ホーム > ごあいさつ



秋田県横手市の食と農からのまちづくりホームページへ、ようこそいらっしゃいました。
横手市長の五十嵐忠悦と申します。


やっぱり、元気の源は「食」 ですよ。いただきます!
   趣味は食べることと公言するくらいに元来が食いしん坊で、ライフワークとして日本全国はもとより世界の食文化を貪欲に体験させていただいております。
 何十年来と全国各地、また、海外で異なる文化に触れるにつけ、食は民族や地域のアイデンティティを形成する重要な要素であり、その地域の気候・風土・歴史・文化が全て凝縮されていることを感じます。
 この人類に共通する「食」という視点から横手市を眺めてみますと、わがまちにも誇るべき食文化と農業農村文化があり、食と農をテーマとしたまちづくりに着手しているところであります。
 皆様にご紹介したいわがまちの最大の特色として、発酵の食文化が上げられます。
 横手市は秋田県南の内陸部にあり、海が遠く雪深い米どころという地理的条件から、昔から米麹を使った保存技術が発達してきました。昭和30年代までは麹専門店の「こうじ屋」がほぼ各集落に1店ずつ存在していました。その数は144店舗にのぼり、東京農業大学の小泉武夫教授のゼミの調査によれば日本で一番とのことです。
 いわば日本の麹発酵文化圏の中心地とも言え、わがまちの食文化の中核をなしております。

 漬け物、ハタハタ寿司、甘酒、味噌、醤油、日本酒などなど麹を使った食は数限りなく、現在も生活の一部となっています。今も家庭に伝わる「秘伝?」の漬け物や味噌など発酵食は、歴史の積み重ねとあいまって「まさに絶品!」と言えるものがとても多く、地域の宝物です。
 これら伝統食は、海の魚などを除き食材生産、つまり農の現場から口に入るまで、かつては極めて狭い地域内で完結していたわけで、個別のレシピとしてだけでなく、地域の食の文化を紐解く重要な財産と考えています。
 しかし、ここ半世紀において社会状況の変化は凄まじく、情報や流通の発達は食文化に革命といっても良いくらいの変化を巻き起こしました。
 一例をあげますと毎日買うことで保存の必要がなくなった結果、保存の必要性から生活に根付いてきた麹発酵文化は、残念ながら急速に生活の場面から姿を消しつつあります。
 また、「食」と「農」のいずれも流通機能の発達により生産現場と消費現場の距離が大きく開き、生産現場では、誰の口に入るのか分からない、消費の現場では誰が作っているのか分からない状況となっています。
 
「かまくら」の中では、子供たちがあたたかい甘酒を振舞ってくれます。フーフー。体が温まりますよ!

食文化を守り育てる取り組みも盛んですよ。皆さんが作ってくれた「いぶりがっこ」は、本当においしかったです。
   私は全国に誇る発酵のまちとして、また、平地の8割が農地という農業のまちとして、食と農に関わる全ての人は食べる人の健康を願ってものづくりをするまちを、食べる人は地域の食や健康との関わりを学び、そして毎日欠かせない食を楽しむことのできるまちにしていきたいと考えています。
 そうすることで、食の生産地としての役割を果たすこと、人とまちの元気を創出していくことがまちづくりの大きな目的です。

 このホームページでは、食を学び、楽しみことを発信していきます。さらには食を通じて、潤いやゆとりある暮らしを送る仕掛けもお伝えしていきます。
 「横手やきそば」を始めとして、我がまちには食を楽しむ文化も根付いており、食に関するイベントも目白押しですのでタイムリーにご紹介していきます。

秋田県横手市が展開する「食と農」にぜひご注目ください。



 
横手市「食と農」からのまちづくりプロジェクト
〒019-0792 秋田県横手市増田町字土肥館173番地
TEL:0182-45-5537 FAX:0182-45-5562