ホーム >  横手の食文化・加工品

 

横手市は、横手盆地の中央に位置し、盆地特有の気候と肥沃な大地に恵まれて、米や大豆などが栽培されてきました。その米や大豆を活用して、味噌、醤油、漬物、日本酒、甘酒などの発酵食品が作られました

 

横手には、昔は多くの麹屋があったと言われ、横手の食文化の中心には、米から作られた米麹(糀)があり、発酵文化として現代まで引き継がれてきました。
米が安定して生産され生産量も多かったことから、主食用の米に加え、加工用にも米を利用することができたために、米を使った麹の食文化が発展してきました。

 

味 噌

米どころ横手の味噌は、米麹が多く入っており、独特の甘みと旨みが特徴です。通常は大豆1に対して米麹1の割合ですが、横手の味噌は大豆1に対して米麹2(二倍麹)あるいは米麹3(三倍麹)の割合です。

 

 

日本酒

市内には、5軒の蔵元があります。品質の良い米と清らかな水が、香りよく味わい深い日本酒を作ります。横手は、秋田の日本酒を築きあげてきた「山内杜氏」の故郷であり、酒造りの伝統の技を引き継いできました。

 

 

甘 酒

甘酒は、横手では「あまえっこ」とも呼ばれています。甘酒は夏の季語ですが、冬のよこての風物詩「かまくらまつり」では、かまくらの中で、子どもたちが甘酒を振る舞います。栄養価の高い伝統的なノンアルコール飲料です。

 

 

 

漬 物

また、横手は雪の多い地域であり、食べ物を貯蔵したり保存したりしながら、雪で閉ざされた厳しい冬を乗り越えてきました。その中で、食料を保存したりする知恵を育んできました。漬物は、横手では「がっこ」とも呼ばれており、多くの種類があります。

 

いぶりがっこ

燻した大根を漬け込んだものが「いぶりがっこ」です。横手では、山内地区を中心に生産がさかんです。毎年「いぶりんピック」を開催し、生産者の技術向上を図っています。

 

 

 

花ずし

花ずしは茄子を使った漬物で、なすの上に食用菊、もち米、赤唐辛子があり、見た目にも鮮やかです。「紋漬け」とも呼ばれます。毎年冬には、「なすの花ずしコンテスト」が開催されています。

 

 

なた漬け

なた漬けは、その名のとおり大根を「なた」でそぎ切り、塩で下漬けし た後、甘酒を加え漬けた漬物です。糀の自然な甘みが特徴です。

 

 

 

 

郷土料理

長い歴史の中で、横手の風土や先人の知恵などによって培われてきた食文化、その中でも地域の農産物を活かした郷土料理は今も受け継がれています。

 

いものこ汁

山内特産の「山内いものこ」を使ったいものこ汁は、秋の定番料理です。毎年9月に開催される「いものこまつり」は、多くのお客様で賑わいます。また、市内の学校では、子どもたちが材料を持ち寄って、自分たちでいものこ汁を作る「なべっこ遠足」という学校行事も行われています。

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納豆汁

納豆をすり鉢ですりつぶし、味噌仕立ての汁に入れ、細かく刻んだ里芋、きのこ、わらび、豆腐、油揚げなどが具材となります。濃厚でクリーミーな味わいで、体が温まります。横手では、お正月に納豆汁を食べる家庭も少なくありません。

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みずかやき

「みず(うわばみそう)」は、春から夏にかけて採れる山菜で、くせがなく、シャキシャキした食感でねばりもあります。「かやき」とは、貝焼きという言葉がなまったもので鍋料理の一種です。みず、なす、たまねぎ、塩くじら、豆腐などが具材となります。

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お菓子

行事食やおもてなしの一品としてお茶うけなどに振る舞われる伝統食です。今では、様々なアレンジを加えたものもあり、子どもからお年寄りまで親しまれています。

 

こざきねり

米のスイーツです。米を水に浸した後、すり鉢に米を入れすりつぶし、火を加えて砂糖や塩を入れよくかき混ぜ、酢を加え冷やしたら完成です。季節の果物などを入れて食べます。ちなみに、「こざき」とは、未熟な青米やくず米などの砕け米(こわれ米)のことです。

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くるみ寒天

秋田の県南地方では、寒天を使った料理がさかんです。普段のお茶うけからおもてなし料理としても食べられます。また、寒天料理のレパートリーの多さも特徴です。卵、野菜、フルーツ、小豆、牛乳、サラダなど寒天で固める具材は多種にわたります。その中でも、くるみ寒天は人気の一品です。

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笹巻き

笹の葉でもち米を包み、煮た後に冷まします。砂糖や塩を混ぜたきな粉につけて食べます。笹の葉のほのかな香りがし、もっちりしたもち米に甘いきな粉がよく合います。初夏の横手を代表する行事食です。

 






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