2011年5月30日の投稿1件]

わらび採りでリフレッシュ

No. 235 〔12年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
わ~らび採り、
わ~らび採り、 
やっほー、やっほー!!!


月曜日からハイテンション、「国際わらび病学会」会長 かなちゃんです。
「わらび病前線」が北上し、その罹患者が急速に増えている季節を迎えました。

「わらび病」については、昨年の同じ時期に触れましたが、ここでもう一度おさらいをいたしましょう。
「わらび病」の諸症状は次のとおりです。

1.わらびが生えてくる時期になると体がうずいてくる。
2.どんな草むらの中でもわらびしか目に入らない。
3.目をつぶるとわらびが生えている様が3Dで浮かんでくる。
4.開いてしまったわらびを見ると極端に落ちこむ。
などです。

1の症状が出た人は、もはや「わらび病患者」です。
私は10歳くらいにこの病気に罹ってしまいました。
それからというもの、山に行き、わらびを採ることでしかこの症状を緩和することができない体になってしまいました。

さて、わらび病に効く処方箋をいただきに、いつもの山へレッツゴー!

202302171818302-admin.jpg

ここが私の療養所。
緑が心も体もリラックスさせてくれます。

リラックスするのも束の間、深く深呼吸して、いざ!ハンターモードに切り替えです。

もう、目はわらびしか見えません。

202302171818301-admin.jpg

ふっ、ふっ、ふっ・・・、ありました、ありました。
リズミカルに、ポキッ、ポキッ、ポキッ、と採るときの快感。
体の中に溜まっていた病が一気に浄化されます。

しかし、開いてしまったわらびを見ると、やはり心は沈みがちになります。

 20230217181830-admin.jpg

「はぁ~、おせがった~、さんぼんまっかになってらでぇ~。」
(訳:あぁ、遅かった、三股に開いてしまっている。)
と、極端に落ち込んでしまうのでした。

でも落ち込んでばかりはいられません。次なる獲物を探して目は移っていきます。
普段は虫や蝶々など飛んでくるもの大の苦手で、キャーとか言って逃げ回っているくせに、わらび採りの時は人間が変わります。虫がいようが、蛾が飛んで来ようが、サッと手で払いのけ、わらびを的確に捕捉する能力は自分でも驚くばかりです。

本日、山からいただいた薬っこ(処方箋)です。

20230217181829-admin.jpg

これで1週間は症状が抑えられます。
しかし、症状が治まるのも束の間、1週間後には「誰かに先を越されてしまうのではないか」「私が断腸の思いで採り残してきたかぎっこ(先が曲がってる出始めのもの)が丁度よく伸びて誰かに採られてしまうのではないか」など、ゆぐたがれ(欲張り)な方向に症状が悪化してしまうのも「わらび病」の特徴のひとつです。

さて、わらび病の方も、そうでない方も、そんな欲に縛られることなく、心穏やかにわらび採りを楽しめる場所が横手市山内地域にあります。

山内のわらび山「黒沢・三又わらび園」の情報はコチラです。
http://www.city.yokote.lg.jp/kakuka/tiik...


さぁ、皆さん、新緑を楽しみながら、わらび採りで心身ともにリフレッシュしてみませんか?

〔 1293文字 〕

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