です。

テキパキと準備を済まし、さぁ!販売開始・・・と思ったら、もうお客さんが集まってきて枝豆がどんどん売れています。

 202302151308585-admin.jpg

横手地域局に用事があってきたお客様のほとんどが立ち寄ってくれました。
場所のマーケティングもばっちり当たりましたね。

チラシを庁舎内に配る係、目印の旗をふってお客様を呼び込む係など、11人でそれぞれ役割分担をしてお客様を集めます。

202302151308584-admin.jpg

「日本一おいしい枝豆ですよ~、いかがですか~!」
おっ!元気があっていいね。

202302151308583-admin.jpg

これは「おつり早見表」です。
1,000円札、5,000円札で支払った場合のお釣りが瞬時にわかるようにテーブルに置かれていました。
すばやく正確に売るための工夫がされていますね。


10時に販売を開始して、あれっ!?もうない・・。
完売です!
只今の時刻10時9分

なんと、9分で70袋の枝豆が売れました。カリスマ店員だね。
販売戦略大成功!

 202302151308582-admin.jpg
「やったー!!!売れたよ!」イエ~イ!

202302151308581-admin.jpg
さぁ、売り上げを確認しましょう。

「このお金はどうするんですか?」と子どもたちに聞いたところ、
「空気入れを買いまーす!」
本当に嬉しそうに答えてくれました。

空気入れとはちょっと以外。
でも、自分たちのがんばりで手に入れたものだから、きっと大事に大事に使うんだろうな。

さて、商品は全部売れてしまい、残ったのは試食用の枝豆。
「先生~!食べていいですかぁ?」
「いいよ、みんなで分けて食べてね。」


うめっ!!!

20230215130858-admin.jpg

がんばったあとだもんね。おいしいでしょう!

かなちゃんも試食用を食べさせてもらいました。
えーーーーっ!超うめっ!!!]]
[B:[C:deeppink:プロの農家顔負けの味です。

ゆで加減も、塩加減も、鮮やかな緑色もグッド!
佐藤先生ナイスです。

かなちゃんが今回感心したのは、子どもたちは全然恥ずかしがらないということです。「いらっしゃいませ~」「おいしいですよ、いかがですか~」と大きな声で言えるってすごい!
子どもたちも今回の活動でいろんな事を勉強したと思うけど、かなちゃんもとっても勉強になったよ。

空気入れ買って、ボールにはいつでも空気がパンパン。よく弾むんだろうな。みんなの笑顔と一緒だね\(○^ω^○)/

〔 1194文字 〕