2022年1月24日の投稿1件]

秋田の寒天文化の謎に迫る~その3~

No. 1180 〔2年以上前〕 , 市内・食・農など , by 食と農ブログ Icon of admin
秋田の寒天文化の謎に迫る~その1~
→どのやって盆地の横手に寒天がたどり着いたか?
 
秋田の寒天文化の謎に迫る~その2~
→どうして寒天文化が受け入れられたのか?
 
 
* * *
 
 
先日情報提供にて、秋田栄養短期大学の「寒天に関する基礎知識」 を教えていただきました!
それによりますと…
 
 
>秋田県南部(横手地区)で寒天料理が広まった理由
>・夏の暑さが厳しい横手盆地では、冷たく口当たりの良い寒天がおいしく感じられる
>・漬物などを持ち寄ってお茶を飲む機会が多く、その際のお茶請けとして最適である
>   ↓
>・身近な材料で簡単に作れ、創意工夫ができる
>・重箱に流して固めるので、持ち運びに便利である
>・切り分けて食べるので、人数の増減に対応できる
>・溶けにくく、手でつまんで食べることができる

「寒天に関する基礎知識」スライド11より引用
 
 
なるほど、常温で固まるというほかに夏の暑さも関係していました!
さらに「たばこ(=おやつ休憩)の時間」の文化があったから、それぞれ工夫を凝らした寒天を作り、持ち寄ることで、寒天文化が根付いていったんですね。
 
「海がない横手で寒天が郷土料理となる」
それは、様々な条件が重なり合った結果でした。
これが要因だった!と一言では語りつくせません。
 
今後も寒天文化を追いかけていきます✨

〔 603文字 〕

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