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水鏡

No. 8 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
地震・雷・火事・おやじ・・・この世でが一番怖いかなちゃんです。

今日は久々に雨が降りました。農家さんにとっては恵みの雨になったのではないでしょうか。
でも、とてつもなく寒いですね。家では一度しまったコタツが今朝見事に復活していました。
一日中不安定な天候のせいか、帰り道、がかかっていました。

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ところで、みなさんは好きな田園風景ってありますか?
例えば、「黄金色に輝く刈入れ前の田んぼ」とか「田植え後、ちょっと伸びて一面グリーンカーペットみたいな田んぼ」とか・・・。

私は田植え前の水がはっている、まさに今の時期の田園風景が一番好きです。
田んぼに水がピーンとはって、青い空、木々や緑が水鏡に映ります。

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田んぼと田んぼの間にあるコンクリートの畦(あぜ)は、子どものころの私の遊び場のひとつでした。それぞれの畦をコースに見立て速くかけぬける競争とか、「私はコマネチ!」と思い込み、畦を平均台に見立てて演技したり・・・。えっ、私だけ?こんな遊びしてたの!でもね、どの遊びも真剣だったんですよ。なんせ落ちたら大変なんですから。だから、コマネチを超える演技をしなければなりませんのよ!

そんな訳で、子どもの頃は単なる遊び場のひとつだった田んぼ。
それがなぜ今、好きな風景になったのか・・・。

とにかく水面を見ていると落ち着くというか、神聖な気分になるというか。
黙って見ていると、吸い寄せられて異次元に行けそうな、不思議な気分になります。

田んぼはこれから季節によっていろんな表情を見せてくれます。そんな遷り変りを見るのが好きです。

横手の田園風景は昔から変わらない景色。
だからいつまでも見ていたい、この美しい景色を。
いつまでも残したい、この素晴らしい風景を。

秋になれば、きっと「うめっ!」が待っている。

〔 770文字 〕

謎の箱

No. 7 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
んっ?んんっ??んんんっ??? 目がテンかなちゃんです。
 「無人」の後に続くことば。
 「無人島」「無人駅」「無人くん」

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 無人島は誰もいない島。
 無人駅は駅員さんがいない駅
 無人くん・・・まぁ、いいとして、

 「無人アスパラ」ってぇーーー!?
 誰もいないアスパラ・・・。
 孤独なアスパラ・・・。
 ひとりぼっちのアスパラ・・・。
 
 も~う、わかってますよ。あんまり
 意地悪言わないの。
 販売員さんのいないアスパラ販 
 売所のことでしょ!

なぬっ?なぬっ??なぬっ???
 どこにアスパラがぁー?

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 も~う、わかってますよ。またまた
 捻くれもの者みたいなこと言わな
 いの!
 扉を開くと中に入っているんでし
 ょ、アスパラが!

 中にはアスパラが入っている。
 わかっている、わかっているけ
 ど、このドキドキ感は何?
 
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みなさん、お解かりですか?
これは冷蔵庫になっていて、さらに!ちゃんと電気が入っているのです。
それに、アスパラがしゃきっと立っています。って言うかあえて立てて売っている感じです。

アスパラは寝かせることで、元の姿勢に戻ろうと無理な成長をし、さらに、栄養分が奪われ、鮮度やおいしさが落ちてしまうんだそうです。

この販売所は無人だけど、販売者さんの、アスパラやそれを食べる方たちへの愛情が感じられますね。

この、「無人アスパラ販売所」は横手地域にある、あさくら館向かいのお宅の前にあります。
冷蔵庫の隣には、お金を入れる箱があり、一束100円を入れるようになっています。

横手市には野菜や果物の無人販売所は数ありますが、このように、冷蔵庫を配備して販売しているところはここだけ?かもしれません。

実は、アスパラガスは秋田県内で横手市が生産量第一位なんです!かなちゃん的は味も一番だと思います!
太いのに大味にならず、みずみずしく甘い横手産アスパラ。
何でもマヨネーズのマヨラーかなちゃんとしては、茹でたアスパラにマヨネーズと醤油をかけて食べるのが最高に「うめっ!

横手産アスパラガスは、これから夏にかけて最盛期を迎えます。
みなさん、それぞれのうめっ!」食べ方で横手のアスパラをご堪能ください!

〔 946文字 〕

発酵に注目!

No. 6 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは。休み明け、頭が少々発酵気味のかなちゃんです。

なぜって?
週末、私が『発酵食』の中でもこよなく愛する『お酒』をちょぴっと多めに飲んでしまったから・・・。

実は、お酒を『発酵食』と意識するようになったのは最近のことです。それは、横手市で全国に先駆けて『全国発酵食品サミットin横手』が開催されたあたりからですね。

それまで『発酵食』はあまりにも身近にありすぎて、特に意識しませんでした。お酒、味噌、醤油、漬物、納豆・・・などなど。考えてみると、昔の人が知恵と工夫を凝らし創ったものが現代に伝えられ、今なお残っているってことは、私たちが生きていく上で、本当に必要なものだからなのでしょうね。

横手市には『よこて発酵文化研究所』というのがあるのですが、このたび会員さんたちの熱意で、十文字道の駅に、発酵食の常設販売ブースを設けることができたのでご紹介します!

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=商品一覧=
 ・アスパラガスパウダー
 ・醤(ひしお)
 ・いぶりがっこ
 ・鮎味
 ・甘酒羊羹
 ・甘酒ゼリー
 ・アスパラ饅頭
 ・豆腐カステラ(甘酒味・味噌味)
 ・大屋梅干
 ・大屋カリカリ梅
 ・梅びしお
 ・味噌
 ・醤油
 ・あまえこ
 ・三五八





十文字道の駅にお立ち寄りの際は、ぜひ発酵食ブースにご注目を!


そして、もうひとつ宣伝しちゃいます!
横手市が推進している『食と農からのまちづくり』の一環である『発酵文化のまちづくり』が注目され、フジテレビ朝の情報番組『とくダネ!』がこのほど取材にしにきたんです。そのもようは、5月19日(火) 朝8時からの番組で放送される予定です。ぜひご覧ください。
 
※なお、番組の都合上、放送日程が変更する場合があるそうですのでご了承下さい。

〔 752文字 〕

休日前限定の味

No. 5 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは。週末になると俄然パワーみなぎるかなちゃんです。

突然ですが、みなさんは、「大人買い」ならぬ「大人食い」してみたいものってありますか?

私、子どもの頃は「大人になったら、とらやの栗羊羹を一本まじら(まるごと)食べるど!」と心に誓っていました。でもね、実際大人になったら食べたいと思わないんですよ。うめって思うものはちょっとだけ食べられればいいと思うようになったんです。まっ、それが大人になったって事ですかな、ふふふ。
と、自分の成長っぷりを自慢してみたところですが、な、なんと!

今日の午前中、私の目の前に、ずーっと大人食いしたいと思っていたものが現れ、更にそれをいただけることになったもんだから事態は一変。忘れかけていた大人食いスイッチはON状態に!

その魅惑の食べ物とは!「にんにく」

明日誰と会うとか、家の中で隔離されるとか、夜中に口の中が砂漠化するとか、そんな事一切考えずに、ただ、ただ、にんにくが思いっきり食べたい!

都合よく今日は花金。明日はお・休・み・・・。
お望みの「大人食い」ができるじゃないですか!

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いただいたにんにくは、一般的なごろっとした大粒のものとは違い、見かけはエシャロットのようで、皮は薄く小粒です。

これは、増田地域の八木集落で栽培されている「八木にんにく」なんだそうです。辛味が少なく甘いのが特徴で、味噌をつけて丸かじりするもよし、すりおろしてもよしの万能にんにくです。

八木集落が職場から近いというので、早速行ってみることに。
国道からちょっと農道を入って行くと、一見ネギ畑?という風景が広がってきます。車を降りると風に乗ってにんにくの香りがふわ~っとします。
ネギ畑ではない、間違いなくにんにく畑です。

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畑に立って、今夜の「大人食い」に思いを馳せる。
「カツオかな、それとも丸かじり、いやっ、野菜や肉と炒めてみようか・・・。」

どうぞ今夜、大人に成長した私が、
「これ、これ、その位にしておきなさい。『うめっ』が逃げてっちゃうよ。」
と暴走しそうな私にささやいてくれますように・・・。

〔 890文字 〕

GWの想い出

No. 4 〔14年以上前〕 , マーケティングから , by 食と農ブログ Icon of admin
こんにちは。GW明け、「5月病ってこんなかしら・・・。」と思う今日この頃のかなちゃんです。

みなさんはどのようなGWを過ごしましたか?あんなに楽しみにしていたGWなのに、一歩外に出ると人・人・人、おまけにお金ばかりがむなしく飛んで行き、残ったものは、疲労感&空しい財布・・・。

GW後半は文字通り「貧乏暇有り!?状態」に陥り、とにかく食うためのものを求め、山へ行ってみることに。「どんだけ山奥に行くんですか?」って感じのいでたちで、いざ出発!気合いを入れて向かった西の山。

あれっ?こんなところにわらびが・・・。」
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「採ったどぉーーー!!!

道端の土手で一食分には十分なほどのわらびが採れちゃいました。ものすごい重装備な格好でお手軽わらび採り。道行く車から怪しい目で見られながらも気にしない、気にしない。


子どもの頃って、正直GWが嫌いでした。家は農家で、GWはお米を作る上で一番重要ともいえる良質な土をつくる大事な時。大人はみな忙しく、私にかまってなどいられませんでした。テレビをつけると行楽地が賑わう様子が流れ、自分と同じくらいの子どもらの楽しそうな笑顔がはじけていました。「なんで、なんでうちは農家なの!私もマルシメやユニオンに行きたい!と泣いて父母にせがんだことも・・・。そんな暗~い想い出の春の農作業。
 
でも、唯一楽しみの時間がありました。「たばご」

秋田弁で「たばごする」は子どもから大人まで喫煙する時間ではなく、10時、3時に大人はタバコを吸ったり、みんなで一休みする時間のこと。お茶菓子や果物の他に漬物、おにぎりなどが重箱に入っていました。「うめっ、うめっ」言いながら食べたことをぼんやり覚えています。

今思うと、家族みんな揃って田んぼの前で輪になり、大きな口をあけておにぎりを頬ばる。こんな時間はもう二度と味わえない、とびっきりのGWの過ごし方だったように思えてなりません。

さーて、5月病なんかにかかっていられません。はりきってお仕事がんばりまーす!

〔 859文字 〕

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